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2009年12月09日

定例議会15日開会

 平成21年第4回町議会定例会が15日午前10時より開会されます。
 議会に上程される案件は
 平成21年度上ノ国町一般会計補正予算ほか、各特別事業会計補正予算など6件。
 上ノ国町小砂子地区水産物荷さばき施設の設置及び管理に関する条例の制定ほか5件の条例の一部改正。
  また、第5次上ノ国町総合計画基本構想の策定について上程され、議会では特別委員会を設置して審議することにしています。

 一般質問は、今日17時までとなっており、佐藤正平議員、花田英一議員、干場清保議員、三浦安則議員、片石鉄彦議員、尾田孝人議員が届け出を行い、尾田議員は6番目に一般質問を工藤町長に行うことになっています。。

  尾田議員の質問の要旨は以下のとおりになっています。

 1、財政調整基金の預け入れ金融機関の金利格差問題について。

 上ノ国町財政調整基金条例では、「基金に属する現金は、金融機関への預金その他もっとも確実有利な方法により保管しなければならない」などとされております。
 
 平成21年9月30日現在、監査委員よりの例月現金出納検査結果報告では、財政調整基金残高19億4490万9436円が預金残高となっており、預入金融機関として労働金庫函館支店に1000万円、預入期間1年・利率0.310%
 ひやま漁協に1億円、預入れ期間1年・利率0.470%
 新函館農協に1億円、預入れ期間1年・利率0.570%と5000万円、預入れ期間306日・利率0.400% 。

 江差信用金庫上ノ国支店に15億2055万9436円、預入れ期間364日・利率0.250%及び1000万円、預入れ期間185日・利率0.250%。さらに6435万円、預入れ期間347日・利率0.250% となっています。

 新函館農協の1億円の利息が57万円であり、、単純に江差信用金庫上ノ国支店の15億円を農協に預けたとすると利息が855万円となります。
 江差信用金庫上ノ国支店預け入れの利息額が375万円となりますから、差し引き480万円もの運用減益になります。

 基金条例で定めている「基金に属する現金は、金融機関への預金その他もっとも確実有利な方法」とは、預け入れ金利についても、そのように図るべくことではないのかどうか。
 また、預け入れ金融機関及び預入額をどのような規定により決定なされ預け入れしているのか。

 さらに、均衡が取れないほどの金利格差を生じさせて預け入れしていることは、町民に益金の損害を与えていることになります。
 満期終了後に新たな預け入れが発生したときには、金融機関の利益ではなく、町民の利益を最優先するためにどのような是正対策を講ずるべきでありますがどうか。


 2、「輝くまち わたしたちの上ノ国」づくりに「上ノ国町ふるさと創生基金」の有効な運用を。

 第5次上ノ国町総合計画構想が議会の議決を得てから、平成22年度を初年度として「一人ひとりが輝くまち 暮らしやすいまち 協働で未来を築くまち」を実現していくことになります。

 平成15年度以前に、町民のまちづくり事業への支援施策として、「ふるさと創生基金」の運用を図ったきたところですが廃止されています。
 平成22年度より第5次上ノ国町総合計画が具体的に実施されていくこととなり、「輝くまち わたしたちの上ノ国」を築いていくためにも、「上ノ国町ふるさと創生基金」の6000千万円余りの原資を、意欲ある町民の皆さんが、まちづくりに参画できる資金運用ができる、施策展開を講じていくべきでありますがどうか。


 3、新たな風力発電基地建設を、まちづくり戦略に。

 電力開発分野で日本最大手の一社である電源開発株式会社が、町内八幡牧場内に平成22年度から約50億円以上の投資を行い、14基の風力発電機を建設し28000KWの発電と売電事業を実施することになりました。
 上ノ国町の恵まれた自然の風を利用し、二酸化炭素を排出しない環境にやさしいエネルギ-の生産基地となるものであります。

  日本の有力企業がわが町に進出するいまこそ、環境にやさしい自然エネルギ-の生産基地であることを、まちづくりの大きな核と位置づけし、上ノ国町の産業振興、暮らしや福祉、教育・文化振興などへの政策展開を構築すべきでありますがどうか。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:57Comments(0)議員活動