さぽろぐ

日記・一般  |その他北海道

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2007年09月12日

命を賭けている住民の目

            町議会を傍聴

 何か不思議だ、質問も、答えも台本になっている。
 私は議会の演劇を見ているように思えた。
 迫力が無く、緊張感が無い淡々と,台本の答えが、議会ってこのようなものなのかな?
 其れに疑問が、あんな難しい専門用語各議員さん解るのかなー、
 私は中学しか出ていないので理解できない
 私は町民と議会がかなりのギャップがあるように感じられた。
 自分にも人にもわかる言葉で質問や受け答えをして貰いたいのは私だけでしょうか?
 あれでは傍聴者は増えないと思う
 議長はもう少し端的に手短にと、そんなものなのかな、
 そんなに簡単なものでは無いように思うが、
 一人の議会議員が真剣に頑張って見えた。一人だけ目立った。
 私はこの人を選んで間違いがないと確信をした。


 この文章は、わが町で商売をしている店主さんが、
 店の忙しい時間を割いて、
 いま開かれている町議会を傍聴した感想と思いです。

 町の厳しい経済状況の中でも、
 自分の生まれたふるさとで、
 どんなことがあっても自ら選んだ商売で、
 生き抜いていこうという思いが、
 議会傍聴へと足を運び、
 議会を見聞きして思った住民の本心です。

 住民みなさんからの負託を受けて、
 議会活動をさせて頂いているひとりとして、
 真摯に受け止めさせていただかなければなりません。

 そしてその任にあらば、
 6,400人余の住民の皆さんに対して、
 議会の場は、
 命がけの真剣な議論をしてこそ、
 責任の一端を担わしていただけるものです。

 日々いつでもどこでも、
 住民の目線で活動すべきことを、
 改めて教えていただきましたことに感謝申し上げます。
 ありがとうございました。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:32Comments(0)

2007年09月12日

検閲検査と安倍首相辞任

 第3回議会定例会の2日目、
 決算審査特別委員会のため休会日とし、
 自治法に基づく議会議決をして、
 決算審査関係資料の「検閲調査」を実施しました。

 事前に資料提出申請をした委員は5人だけで、
 尾田議員は、
 46件の各事業に係わる資料提出申請をして、
 調査を行いました。

 明日13日午前10時より決算審査特別委員会が、
 本会議場を使用して行われます。
 検閲調査実施中に、
 安倍首相辞任のニュースが伝わってくる。

 度々ブログにも書き込みましたが、
 最後まで国民への説明責任を果すことなく、
 臨時国会を召集開会し、
 所信表明演説を行い、
 今日から各党の
 代表質問が行われるという直前になって、
 政権を投げ出す
 国政史上ありえない
 無責任な行動を取った
 政治家であると言わざるを得ません。

 臨時国会が開催されいるいま、
 国政の場に空白の時間を
 つくることはあってはなりませんが、
 早い時期に衆議院を解散し、
 国民に信を問うべきであります。

  尾田議員一般質問と答弁(9/11) 

 5、栽培養殖事業への町の主導的な指導支援体制の確立を。

 海洋牧場のアワビ養殖事業について、私は、3月の第1回定例会と6月の第2回、そして今議会の質問と3定例議会で一般質問として、繰り返し取り上げて質問させて頂く理由は、新上ノ国地区地先型増殖場(海洋牧場)が約5億円、栽培漁業センターが2億3千万円、風力発電所は2億1千5百万円、合計約9億4千7百万円、町民1人当り元金で約14万5千円の借金をし、国費、道費含め総事業費約62億円を投じて、実現された事業であるからであります。

 また上ノ国町は、この栽培養殖事業を成功させ、この事業に携わり経営の安定を図る、漁業者をつくり育てる責務を、国民に示していかなければならない大きな責任があるからであります。
 しかし、実験事業開始以来、本格的な事業実施に入って、10年以上経過している今日、国内外の漁業諸情勢の大きな変化もありますが、海洋牧場でのアワビ養殖事業に携わる漁業者の拡大や、漁家経営の安定化に十二分に繋がっているとは思われない、今日の状況であると判断せざるを得ません。
 それだけでなく18年度末の3月末日までに、アワビ種苗代を町に支払わなければならない状況から、養殖アワビを町内商業事業主に青田売りをして、町に種苗代の支払いをした行為は、町民の税金をアワビ種苗補助金として、交付されていたことに鑑みれば、生産組合員の経営責任が問われるところであります。

 それにもまして町行政は、町民の税金を種苗代に補助金として交付していたのにも係わらず、商品として販売できないアワビも含めて、青田売りまでさせて種苗代金の回収を図った責任は、生産組合に増して、指導責任が重大であると言わざるを得ません。町行政の責任を明確にしつつ、、確固とした指導支援体制を図っていく方策を示すべきでありますが、町長の所見を求めます。

  町長答弁

 次に、五点目、栽培養殖事業への主導的抜本的な指導支援体制の確立についてのご質問でありますが、
 海洋牧場はつくり育てる漁業のモデル事業として北海道が外郭施設と陸上施設を整備し、主要魚種でありますアワビを中間育成するために栽培漁業総合センターと風力発電施設を整備し、さらに増産体制を整えるために補助金を支給し、町としての支援体制を講じたわけであります。しかし、アワビの販売が思うように延びず、厳しい法人運営を余儀なくされたと伺っております。

 町としても、大型のアワビ出荷により生産額が伸びることを期待して養殖技術指導を行って参ったところでありますが、結果として大型アワビの量産化に至らず非常に残念に思っているところであります。このような反省を踏まえ、生産組合としても個々の組合員の責任明確化を図るなど、徹底した管理による生産体制を強化したことが確認されております。
 これらを含めて町としても、生産組合自身が海洋牧場設置の目的を強く自覚し、自立した組合経営確立に努めるよう、徹底した指導をして参ります。

 尾田議員は再・再質問に立ち、

 町は、町民1人当り14万5千円の借金と国・道費等62億円の事業費を投資して実現させた、海洋牧場のアワビ養殖事業を、どんなことがあっても成功させて漁業者を育てるという責任ある姿勢がなく、漁業者の責任に転嫁しようとしているのではないかと厳しく質し、養殖事業に携わる生産組合の自覚と言う以前に、町が自覚を持って漁業者と一丸となって、どんな困難があっても成功させていく姿を、町民に示していくべきだとしました。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:56Comments(0)議員活動