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2007年08月23日

議会報づくり



      

 今日は札幌市で、
 全道104町村から議会報編集担当議員や
 議会事務局職員など464人が出席し、
 「議会報づくり」についての研修会が開かれました。

 講師として広報プランナー・和田雅之氏が招かれ、
 「議会報づくり」の手がかりと手順と題して
 紙面づくりの実例を示しながら3時間の講義を受けました。

 和田先生は、
 議会報は「住民に親しまれどう読んでもらうのか」
 でなければならないものであり、
 議会報を構成するポイントをまず知ること。

 議会報は経過の広報であり
 どんな質疑をし、
 どんな答弁をしたかの内容として
 審議の概要報告、一般質問の概要報告
 予算委等の質疑概要報告、 
 各常任委員会活動報告、
 陳情・請願・意見書等の経過など、
 少ないページで中味を濃くつくること。

 広報編集委員として
 ものを見る目、伝える視点を養うことが重要。

 議会の流れ、時代の流れ、読者の読みたい記事、
 起きたことをそのまま伝えるスビード記事、
 企画ニュースなど
 紙面の目的をしっかりと持つこと。

 あらゆる社会で最大の関心事について、
 (距離性、話題性、関心性、実利性、影響性、
 人間性等)
 日頃のアンテナをはっておくことが大切。

 更に読みやすい紙面とするために、
 レアウト・編集企画を十分に練り、
 表情のある紙面づくりをすること。

 分かり易くするために、
 文章表現の想いを練る、妙をつかむこと。
 お役所的文章でない、
 平易・正確・簡潔をモットーとすること。

 見出しは記事を読ませるけん引車であり、
 読まなければ損をする思いをさせる見出しにすること。
 などと講義をしました。

 議会報づくりの研修会に今回初めて参加し、
 私が日頃想い描いていた広報づくりの考え方が、
 和田先生の講義を受け、
 間違いでなかったことに確信が持て、
 大変勉強になった研修会でした。  
Posted by おだっちの菜の花油 at 23:10Comments(0)議員活動