2022年05月15日
エンゼルス・大谷翔平が日本人最速米100号
エンゼルス・大谷翔平が日本人最速米100号
米初出場の地で打球速度177キロの弾丸弾
報知新聞社
米初出場の地で打球速度177キロの弾丸弾
報知新聞社

◆米大リーグ アスレチックス―エンゼルス
(14日・オークランド=オークランド・コロシアム)=第2試合=
エンゼルス・大谷翔平(ロイター)
© スポーツ報知/報知新聞社
エンゼルス・大谷翔平投手(27)が14日(日本時間15日)、ダブルヘッダー2試合目となる敵地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。5点リードの5回無死二塁で迎えた3打席目に、5試合ぶりの一発でメジャー通算100本塁打となる7号2ランを放った。
先発右腕・オラーの初球を捉えた。真ん中付近に甘く入った92・8マイル(約149・3キロ)のシンカーを中堅左に打球角度22度の弾丸ライナーで運んだ。打球速度110・1マイル(177・2キロ)、飛距離418フィート(約127・4メートル)だった。
今季チーム初のダブルヘッダー。1試合目も「3番・指名打者」でフル出場し、先取点をたたき出すなど、4打数2安打1打点で、3試合ぶり今季10度目のマルチ安打をマークした。だが、チームは2点リードの9回2死から守護神・イグレシアスがバレラにメジャー初本塁打となる逆転サヨナラ弾を被弾。第2試合も初回に先取点を奪われた。
アスレチックスの先発は今季メジャーデビューしてここまで0勝2敗、防御率11・17だった右腕のオラーだった。初回1死一塁の1打席目は、外角のチェンジアップに食らいついたが、遊併打。思わず天を仰いだ。チームは2回に追いつくと、好調ウォードの8号満塁本塁打で勝ち越し。2打席目も三ゴロに倒れていたが、3打席目に節目の一発を放ち、ベンチではお決まりのカウボーイハットを目深にかぶっていた。
日本人メジャーリーガーで100本塁打を放ったのは松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に続いて3人目。100号到達のスピードは圧巻だ。イチローが12年目の1851試合目。松井とは同じ5年目での到達だが、松井の636試合に対して、大谷は459試合目と、日本人最速で到達した。
この日のオークランド・コロシアムは、18年3月28日(同29日)に大谷が「8番・指名打者」でメジャーデビューを果たした球場。初打席初安打をマークした原点で100号の大台に乗った。
2022年04月01日
大坂なおみ今度はうれし泣き 五輪金ベンチッチに逆転勝ち
大坂なおみ今度はうれし泣き 五輪金ベンチッチに逆転勝ちでマイアミOP決勝進出
報知新聞社 - 51 分前
報知新聞社 - 51 分前
◇テニス マイアミ・オープン第10日(31日・米マイアミ)
▽女子シングルス準決勝 大坂なおみ2(4―6、6―3、6―4)1ベリンダ・ベンチッチ
▽女子シングルス準決勝 大坂なおみ2(4―6、6―3、6―4)1ベリンダ・ベンチッチ

大坂なおみ(ロイター)
© スポーツ報知/報知新聞社
女子シングルス世界ランキング77位の大坂なおみ(フリー)が、東京五輪金メダルのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に逆転勝ちし、決勝に進んだ。同大会では初めて、優勝した2021年全豪オープン以来の決勝進出。「素晴らしい雰囲気。決勝に進めて泣いちゃった」と喜びの涙を流した。決勝はイガ・シフィオンテク(ポーランド)―ジェシカ・ペグラ(米国)の勝者と対戦する。
第1セットは第2サーブを狙われて11本中2ポイントしか取れず。3連敗中と苦手のベンチッチを相手に、この大会で初めてセットを落とした。しかし「全豪の後、すごく練習してきた」という自信を胸に修正。第2セット以降は第2サーブのポイント率も改善し、強打で相手を振り切った。この試合で決めたサービスエース18本は、今季の女子ツアー大会では最多の本数だった。
世界ランキングを上げる意味でも大きな勝利になった。決勝進出で36位まで上がることが確定。優勝すれば苦手のクレーシーズンを前に、出場できる大会の選択肢が増え、全仏オープンでのシードも見えてくる。
2022年03月31日
須賀川記者が見たロシア軍の“非人道的”な攻撃
「到底許されることではない」戦禍のウクライナ南部の都市
・ミコライウで須賀川記者が見たロシア軍の“非人道的”な攻撃
TBS NEWS 2022/03/30 21:30
・ミコライウで須賀川記者が見たロシア軍の“非人道的”な攻撃
TBS NEWS 2022/03/30 21:30
写真: TBS系(JNN)© TBS NEWS 写真: TBS系(JNN)

