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2013年01月28日

平成24年12月定例会 尾田孝人議員の一般質問と答弁



平成24年12月定例会 尾田孝人議員の一般質問と答弁

1 新年度予算編成の基本方針と重点施策は何か
2 きめ細かな情報提供で英知と活力起こさす産業づくりを
3 農漁業者以外の意欲ある起業者へも対等の支援策を
4 メリハリのある養殖・放流事業への転換を
5 通年型商工観光等イベント事業は新年度も続くのか
6 脳ドック、肝臓がん検診及び腎臓機能障害者通院費助成制度の創設を
7 風力発電風車建設貸付用地区域内の環境整備について



尾田孝人 議員
 質問1 新年度予算編成の基本方針と重点施策は何か


 平成22年度を初年度とする第5次町総合計画に基づく3カ年の町政推進がなされてきました。総合計画推進の第4年次に当たります平成25年度予算編成に係る歳入歳出等の基本的方針と、それに基づく町民の願いに応える新たな施策展開も含めた重点施策をどのように取り進めていくのか、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 歳入については、本町の脆弱な産業経済・雇用情勢の現状から依然として厳しい状況にあり、町税に多くの期待はできないことや、現時点における地方財政計画が明らかでないことから、一般財源の確保は流動的状況にあることを踏まえ、国及び道の動向に十分留意し、各種補助制度を積極的に活用するなど、適切に積算いたします。

 歳出については、まず投資的経費は地域経済に与える影響等は大きいものの、真にその必要性、緊急度などを厳密に精査の上、総合計画等との整合性を図り、十分検討し、措置します。

 次に、義務的経費は、関係条例等に基づき制度改正の動向に留意し、算定計上し、その他経費全般については合理化、効率化を図るとともに、緊急性のない経費については極力抑制するなど、実態に照らして十分検討を加えます。

 また、独立採算性を建前とする特別会計については、それぞれの実態を考慮し、経営内容を精査し、合理化に努めるとともに、経済性の発揮と採算性の確保に努め、一般会計に準じて措置することを基本方針といたしました。

 次に、重点施策をどのように取り進めていくのかということでありますが、まず、「創意工夫」で「地域の活性化を起こす産業交流のまちづくり」として、農業では、昨年から展開しております「ほ場基盤改良」と「生産・加工投資資材購入事業」に対しては、農産物の生産性、効率性の向上を図るため、継続して行ってまいります。

 林業では、森林整備促進のため民有林、町有林の整備を推進してまいりましたが、森林資源の有効活用を高めるため、新年度は特に民有林支援の充実・拡充を図ってまいる考えであります。

 漁業では、つくり育てる漁業を推進するために、従来推進している事業を継続実施するとともに、前浜資源の増大により漁業経営の安定化を図るため、ナマコ放流事業等を積極的に展開し、併せて、漁業者自らが加工・販売することを推進するための加工施設整備への支援、漁業後継者育成に対する支援、また、栽培漁業センターを活用したニシンの種苗放流事業も継続して行ってまいる考えであります。

 商工・観光では、商工業活動への推進、交流人口の増大と地場産品販売の拡大を図るため、観光の拠点となっております「道の駅」文殊の積極的な活用と町内産品と観光PRのため、道内外のイベントへの参加を積極的に行ってまいります。

 次に、「だれもが安心して生涯健やかに暮せるまちづくり」として、現在推進しているがん検診等に加え、新規事業として脳ドック検診を行ってまいる考えであります。また、町立診療所の医療施設の充実強化も継続して行ってまいります。

 次に、「自然と共生し美しくゆとりある安全安心のまちづくり」として、地震災害に対応するために海抜表示看板等の整備促進、安全確保のための道路及び橋梁の整備、修繕、快適な住宅環境を整備するため、町営住宅の改善工事などを継続して行ってまいります。

 次に、「自ら学び地域とともに人を育む教育文化のまちづくり」としては、子供たちの教育環境を推進するため、上ノ国小学校の大規模改修を行うとともに、幼小中高連携も積極的に推進してまいる考えであります。

 また、本町は道内でも類を見ない歴史、文化遺産を有しておりますので、このような文化資源を後世に伝えていく事業展開も図ってまいります。

 次に、「語らいとふれあいが実感できる参画協働のまちづくり」として、町内会活動がまちづくりへの根幹であると考えますので、今後も推進してまいります。

 主なる重点施策を申し述べましたが、どの施策であっても、時代のニーズに合致しなければ効果が期待ができませんので、施策の改廃も視野に入れた中で取り進めてまいりたいと考えております。

