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2008年05月18日

市民フォーラム・アビール

 

 

 

 北海道・東北市民オンブズマンネットワークと
 道南市民オンブズマンの主催で
 「報酬の二重取りこれでいいのか議員さん」
 =議会のお手盛りは住民に何をもたらすか=
 をテーマとした市民フォーラムが
 17日~18日の2日間函館市で開催され
 北海道と東北地方の市民団体や一般から
 130人が参加しました。
 
 合併しない宣言をした
 福島県矢祭町根本前町長の講演と
 パネルディスカッションでは
 議会議員への費用弁償支給は
 報酬の二重払いと二重取りになるのではないか等々
 市民オンブズマンの取り組みについて報告され
 パネリストと参加者との意見交換や
 質疑が活発に行われました。

 また市民フォーラム参加者一同と
 北海道・東北オンブズマンネットワークが
 「報酬の二重取りこれでいいのか議員さん」
 =議会のお手盛りは住民に何をもたらすか=で
 アビールを宣言しました。

 アビールの要旨
 私たちは本日、北海道函館市において
 北海道、東北新潟、栃木の地方議会の
 費用弁償の実態、問題点及びあるべき姿について
 地方議会の「お金の使い方」の本質を議論しました。

 議員が本来の職責である議会の会議
 常任委員会などへ出席した祭に支給される使用弁償は
 最低でも5000円から15,000円程度
 支給されていることが明らかとなり
 交通費実費を大きく超えいわば議員のお手盛り
 既得権化であると言わざるを得ません。

 本日の討論を通じて私たちは
 費用弁償問題は「金額の多寡」にとどまるものではなく
 「議会(議員)の本質」に直結するということを確認しました。
 議会(議員)は首長はじめ各執行機関の予算執行等を
 絶えず監視すべき立場にあり
 議会(議員)が自らの「お金の使い方」について
 厳しい規制ができないようであれば
 到底現実の予算執行等の監視機能は果たせません。

 私たちは、議会(議員)が住民のために予算執行等を
 厳しく監視する職責を果されるよう
 使用弁償規定を定める各自治体に次の事項を求めます。

 1、費用弁償の必要性・合理性につき、各議会において
  徹底した議論・検証をすること。
 2、必要性・合理性が乏しい場合は使用弁償の支給を
  廃止すること。
 3、仮に費用弁償の必要性・合理性が存すると
  判断する場合でも
 (1)その判断根拠を住民にきちんと説明すること。
 (2)費用弁償の支給は、交通費等の実費支給によること。
 (3)支給額を公開・説明し透明性を確保すること。

  2008年5月17日
         市民フォーラム参加者一同
   北海道・東北オンブズマンネットワーク



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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:48Comments(0)議員活動