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2010年02月14日

自戒「上ノ国を変える」にはこれでいいのだろうか・・・



町長室の '07/ 9/28 「上ノ国を変えるには」で次のようなことが書かれています。

町外からの転入者と話しをする機会がありますが、「上ノ国の町民と話しをすると“グチ”や“妬み”ばかりが話題として出てくる」とこぼしておりました。
(中略)町民からは、役場職員に対する“妬み”や“やっかみ”の言葉が多くなってきます。
残念なことでありますが、このようなことでは何も生まれてきません。
元マッキンゼーの大前研一氏は、人間が変わる方法として、次の三つが必要だと言っております。

一つは、時間配分を変える。二つ目は、住む場所を変える。三つ目は、つきあう人を変える。
この中の、「住む場所を変える」「つきあう人を変える」は情報を変えるということだと思います。
私の経験上、東京を舞台とした第一線で活躍している人たちの話しを伺うと、相当感化されます。
まず第一に、視野が広がります。
一時的かも知れませんが、小さなことにこだわる意識も消え、発想も前向きになります。
(中略)町民と外部の人たちとのふれあう機会を多くすることにより、町全体の意識変革が期待できるものと確信しております。




重要文化財「史跡上之国館跡 勝山館跡出土遺物」特別展示会(13日~14日)と併せて、今年度も上ノ国町連続歴史講座始まり、第11回目の開催となります。
2月13日(土)曜日午後1時30分からは「重要文化財の活用と上ノ国のまちづくり」と題して、勝山館跡等の発掘事業にも関わってきた、北海道教育委員会文化財調査グル-プ主査の田才雅彦氏の特別講演が行われました。





田才氏は、史跡上之国館跡(勝山館跡、花沢館跡、洲崎館跡)や重要文化財の北海道上之国勝山館跡出土品や旧笹浪家住宅主屋及び土蔵、上国寺本堂などの建造物がある上ノ国町の歴史は、日本の歴史教科書に書き加えられていることであり、北海道中世史から江戸時代、現代へと脈々と続いてきていることであり、歴史と文化財の宝庫のまちであることに、上ノ国のみんなが誇りを持つことですと語りました。





田才氏はまた、上ノ国は天の川河口かや八幡牧場を含めた見慣れた風景を、ふるさとの文化的風景としてまちづくりに生かすことです。国は、そのような風景を「重要文化財的風景指定」として、日本に残しておかなければならない文化財として、認めようとなっています。

地域の歴史、地域の景観は、地域の人がみんなで守り、育むものであり、北海道の中で上ノ国だけよりない文化財、景観を活かして、子どもたちが住む「明日の上ノ国」を、一人ひとりが手を携えて創り上げていくことです。
そしてひとり上ノ国だけでなく、松前や函館まで含めた道南地域の中核として、地域連携を進め、日本の「北の中・近世史」の核として、渡島半島地域を築き上げていく上ノ国にしていただきたいと講演を結びました。





今回の連続歴史講座の講演会は、町にとって約30年にも渡り発掘調査を行ってきた勝山館跡なども含めた「上之国勝山館跡」遺構発掘調査事業を行ってきた成果を下に、「重要文化財の活用と上ノ国のまちづくり」について、上ノ国町の文化財事業に深く関わって研究してきた田才雅彦氏の「まちづくり」への政策提案でもありました。

60人余りの方々が田才氏の講演に耳を傾けたところですが、残念ながら、町外の出席者が半数以上占めていただけでなく、
上ノ国のまちづくりの方策を示す講演会であったのにもかかわらず、町機関として所管する教育委員会職員以外に、町長部局の職員が出席したのは一人だけであったことです。議会議員も私の他にもう一人だけでありました。

「天の川・菜の花フォ-ラム」のブログでも書き込みましたが、議員はもちろんのことですが、町職員とそれに準ずる者も含めると
、教育委員会を除く者は100名以上いるのにもかかわらずです。

町長室の '07/ 9/28 「上ノ国を変えるには」で、
「町民と外部の人たちとのふれあう機会を多くすることにより、町全体の意識変革が」でなく、「役場職員が外部からわざわざ講師として上ノ国町に来町し、その分野の研究者や専門的学者・教授等の話を聞く気にもならない」ことです。

町長が職員は変わった変わったと町民の皆さんに話をします。しかし、このような現実の姿でほんとうにいいのだろうか?。厳しい言葉ですが、役場職員の実態はこの世の末期的状況???では・・・・・と。人ごとなのでしょう。

自らも含めて「上ノ国のまちづくり」のために、公職等ある者はこれでいいのだろうか?。と、自戒せずにはいられない思いです。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:10Comments(0)思  い

2010年02月14日

郵政ファミリー、天下り654人


    郵政ファミリー157法人存続、天下り654人


 2007年の郵政民営化で整理・統合を求められた「郵政ファミリー企業」が現在も157法人存続し、このうち官僚・旧日本郵政公社OBが役職員として天下りしているのが63法人、654人に達していることが13日、明らかになった。