再質問・尾田議員
 これは、22年から始まりました第5次総合計画に基づく事業実施が、これまで3カ年行われました。中期の第4年次に入っていくということで、再度、改めて町長から答弁を、この質問を出したのは、もう一度、第5次計画を絶えずチェック、点検し、自己点検をしながら新たな施策展開を進めていく。

 町長から述べられたように、その事業によっては3カ年で十分成果の上がらない見通しのものは、改廃も含めて取り組んでいくのは当然のことであります。そういう視点に立って、我々議会も予算審議や提案もしていかなければならない、それは、そういう形で第5次の計画を、より自立された、この政策に転換させていくことが重要であります。

そこで、町長から述べられました、それぞれの項目については、私のその他の質問の中でも再度お伺いをすることがありますので、1点だけ特にお伺いしておきます。
 林業の町有林の整備の関係では、特に新年度は民有林の支援の充実を図っていこうということであります。具体的に、どのような支援対策で民有林の整備促進を図っていくのか、その点についてお伺いいたします。

答弁▼農林課長
 民有林を活性化するということですけれども、現在、結構、皆伐したあとに植栽がされていない山が最近かなり見られてきております。土地所有者については、それぞれ植栽するにはお金がかかるものですから、なかなかできないのと、高齢者で跡継ぎがいないということで、なかなか植栽の方に手が回らないということを聞いております。

 そういうことで、町としても森林は大事なものですから、そういう山については、今、公共造林の補助、それと道の方の未来の補助、それに加えて、さらにそれから、またかさ上げして、町の独自補助金を創設しまして、植栽の方をどんどん活発にしていきたいと考えております。

 さらに、それでもまだ植栽できない方、山を手放したい方、こういう方は、町の方がそういう土地を公募等により取得して、将来的にそれらを公共造林の方で、町で植栽するというような制度を、今、考えております。

再々質問・尾田議員
 民有林が特に皆伐的な山の伐採が進んでいるというのも現実でありますし、私は、これまで議会でも政策提案もしています。特に日本海グリーンベルト構想で、沿岸近くにどんどん植栽をして、将来的には魚つき林になって、藻場の造成も含めた、そういう漁業振興に役立つような造林も今進めているわけですね。それで、そういう民有林の広葉樹、落葉樹の雑木林を持っている民有林の皆さんが町内にも結構、海岸線も含めてあるわけです。

 町がそれらの地権者と協議をして、将来的に、この保全をしていかなければならない。保全しながら日本海グリーンベルトの一環として保存していこうという考えのもとに、やはりそういう民有林の買い上げも進めていって、保全方法を図っていくべきでないかという提案もしてきているわけですけれども、そういう方向性についてはどのように考えているのかお伺いいたします。

答弁▼農林課長
 基本的に山でまだ木が生えている状況ですので、そこまでの買い上げはまだ検討しておりませんけれども、できるだけ今、この補助制度というのは、日本海グリーンベルト構想の推進事業という中で、特に広葉樹の植樹をするものについては、補助率を上げて広葉樹をどんどん植えてほしいというような形で、今、検討しております。

 議員御指摘のそういう民間の広葉樹の保護というか保全というか、そういうことについても、今後、検討して考えていきたいと思います。

質問2・尾田議員
 きめ細かな情報提供で英知と活力起こさす産業づくりを


 今年度より町単独事業として、農業、漁業生産者に対する生産・加工投資資材等の購入に対する補助事業を実現されたことにより、今議会でも、さらなる補正予算を計上しなければならないほど事業実施が遂行されていることは、基幹産業における意欲ある取り組みであると評価されるものであります。

農漁業生産者が創意と知恵を結集し、生産物の付加価値を高める6次産業化に発展し、新たな収益向上に結びつけていくために、生産者に一層の意欲を生み出させる、きめ細かな情報の提供を図っていくべきでありますが、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 農業関係の各種助成制度等の周知につきましては、町広報紙や予算のあらましなどへの掲載や、JAを通じてのダイレクトメールによる周知を図ってまいったほか、制度によっては、なかなか理解しにくいものもありますので、戸別訪問時等には可能な限り説明を行ってきたところであります。また、漁業関係においても、同様に周知に努めてきているところでございます。

