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日記・一般  |その他北海道

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2007年01月11日

JR江差線

今日も「尾田便」を51戸に配布した。

JR江差線に乗ったのは何時だったろう。
思い出せないほどの期間乗っていない。

10年後に新函館駅まで
北海道新幹線が開通すると
JR江差線の木古内江差間は
必ず廃止される見通しであることが
既定の事実となっている。

関係する上ノ国町や江差町も
その代替えとして民間バスの運行で
住民の足を確保するとしている。

一つの町にJRの駅が6駅もあるのは
全国的にも数が少ないと言う。

今日の訪問で高齢者の方が言う。
歳を取るとトイレが近くなる。
ちなみに町内の6駅の中で
それなりのトイレとして
整備されている駅は2駅だけだ。

電車はトイレ付きで走っている。
時には30分、40分間も待って入れないのが
高齢者なのだと言う。
代替えバスは、トイレ付きになるのか?と問う。

JR瀬棚線、松前線が廃止されて
代替路線バスが運行されて久しいが、
トイレ付きバスの運行でないことは事実である。

また、人里と離れた所にトイレタイムができる
トイレが確保されている
路線にはなっていないはずだ。

近い将来この様な実態になることは
車の持っていない住民や交通弱者の
高齢者が一番負担を強いられることになる。

上ノ国の10年後は高齢者率が35%以上に
なっていくことは確実である。
交通弱者の切実な思いを
人ごととして
行政・議会等も傍観してはならない。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 20:46Comments(0)

2007年01月10日

限界地域

今日は議会報告の「尾田便」を43戸へ配布した。

65歳以上の人口が50%を超える町村は
限界自治体と言う。

上ノ国町には21の町内会がある。
65歳以上の住民が50%を超える超えている
自治会組織が7町内会あり、
これが現状のまま推移すると限界地域となってしまう。
町の統計でも65歳以上の人口が
約30%に到達している。

いま町は地区住民と行政との連携
住民の町政への参画を求める手法として
役場職員の地区担当制をとり
積極的に行政情報の共有を図ることを
執り進めている。

職員が地区住民の中に入り
住民の生活実態や住民の思いを
肌身に感じ取ることだ。
その中で役場の仕事にどう活かすのか
活かす姿を見られていることを
自覚することが大切だ。

限界地域と言われる地区のみなさんには
元気で過ごし暮らせる「種」が必要だ。
生きてる喜びの「種」である。
その「種」がほしいと
限界地域と言われてしまう
ところで暮らす
高齢者住民の声である。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 19:31Comments(0)

2007年01月09日

住民の叱責

今日は45戸に「尾田便」を配布した。
住民のみなさんから沢山の注文と叱責を受けた。
みなさんは上ノ国が好きだ。
だから叱責もする。



行政や議員の姿にもどかしさを感じているのだ。
議員は何で議会で質疑や議論、発言をしないのかと。
誰のためにいい子になっているのか?と。
住民は自分たちの立場に立った議員になれないのかとも言う。

私尾田は、昨年6月繰り上げ当選で議員になった。
6月第2回定例議会での一般質問38問。再、再々質問19問で計57問行った。
9月第3定例議会での一般質問9問、再、再々質問7問で計16問行った。
12月第4回定例議会での一般質問28問、再、再々質問16問で計44問行った。

住民のみなさんの思いや声を代弁して議会で質せるのは
各定例会での一般質問の場である。
私は住民の思いを具体的な政策にして
政策提案型の一般質問に心がけている。

前期の議員時代に
各議員が一般質問するなら
私の質問件数を少なくしてもいいと言ってきたが
質問する議員が一向に増えない。

住民は尾田議員だけが質問している
議会だよりは尾田議員だけのものになっているとも言う。
そうではないのだがそう思われている。
質問するのは町の足引っ張りだとも。

議会報告の「尾田便」を発行するのに
5万円近くかかっている。
費用は議員報酬を使っている。
住民のみなさんへのそれが当然の責任だと思っている。

私は定例会が終わると
次の日から3ヶ月後の定例会の準備のため
町内廻りや皆さんの声や要求を聞く活動に入る。
これも住民のみなさんへの
責任を果す活動だと思っている。
上ノ国を愛している住民のためにも
私の信念は貫きたい。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 19:47Comments(0)議員活動

2007年01月08日

認定農業者の思い

爆弾低気圧は日本海を通過せず太平洋側の通過となったため、
今日の上ノ国町は強風の吹き荒れもなく北西の風に変わり、
吹き返しの強風もそれほどではありませんでした。
時々濡雪の吹雪となりましたが、議会報告の「尾田便」を31戸配布しながら、
新年の挨拶回りをしました。


町特産のキヌサヤエンドウ

町内の認定農業者の中でも、息子夫婦と水田と畑作
町特産のキヌサヤエンドウを作付けし、
家族経営で頑張り健全経営をしている農業者ですが、
昨年は白大豆の価格が市場のダブツキで価格が暴落し
農業収入に大きな影響を及ぼしているとのこと。