 柿沢未途衆院議員(みんなの党)の質問主意書に対し、政府が答弁書で示した。

 ファミリー企業の内訳は財団法人や社団法人などの公益法人が29団体、一般企業が128社。公益法人への天下りは25団体で計431人、全役職員のほぼ3分の1を占めた。一般企業への天下りは38社で計223人だった。

 天下りが最も多かったのは、ラジオ体操の普及などを行っている財団法人「簡易保険加入者協会」で役職員587人の45%を占めた。公益法人の中で日本郵政グループとの取引額が最も多い財団法人「郵政福祉」は役職員193人のうち31%となっている。

 郵政ファミリー企業は、役職員の天下りや郵便局の物品購入などで取引が集中していることなどが問題視された。

 (2010年2月13日(土)配信 読売新聞)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:14Comments(0)

2010年02月14日

首相の無心「知らない」


   首相の無心「知らない」
    =記者会見で改めて説明−鳩山邦夫氏
 


 自民党の鳩山邦夫元総務相は13日午後、都内の個人事務所で記者会見し、自身の話を基に与謝野馨元財務相が鳩山由紀夫首相を、母親に資金提供を求めたと国会で追及した問題について改めて説明した。

 邦夫氏は「兄が金を無心したという話は母から聞いてないし、私は事実を全く知らない」と述べ、首相が資金提供を求めたかどうかは不明との認識を重ねて示した。

 会見で邦夫氏は、実母との電話の内容について「お兄さんは子分がいっぱいいて、その世話とか面倒をみるのに大変お金がかかるという話だが、あなたには子分はいないの。お金がひどくかかることはないの」と言われたと説明。「『ありません。子分があまりいないから』と答えた。それだけだ」と述べた。

 その上で、「母と電話で話した。それを何カ月か後に与謝野さんにこぼした、という二つの事実は間違いなくある」と、会話の内容を与謝野氏に伝えたことを強調した。

 一方、与謝野氏が12日の衆院予算委員会で「母親からしょっちゅうお金をもらっていた」などと首相を追及したことに関して、邦夫氏は「(与謝野氏が)質問を鋭くさせるためにいろんな表現を使われた」「無心したと解釈された」と指摘。

 川崎二郎国対委員長が実母らの証人喚問を要求したことについては「コメントする立場にない」と言及を避けた。 

(2010年02月13日 提供:時事通信社)




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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:13Comments(0)

2010年02月14日

検察どうする 


    検察どうする 石川衆院議員無罪の可能性


 小沢幹事長の元秘書で、政治資金規正法違反で起訴された石川知裕衆院議員が9日、地元の北海道帯広市内で会見に応じた。石川は「与えられた職責を全うしたい」と述べ、離党はするものの議員辞職はせず、裁判で戦う決意を明らかにしたが、この展開に真っ青なのが検察ではないか。

 逮捕、起訴すれば、ふつう、議員辞職になる。政治生命を絶たれ、粛々と裁判は進む。しかし、石川は全面対決を宣言したのだ。裁判の行方には大きな関心が寄せられるだろう。専門家の間では早くも「石川無罪説」が飛び交っている。

 石川の起訴理由は「小沢の資金管理団体・陸山会の会計責任者大久保隆規と共謀し、2004年分の政治資金収支報告書の収入欄に、小沢からの借入金4億円と関連政治団体からの寄付計1億4500万円を記載せず、支出欄に土地取得費約3億5200万円を記載しなかった」というもの。

 しかし、04年の報告書には小沢からの4億円の記載は出てくるし、購入した土地を登記した05年の報告書には土地購入の記載もある。

 出てこないのは、小沢が一時的に現金4億円を立て替え、07年に返却されたという部分。さらに土地購入の記載時期がズレているということだけだ。これで国会議員を逮捕、起訴だから、驚いてしまう。選挙で選ばれた議員を起訴する以上、起訴状には隠した金の出入りの悪質性が盛り込まれるものと思われた。しかし、その部分は皆無なのだ。

 元東京地検検事で名城大コンプライアンス研究センター長の郷原信郎氏は、「かなりの確率で石川氏は無罪になるのではないか」と言う。

「政治資金規正法の趣旨は、政治家にどんな企業、団体、個人から金が入ってきて、何に使ったのかを明らかにすることです。金の出し入れのすべてを記載することではないのです。

 もちろん、虚偽の記載が行われていたり、重要な事実が隠されていれば、重大な違反になる。だから、裏献金や闇献金は刑事罰の対象になりました。しかし、小沢氏の場合、4億円借りて、不動産を買ったという大きな枠は動かない。

 小沢氏が出した現金4億円が介在しましたが、身内の金がグルッと回っただけで、犯罪の悪質性が見えてこない。意図的な不記載には思えません」
 そして、有罪無罪の決め手は「悪質性の有無」(同)だというのである。

 石川が無罪になれば、それこそ、検察のメンツは丸つぶれだ。おそらく、裁判は長引かせるのではないか。参院選前に決着では、かなわないからだ。裁判がダラダラ続くようなら、石川無罪とみた方がいい。

(2010年02月13日 提供:ゲンダイネット)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:11Comments(0)