さぽろぐ

日記・一般  |その他北海道

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2007年02月05日

ああーもったいない

 この冬は本当に異常だ。
 上ノ国は
 降雪は多い方でないが
 余りにも少ない。

 立春も過ぎ
 厳しい寒さも
 例年でも2月いっぱいだ。



 上ノ国は
 山菜の宝庫である。
 2月下旬・3月上旬からは
 ギョウジャニンニクが出始める。


 山ワサビ、三つ葉、ワラビ、
 タケノコ、ゼンマイフキ、
 アザミ、ニオ、キノコ等々
 山菜取りで
 約1億円近い販売額がある。

 これらの山菜は
 加工品として
 手を加えて販売していない
 金額である。

 化学肥料や農薬など
 一切使用されていない
 天然の宝物であり
 上ノ国の一大特産品である。

 いま私は
 毎日
 もったいないもったいないと
 この様な話をして歩いている。

 山菜を採っているみなさんが
 一人一人が自宅で
 グループで
 地域で
 加工して付加価値を
 付けようと。

 賑々しく
 肩に力をいれなくとも
 数億円の
 産業づくりができますよと。

 これまでの行政は
 補助金の付く仕事を
 何々事業だとして実施してきた。

 町は
 住民の為にやっていると言っても
 住民は
 それは町がやっていること
 という受け身で思っていることである。

 山菜を採って売っていることは
 当然それぞれのフトコロにお金がはいっている
 それが
 町の特産品としての
 大きな産業興しになっていける
 財産であることを確信にさせること。

 そうさせる行政の知恵が
 いまの上ノ国に必要なのである。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 21:11Comments(0)