北海道上ノ国町・天の川菜の花油工房　尾　田　孝　人

　　　　　　　　　　　稲ニオ積んで自然乾燥
　　

　　

　町内の稲刈りの収穫作業も
　今週いっぱい天気が続くと終わる見込みですが、、
　コメづくり農家のみなさんは、
　冴えない気分での収穫作業です。

　春先の好天と８月９月の異常高温の年でしたが、
　上ノ国地方は、
　稲の穂ができる幼穂形成期の７月に、
　３週間以上も強いヤマセ（東風）風と低温、
　雨降りが続き、
　更に、出穂期の日照不足で
　十分な開花が出来ず、
　稲穂の受粉率が悪くなったために、
　不稔粒が３０～７０％以上になっています。

　稲作農家は、
　１０a当り１００～１５０ｋｇ余りの減収となり、
　農業共済制度の発動も
　一部生産者に止まることも予想され、
　米価下落の中で、
　稲作農家にとって厳しい出来秋となっています。


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