 今後も農漁業ともに、さらなる効果的な周知方法などを模索しながら、各種施策や助成制度の周知等を図ってまいりたいと考えております。

質問3・尾田議員
 農漁業者以外の意欲ある起業者へも対等の支援策を


 町内で産品の製造加工販売に意欲ある町民個人に対しても、農漁業者を対象としている生産・加工投資資材等の補助対象者にして、地域の活力を総合的に底上げしていく産業おこしを図るべきでありますが、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 町内製造加工販売者に、農漁業者と同様に補助制度を適用すべきとの御指摘でございますが、補助対象者となる商工業は業種や業態が多岐にわたり、補助金額や補助要件の設定など、同制度構築には多くの課題があるものと認識しております。しかしながら、制度の必要性は認識しておりますので、その需要の把握に努めながら適切な補助制度について検討してまいりたいと考えております。

再質問・尾田議員
 答弁では、なかなか業種が多種多様にわたっているということであります。しかし、今、これまで町がものづくりを進めていく中で、特に道の駅の中で物産を販売されてくる中で、農漁業者が産品の加工販売をしてきています。

 それに伴って、さらに農漁業者以外に、新たに、その町内で生産される産品や北海道で生産されるものを利用して、地元において生産加工をしていきたいという方も生まれてきている現実にあるわけです。しかし、そのような皆さん方は、こういう事業の対象にはならない現実なわけです。

 ですから、少なくとも上ノ国町は、そういうものづくりをさせて付加価値の高いものを、町長も道内外に、そういうことを販売していく、アピールしていくということで述べていますので、その点の視点もやはり必要ではないか。

 私が1回目で言ったように、全体として上ノ国の産業、ものづくりの産業を定着、そして起こしていくということが求められていると思うんです。商工会全般にかかわることでなくして、そういうものを加工して販売していく、そういう企業に対して取り組んでいくことは必要でないのかと思うんですが、その点ではいかがかお伺いいたします。

答弁▼水産商工課長
 今、議員御指摘の部分については、需要等も昨年度から商工会を通じておりますけれども、把握に努めているところでもございます。また、町内と北海道という枠の中での製造、販売、加工となりますと、やはりどうしても対象が幅広くなってきます。

 そういったことで、当然、例えば水産加工をしている企業もございます。ほとんどは商工会員に属しておりますものですから、そういった部分も金額だとかそういったものにやはり大小が大変つくものというふうに我々も検討しているところでございますので、その辺を踏まえながら、1回目も答弁してありますが、検討してまいっていきたいというふうに考えております。

質問4・尾田議員
 メリハリのある養殖・放流事業への転換を


 水産資源の維持・増大を図るため資源管理型漁業の促進を図っていくために、関連事業費も含めて総額62億円以上が投資なされました。原歌海洋牧場を中核とする養殖事業を実施してきております。

 町は、漁業者の要望に応えるため、町内各海域での身入り不良ウニの浅海移植や稚ナマコ放流事業、アワビ稚貝放流事業、沖合アワビ養殖や各種魚礁等の設置事業等を実現してきています。これらの事業においても、町の一般財源の支出割合を高くしても、漁業者の経営安定の一翼を願って、これらの事業を実施しているところであります。

 これらの施策事業を見るに、ニシンのふ化放流実験事業を初めとして、往々にして手間暇のかからない放流事業の実施継続を願う姿が感じ取られますが、養殖事業に新規も含めて取り組んでみたいとの漁業後継者及び60歳代前後の漁業者に対する支援対策を手厚くし、漁業者全般にかかわる放流事業等に対する支援対策としてのメリハリをつけた事業の展開を図るべきでありますが、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 漁業の状況は、近年、回遊魚の資源減少が顕著となり、沿岸漁業を主体としてきた本町の漁業経営に大打撃を与え、厳しい状況が続いており、今後についても先行き不透明な状況が続くものと予想されるところであります。

 これらの対策として、沿岸漁業を補完するため、ホッケ養殖事業や根付け資源放流事業のほか、漁業後継者による養殖事業や未利用資源調査など育てる漁業を強力に推進してきているところであります。

 また、広域で進めている回遊魚の種苗放流などに積極的に参画するとともに、本町が中心的な役割を担いながら、資源の確保に努めているところであります。さらには、藻場や漁場の充実と形成を図るべく檜山振興局などの関係機関と連携を図り、計画的に事業推進を図っているところであります。

町といたしましては、従来からメリハリを付けた中で事業推進をしているところでありますが、今後においては、アワビ、ナマコ、ウニなどの根付け資源増大に向けた種苗放流を大胆に実施してまいります。

再質問・尾田議員
 なぜ、私がメリハリある養殖放流事業かということでテーマにして質問したわけは、皆さん、私は1回目でも質問しているように、町長の答弁で、アワビやナマコなどの根付けの資源の増大に向けた種苗放流を大胆に実施していくということでありますけれども、それでは、この事業において実施するにおいて、これらの種苗は、その費用は、財源は誰が負担するのか。漁業者の負担割合はどういう実態になっていくのかということであります

