さぽろぐ

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2008年07月11日

江差町談合事件

 「江差の5月は江戸にもない」と
 北前船時代に栄華を証し
 世界に江差追分の名を成した町で
 町発注の公共工事に係る談合事件。

 町は今月5日から
 来年の5月3日までの9ヶ月間
 談合に係わった4社の指名停止を行った。

 18日に江差町で
 臨時町議会が開会される様だが
 この談合事件に
 町議会議員が係わる一社も加わり
 函館簡裁から罰金100万円の
 略式命令を受けていることだ。

 町の噂では
 町を離れた元町の重要な責務を担っていた人物が
 談合問題を告発したとかしないとか
 また
 この様な言動を現職の議会議員が
 恰もこと事実の様に発言したとかしないとか
 隣町にも聞こえてきている状況だ。

 ここで注目されるのはこの18日
 臨時町議会で談合事件問題に対し
 議会と各議員がどの様な態度を示すのか
 注目される所以である。

 町民が負担する税金で
 発注される町の公共工事に係わり
 税金を食い物にして儲けようとする
 会社(町内業者)を
 地元の業者だからとか
 指名停止や略式命令の罰金刑になったから
 これで決着されたのだとするのかどうか
 議会や各議員の態度が注視されるのである。

 それだけでない
 議員は住民の負託を受けているだけでない
 この事件に係わる予算執行を
 議決している責任もある。
 同じくその1人が議員職であるとしたら
 なおさらである。

 また江差町民も
 町民の税金を食い物にする
 談合事件をどの様に認識されているのか
 町民性が問われることにならないだろうか。

 どこの町も財政が厳しいし無駄使いは出来ない
 公共事業に係わって暮らす住民も多い
 かと言ってどんどん公共工事など
 発注できないのが現実である。
 先が見えないからこの様な事件も起きるが
 建設業界も自らの体質を
 とっくに改革しなければならない
 時代にあるのにである。

 隣町の者として他山の出来事であると
 傍観していられない事件であると思っている。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 16:33Comments(0)思  い