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2008年05月17日

前矢祭町長

 「矢祭町の町づくりと議会改革」と題して講演する根本良一前矢祭町長
 

 


北海道・東北市民オンブズマンネットワークと
道南市民オンブズマン主催で
「報酬の二重取りこれでいいのか議員さん」
=議会のお手盛りは住民に何をもたらすか=
をテーマとした
市民フォーラムが17日~18日の2日間の日程で
函館市で開催されますので2日間参加します。

 今日17日
 「矢祭町の町づくりと議会改革」と題して
 福島県矢祭町・前町長根本良一氏が講演しました。

 合併をしないということは
 矢祭町に人が住んでいくということ。
 合併することによって
 人が住みにくくなるということは
 言うまでもないものですが
 合併しないがためにさらに人口が減って
 人が住めなくなったとすれば
 「合併しない宣言」の意味がどこにあったか
 ということになってしまう。

 自立のための一番の課題は人口をふやすこと
 矢祭町は
 「元気な子どもの声が聞こえる町をつくる」ために
 妊婦検診は回数の制限無しで全額助成
 保育料も大幅に安くし
 学校給食費も小中学校一食100円の負担。

 水道料も20年も引き上げしていないし
 国保税も県内で5番以内で低い方
 中学3年生全員を海外派遣させて10数年になる。

 人口の自然減が年に100名を
 プラスマイナス0にすることが
 最大の事業と考えている。
 17年度から3人目の赤ちゃん誕生に
 100万円を祝い金と出し
 18年12月議会で議決し
 4人目に150万円、5人目に200万円出している。

 町の財政は町長、副町長、教育長は同額の報酬にした。
 職員も130人から65人に
 議会も平成14年に定数18から
 一挙に8人減らし10人にした。

 町の財政も地方交付税が
 2000年度の21億9200万円から
 2004年度には18億8400万円へと
 3億円も減少したが
 財政調整基金は同期間に6億5000万円から
 11億円に増加している。

 議会も「一寸の虫にも五分の魂」という
 身を切っても自立するための強い意志が込められ
 6700人の民意を反映する機能は
 ゆるめないという覚悟を示し
 大幅に議員を減らしても
 議会運営に支障を来たしたと言うことは一度もない。
 役場、議会、町民が三位一体となって
 町づくりをすすめてきた。

 矢祭町議会決意宣言は町議の責務として
 「町議会議員は、町民の信託を受けた町民の代表である。
 議員は、町民の声を代表して、矢祭町の発展、
 町民の幸せのために議会活動に努める」

 「我々は常に町民一人ひとりの立場に立って
 町政に参画しなければならない。
 町民の生活こそが日々議員活動の中で
 最も気に掛けなければならない問題である。」

 我々が受ける報酬は
 「町民が汗を流してかせいだ税金であることを忘れてはならない。」
 50年後100年後も
 びくともしない矢祭町を作り上げるためには
 世間一般の常識にはとらわれない
 矢祭町はいかにあるべきか
 矢祭町議会はいかにあるべきかであり
 ここが議論の出発点であり報酬制度を根本から見直す。

 この問題に真っ正面から取り組むことは
 決して地方自治を卑しめるものでない。
 むしろ地方自治の本来の姿を体現するもので
 全国の地方自治体に範を垂れることになると確信
 合併しない宣言を議決した矢祭町議会だからこそ
 風穴を開けることができると自負しています。

 と矢祭町と議会の取り組んでいる姿勢について語りました。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:13Comments(0)議員活動

2008年05月17日

落雷破損

    

    

 

 町営八幡牧場内に
 風力発電機が2基設置されていますが
 今年1月6日の夜半に1基に落雷があり
 風車の羽根にが破損しました。

 冬期間は風が強くまた風力発電機の羽根を
 新しく制作しなければならなかったため
 今日まで交換できないでいましたが
 昨日大型クレーン車2台で
 交換作業を行っていました。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:20Comments(0)