 例えばアワビ1個放流にしても、今、養殖している漁業者の皆さんには1個157円で販売しています。50ミリ以上根付けとして、それぞれの海域に放流する場合に、1個157円で漁業者に負担してもらって、漁業者がアワビ等を自分たちがその海域で維持管理、そして放流されているアワビを管理していく、そういう体制をとっていくのかと、こうお伺いしたいわけです。

 それは、ナマコもしかりなんですね。ウニもしかりなんです。その原価は誰が負担するのかということだけは、やはり明確にしてもらわなければ。すべて町の一般財源で多分持つことにはならないんだろうけれども、その負担割合は、養殖しているアワビ1個の負担割合と養殖漁業者の負担割合、放流させる1個の負担は誰がするのかというようなことで御答弁願いたいと思います。

答弁▼水産商工課長
 今、議員御指摘の部分でございますが、アワビの養殖につきましては、ちょっと、これ漁業の法律、規則等も影響いくんですけれども、基本的には養殖事業者につきましては区画漁業権がございまして、区画設定した方のみが漁獲できるという部分になっております。

 その他の根付け資源の増大という観点もございますことから、ちょっと養殖と海に放流する部分については、かなり考え方に相違あるものと我々は考えておりますものですから、当然、その辺は含めまして、ある程度を購入いただくという考えではおります。

 そういった観点で放流事業につきましては、1回目の答弁もありましたように、大胆に、ある種、受益者負担もいただかない状況で、今、漁業者等々と検討しているところでございます。

再々質問・尾田議員
 それは大義名分で、そういう補助事業の中で、そういう事業の事業内容によって負担する、しないは別として、それは今のアワビ中間育成施設の中で我が町が30ミリの種苗を買い付けし、それを50ミリに中間育成して、放流するわけです。
 ですから、そのコストは、本当に大部分が町民の税金でアワビを放流するということになるんでないですか。

 それじゃあ、農家の皆さんが種を植えて野菜を栽培する米を栽培する、米のもみ代も肥料代m町が負担してくださいとか、ブロッコリーを栽培するんでブロッコリーの種代を助成してください、持って当たり前でないのか。そういう点で、その基幹産業1つにとっても、そういうバランスのない、公平性のない予算の支出では、やはり事業推進にならない。

 ばらまくんですから漁民が、漁家の皆さんが自ら身銭を切らないわけですから、それはもう黙って捕れば、漁業権の中で懐に入るから手をかけなくてもいいんですね。
今までやってきているように、ナマコにしても手をかけないで、潜水夫に捕獲を委託して、600万、700万の捕獲料を払ってでも、1人当たり30万なり、50万なり手入らずでもらえるから、大変これはいいものだと、どんどん放流してくれということになるんですね。

 それは本当の産業振興でない、漁業振興でない。そうであったら養殖事業は振興されていきません。そういう立場でするんだったら、今、アワビ養殖している皆さん方は、157円でも、実際、町は大きな負担をして供給しているわけです。

 さらに前浜に撒く、放流するような形で養殖に取り組む皆さんにアワビを供給したらいかがですか。そういうことになっていかないんですか。それで本当に公平になっていくんじゃないですか。この点ではいかがですか。

答弁▼町長
 今、尾田議員に、産業についての町の支援の度合いをどこに持っていくかという観点だと思います。従来、今言いましたように、農業の面でも、今年からトラクター1つとっても、個人の持ち出しはあります。

 本来、この一つ一つの機械自体を町で本当に必要なのかという部分は十分議論される部分はあります。なぜかといいますと、我々は農業漁業には補助していますけれども、先ほど言いました、町内で何人も雇用しているような加工業者等には、一切うちの方では補助しておりません。

 また、それ以外でも一般の労働者にとっても、自分たちには、一切そういう恩恵を受けてないという部分はあります。それは、やはり町として、どのような施策を展開するかという方針だと思います。それで私は、皆さんと同じく、農業、漁業で食える町という、そういう方針を展開いたしました。

 今、先ほど言いました、私は今回、100%を町で持ちたい。なぜかといいますと、実は平成14年で町の漁業の漁獲高が7億8千万ほどありました。私は何とかそれを10億にしたいと言ったんですけど、今年、このまま推移すると、約半分の3億7、8千万です。これは民間企業であれば、もう倒産しています。

