2009年08月14日
2009年08月14日
尻に火がついたゾ
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石川2区森元首相の尻に火がついたゾ
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●「週刊誌だろ」「フィルムも出せ」と頭から湯気
「姫の鮫退治」として全国的に注目されている石川2区が過熱してきた。先週末の8日には舛添要一厚労相、翌9日には公明党の漆原国対委員長が現地入りし、森元首相と並んで応援演説をしたのだが、これには地元住民も驚いていた。
「元首相であれば、選挙区は盤石。全国を応援で飛び回るのが普通なのに、逆に人気大臣や公明の応援まで受けている。それほど追い込まれているんですかね」(地元住民)
焦る森陣営は、10日の集会でもゲストを呼んだ。「森のファン」とかいうタレントのユンソナが駆けつけたのだ。森は感激したのか、手を握り合っていたが、外タレ頼みとは、藁(わら)をもつかみたいのだろう。
森の苦しさは世論調査にも表れている。保守王国・石川県で比例区の投票先は民主が自民を上回っているのだ。石川2区でも異変が起きている。
「田中美絵子候補が森さんをとらえましたね。これまでは猛追している状態でしたが、ついに横一線に並んだ。ある世論調査の数字では2、3ポイントしか離れていません。地元紙も『両氏が競い合っている』と報じています」(地元事情通)
イラつく森は最近、報道関係者にもブチ切れている。
小松市役所前で行われた街宣(8日)では石川2区の報道にケチをつけ、街宣車から降りる姿を撮影しようとした記者に「撮るな」と一喝。
続く“握手タイム”でも、見慣れない記者がカメラを向けたことに反応。「週刊誌だろう」と敵意をあらわにし、スタッフが「フィルム(画像データ)を出せ」と迫る場面があったという。
一方の田中陣営は、秘書時代に“上司”だった河村たかし名古屋市長が10日、選挙区内の加賀市に入った。これが2回目の応援だ。市内を自転車街宣をした後、市役所前と大型商店前で応援演説。お馴染みの名古屋弁丸出しの演説で聴衆を沸かせた。
ますます、カリカリしている森が見えるようだ。
(日刊ゲンダイ2009年8月11日掲載・08月14日提供:ゲンダイネット)
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Posted by おだっちの菜の花油 at
21:09
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