また、白大豆への国の産地づくり交付金も今年の秋でなければ
全額農家に交付されません。

JAは、市場のダブツキで販売ができないとのことで
市場で販売ができるまで倉庫に保管しなければならないから
保管料を徴収すると言ってくる。
更に、一俵当り5,000円の前渡金がほしいなら
80円の利息を支払ってもらうとまで言う。

白大豆の作付け等を推し進める国の農業施策は
市場原理導入の下に、豊作になればなるほど
価格が暴落し「生産者が泣きを見る」政策ではないのか。
この様な農業への意欲をなくする農政では
後継者の息子夫婦も
明日の農業への希望もなくなってしまうと
切実な思いを語っています。

国の「品目横断的経営安定対策」は、
認定農業者・集落営農組織を中心とした
農政への転換ですが、
小規模経営農業地帯の農業経営者には
農政の矛盾の影響が端的に表れ、
農業経営の意欲を失う農政となっていると
言わなければなりません。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 20:36Comments(0)議員活動

2007年01月07日

願いは同じですが?

昨日は150戸へ議会報告の「尾田便」を配布訪問。
今日は、午後から檀家寺の総会があるので、午前中に90戸訪問し「尾田便」を配った。
訪問した住民の皆さんと新年の挨拶を交わしながら、
皆さんの思いは開口一番、「仕事がない」「町はこのままでいいのか」
「町全体が活気や迫力がない」などの声が多い。
住民から付託を受けている議員の一人として責任がある。

北海道では、歴史的には古い町であるが、
新時代の始まりとされる明治時代から
生産構造は、半農半漁とカムチャッカ(サハリンや千島列島)への
ヤンシュウ(漁場への出稼ぎ)で、生活をしてきた町である。
これが昭和15年の太平洋戦争前まで続く。

昭和20年以降の戦後は、食糧難で漁家も裏山を耕す。
更に日本短角牛まで飼う様に(町が不漁時の収入補完としてすすめる)。
昭和30年代から始まった高度成長時代に入って
小規模経営の農家や漁家の次男や三男が
都市の働き手となる出稼ぎにいく。
また、婦女子は、十勝方面の大規模農家の働き手となった。
田舎の町でも、公共土木工事が多くなり、
半農半漁に携わっている者も地元の土木工事で働き
日銭を稼ぐ。

昭和45年から米の減反政策が始まる。
反(10a)当り8万円から7万円の減反奨励金だ。
零細農家は、米では喰えないから土木工事が生活基盤の主体となった。
漁業者はこの時代は、前浜でイカ漁は朝まで沖にいれないで
一度陸に帰ってイカを陸揚げし、また沖に行く「千釣け、2千釣け」(千匹2千匹)
も釣れていたので、農家の親父もイカ漁船の「乗り子」として漁にでていた。

それでも昭和60年代までは、農業で12億円、漁業でも同じぐらいの
生産販売額があった。

それが今日、それぞれ約半分近くに落ち込んでいる。
だから首長は、「農業・漁業で喰える町」
農業10億円、漁業10億円の町にと、公約を掲げた。

出稼ぎや日銭稼ぎで生活基盤を築いてしまった住民。
農業、漁業の現実は非常に厳しい。
公共工事も激減している。
しかし、今まで身に染みこんでしまったものから、なかなか抜け出せない。
だから他から見ると、苦しい苦しいと口では言ってるが
まだまだ余裕があるんだなと見られている。
これが今日上ノ国の現実である。
しかしこのままではいけないことは解っている。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 21:48Comments(0)議員活動

2007年01月06日

積雪ゼロ



昨夜は満天の星空に月が煌々と輝いていました。
真冬の季節なのに異常な気候で積雪なしが続いています。
例年なら11月から石油ストーブの世話になるのに、暮れまでの2ヶ月間に500リットル余りより灯油を焚いていません。
油が高いときに灯油代の支出が少なくて済んでいることは大変助かります。

町は、町道延長約69km も含めて除排雪の予算を3,300万円余りの予算を計上したのも、一昨年は11月中旬に根雪となり、12月末までに排雪を行わなければならない状況だったので、18年度予算は平年より増額しました。
建設業者への委託事業なので、今日まで除雪出動なしなので予算の執行もゼロ。
財政の厳しい町としては喜ぶことですが、冬期間は土木等の公共工事がない時期での除排雪事業は、委託業者はもとより、働けることを予定していた労働者の収入の場もなくなり、寒さより厳しい生活の現実が続いている今日です。

今日は、こんにちは「尾田便」ですの議会報告を配布しながら、新年の挨拶回りをします。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 09:15Comments(0)議員活動

2007年01月05日

町内会総会




午前10時より平成19年の町内会総会が、会員の33%が出席して開かれました。
平成18年の事業報告、各会計収支決算報告、19年の事業計画、各会計収支予算案など、全員賛成で可決、決定されました。
桂岡町内会は、町の自治会総合補助金交付制度を活用し、神社境内にヒバの苗木を植えて、地域の環境緑化事業を行うなど、町内会活動の活性化を図っています。