ロシア軍とウクライナ軍の衝突の最前線となっている、
ウクライナ南部の都市・ミコライウ。
現地への取材を敢行したTBSの須賀川記者が目にしたのは、
“非人道的”とされる兵器・クラスター爆弾が、
静かに生活を送る民間人に対して使用されたとみられる証左の数々だった。
「到底許されることではない」静かな怒りを胸に秘めた
須賀川記者の取材を通して、民間人をも巻き込み、
激化の一途をたどる戦争の現実を報告する。 (30日21:30)
ウクライナ南部の都市・ミコライウ。
現地への取材を敢行したTBSの須賀川記者が目にしたのは、
“非人道的”とされる兵器・クラスター爆弾が、
静かに生活を送る民間人に対して使用されたとみられる証左の数々だった。
「到底許されることではない」静かな怒りを胸に秘めた
須賀川記者の取材を通して、民間人をも巻き込み、
激化の一途をたどる戦争の現実を報告する。 (30日21:30)
2022年03月26日
平昌4位の宮原知子、引退発表…
平昌4位の宮原知子、引退発表…「やりきった気持ちでいっぱいです」
読売新聞 前
読売新聞 前
フィギュアスケート女子の宮原知子(さとこ)(木下ク)が26日、現役引退を発表した。

宮原知子(2021年12月27日、さいたまスーパーアリーナで)
© 読売新聞
自身のブログで「この度、現役を引退することを決断いたしました。唐突なご報告で申し訳ございません。いつが良いか思案した結果、自分の誕生日にしよう!と思い、本日となりました」と24歳の誕生日に発表した。
今後については、「夢は沢山ありますが、まずはプロスケーターとして自分のスケートを極め、新境地を開いていけるよう、これまでの経験を活かして頑張っていきたいと思っております。詳細につきましては4月1日にメディア公表をいたします際にお話しさせていただきます」とした。
宮原は身長1メートル52の小柄ながら、安定感のあるスケーティングやジャンプを武器に2018年平昌(ピョンチャン)五輪で4位入賞。世界選手権は15年に銀、18年に銅メダルに輝いた。北京五輪も出場を目指したが、最終選考会を兼ねた昨年末の日本選手権で5位にとどまり、2大会連続の五輪出場を逃していた。これについてはブログで「今シーズン、スケート人生で一番、自分と向き合い、毎日を大切に過ごしてまいりました。これまで以上に、もうこれ以上はできないと納得いくまで練習し、試合に臨んだシーズンでした。私の中で悔いはなく、やりきったという気持ちでいっぱいです」と心境を記している。
2022年03月26日
世界フィギュア坂本花織が初優勝 浅田真央以来8年ぶり
世界フィギュア
坂本花織が初優勝 浅田真央以来8年ぶり
毎日新聞
坂本花織が初優勝 浅田真央以来8年ぶり
毎日新聞
フィギュアスケートの世界選手権は第3日の25日、フランス・モンペリエで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)1位で北京冬季オリンピック銅メダルの坂本花織(21)=シスメックス=が155・77点でフリーも1位となり、合計236・09点で初優勝した。日本勢の金メダルは2014年大会の浅田真央以来8年ぶりで、通算6人目。坂本はフリー、合計とも自己ベストを更新した。

フィギュアスケート世界選手権・女子フリーで初優勝した坂本花織
=フランス・モンペリエで2022年3月25日、AP
© 毎日新聞 提供
坂本は兵庫県出身。17歳で初出場した18年平昌五輪は6位入賞。グランプリシリーズのNHK杯は2連覇中。ロシア勢が得点源とする4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などの大技を構成に入れず、演技の完成度を高める戦略を取っている。
ウクライナ侵攻による制裁措置で、前回大会で表彰台を独占したロシア勢は国際大会から除外されている。今大会は、昨年の世界選手権女王で北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワ、前回大会銅メダルで北京五輪は銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ、世界歴代最高得点保持者のカミラ・ワリエワが欠場した。
15年以降に開催された6大会(新型コロナウイルスの感染拡大で20年は中止)のうち5大会は、ロシア勢が優勝した。
坂本花織「このメダルにはすごく価値がある」
今年は(北京)五輪の1カ月後に世界選手権があって本当に調整が今まで以上にきつくて、どうなるかなと思っていたが、最後の最後までやりきれた。このメダルにはすごく価値があるなと感じている。(このメダルを誰にささげるかと聞かれ)一番は(コーチの)中野先生だし、グレアム先生と川原先生の支えがあってこそ、自分がここまでの演技ができたと思うので、先生方にいい報告と恩を返せたかな。