総会に、町内会担当の町職員も出席し、上ノ国町が推し進めている「町行財政改革」に基づく、各種事業推進についての報告を行いました。
総会に出席した住民からは、地元に仕事がないなかで町の各種負担が多くなり、税金を支払いたくとも支払えない状況にある。地元で働けるようにしてもらいたい。
町や議会も含めて知恵を出し、企業誘致でもして働く場所を確保してもらいたい。などの意見がだされました。

町は、平成21年度までの「行財政改革計画」を遂行する中で、「農業・漁業で喰える町」を基本戦略として、農業・漁業販売総額をそれぞれ10億円を計画目標としています。
しかし現実は、第一次産業である農業・漁業で生計を立てている世帯数は、町草世帯数2,700比で10%の現況にあり、農業・漁業で喰える町には相当厳しい計画となることが予想されます。

第一次産業の基盤を整備確立するまで、他は我慢では住民への豊かさの配分はなされないことになります。住んでる住民への豊かさの配分に当たって、第二次、三次産業基盤の振興対策についても、重要視した政策展開を同時に進めていかなければ、お金が落ちない、入らない町になってしまいます。

第一次産業の振興のためには、いまの生産物をいかに付加価値高めて、消費者の求める安全・安心を保障できる産品として創り上げていくかです。
また、恵まれている自然・天然資源をいかに活かし活用して、二次・三次産業の振興を図りいかに、町にお金を落としてもらうことができるかも「カギ」となります。

さらに、国内では上ノ国町だけより産出されない、天然の「地下資源」を、公的関係研究機関と連携し、町を活性化させる「公共資源」として発展させることができるのかどうかについも、大きなまちづくりの課題となっています。

建設業が基幹産業の時代ではありません。企業人のみなさんも、いかに生きていくのか生死のかかっていると時てす。
町の経済の中核を担ってきた経済人として、これまでに培ってきた能力を最大限に発揮して、まちづくりを背負って立つ気概を示してもらいたいと願うものです。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 15:16Comments(0)

2007年01月04日

平成19年上ノ国町消防団出初式


     式辞を述べる草間貞一上ノ国町消防団団長



平成19年上ノ国町消防団出初式が、町内各分団から109名と婦人防火クラブ員29名が参加し執り行われました。
上ノ国町は、昨年は幸いにして大きな災害等が発生しませんでしたが、春の山菜タケノコ取りの時に行方不明者がでる事故が三件も発生し、自衛隊、警察、消防団員など延べ500人余りが出動しての捜索活動が行われました。しかし残念ながら町民の一人が発見できず今日に至っています。

町内各分団では、消防団員の新規入団者の若い世代のなり手が少なく、住民の生命と安全を守る予消防対策の課題となっています。
住民の生命と安心、安全を守る立場にある行政組織である役場は、日常的にその先頭に立っているところでありますが、行政職員の消防団員への組織化についても、普段仕事に従事しながら、予消防業務に当たっている一町民である各消防団員の献身的な活動を拝見させる中で、町としても行政職員の消防団員への組織化について検討すべき時であると考えます。

また、消防団員として永年勤続された団員の皆さんに、北海道消防表彰、北海道消防協会定例表彰の伝達式も行われました。
北海道消防表彰受章者
永年勤労章(30年)第2分団副分団長・池田健二、第4分団副分団長・尾田武博、第2分団部長・大佐賀賢司
勤労章(20年)第4分団部長・石沢茂、第7分団班長・小松茂、第1分団団員・田口千代美
10年勤続章・第8分団班長・伊倉正幸
北海道消防協会定例表彰
30年勤続章・第2分団副分団長・池田健二、第4分団副分団長・尾田武博、第2分団部長・大佐賀賢司
20年勤続章・第3分団団員・斉藤秀春
10年勤続章・第3分団団員・草間修、第5分団団員・宮城誠貴、宮城輝基  
Posted by おだっちの菜の花油 at 12:38Comments(0)議員活動

2007年01月03日

正月三ヶ日

私達夫婦と子どもたち2家族、孫3人で穏やかな正月三ガ日を過ごした。
今朝それぞれ車で帰途につき、また夫婦2人の静けさに戻った。
正月に、晩秋に掃き残った庭の落ち葉掃きをした。
この様な冬などこれまでありえないことだ。
これも異常気象の出来事なのかと、びっくりする暖冬になっている。

  
Posted by おだっちの菜の花油 at 13:18Comments(0)

2007年01月02日

降雪ゼロの正月




昨年の正月は余りの積雪でしたが今年の正月は積雪ゼロです。
コケ庭も緑色です。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 16:18Comments(0)

2007年01月01日

初日の出



新年明けましておめでとうございます。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 13:46Comments(0)まちの風景