 今言いましたように、本来は事業を行う段階では、当然、本人の持ち出しは必要です。ただし、私はこの10年間を振り返ってみて、半分に漁獲高がなったとしても生産コストは変わりません。そういう意味で、本来、先ほど言いました産業については、行政が補助するということはおかしいんです。あくまでも経営ですから。ただし、こういう中で農業者を守り、漁業者を守り、そして、それによって後継者をつくった中で町を守っていくというのは、私は行政の基本だと思います。

 先ほど言いましたように、私は、今の漁業者は、私たち理論的には、当然、本人の持ち出しが必要だとわかりますけれども、もうそういう力はないなと、はっきり言いまして。ですから、生活だけでも大変な状況です。私は毎日、税金とか滞納とか見ていますけれども、見てもわかるくらい大変な疲弊していますんで、漁業者自らが自分の負担を持って新たな事業展開するのは私は無理だと思っていますんで、時間を3年間なら3年間をかけて、その中で漁業者にとって全面的に支援すると。

 そして、当然、3年後は、その前浜での資源を、私がやるのは前浜資源を増やすという意識ですから、今言いましたように、今年のサケの水揚げが去年の2割です。そうすると、もう自分の漁業ばかりでなく、家計を維持するだけでも大変なんです。

 そういう意味で、私は3年間なら3年間思い切った中で、当然、町民の皆さんの批判もあると思いますけれども、今、ここで我々が全面的に支援をしなければ、漁業は間違いなく私は衰退して、そしてまた、今、約100人の漁業者がおります。

 そのうちの20代、30代の後継者は、13人よりおりません。これがあと二、三年続くと、私はこの後継者も出ていってしまうんだ、そういうおそれがありますんで、今、尾田議員と5割なのか3割なのか議論はありますけれども、私は思い切った中で100%の支援をして、前浜資源を増大させて漁業者の経営安定に努めたいと、そういう意図の中で今回大胆にという言葉を使わせていただきました。

 今、現在行ってるですね、私とすれば、全漁民に対してやるものですから、現在、養殖事業者への支援については考えておりません。

質問5・尾田議員
 通年型商工観光等イベント事業は新年度も続くのか


 北海道の地域活性化補助交付金事業を活用し、これまで単一的に取り組んできました観光等イベント事業を、通年型商工観光レクリエーション事業として取り組んできましたが、平成25年度以降も通年型事業として推進なされていくのかどうか。
 また、町一般財源も含めた予算確保の見通しはどのように計画されていますか、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 昨年度から、2カ年の事業として、北海道の地域づくり総合交付金を活用し、新規イベントや既存イベントを拡充させ、年間を通して魅力あるイベントを開催し、本町へ足を運ぶ機会をつくり、食と観光を共通テーマに据え、販路拡大、地産地消も含め、歴史ある上ノ国など魅力ある資源の活用と情報発信を行い、交流人口の拡大に努めているところであります。

 同交付金の対象期間が2カ年となっていることから、次年度は活用することが不可能な状況となっておりますが、檜山管内唯一観光入り込み数が増加していることも踏まえ事業の縮小は避けられませんが、来年度も同様に、事業推進の継続と予算の確保に向け検討してまいりたいと考えております。

質問6・尾田議員
 脳ドック、肝臓がん検診及び腎臓機能障害者通院費助成制度の創設を

           
 脳卒中等の予防・早期発見できる町民の脳ドック検診でのMRI・MRA等の受診者や肝臓がん及びウイルス性肝炎の早期発見で町民の健康保持を図るため、検診にかかる料金の一部を助成する制度の創設を図るべきと考えますが、いかがか。

 さらに、腎臓機能障害者が通院、または入院して透析治療を受けるための交通費の患者負担が大きい実態にありますので、交通費の一部を助成することにより、町民の福祉の増進と経済的負担の軽減が図られる助成制度等の創設をすべきと考えるものですが、町長の所見を求めます。

答弁▼町長
 脳ドック検診の検診料金の一部助成につきましては、新年度において対応したいと考えております。
 次に、肝臓がん及びウイルス性肝炎検査の助成についてですが、肝臓がん検診が集団検診として、まだ定着していないこと、また発生率も高くはないことから今のところ助成は考えておりませんが、肝炎ウイルス検査につきましては、平成24年度から40歳から70歳までの5歳刻みで個別勧奨通知を行い、町の検診時に無料実施しております。

 さらに、江差保健所において、ウイルス感染の可能性のある方であれば無料で実施しております。

 次に、肝臓機能障害者通院費助成については、道立江差病院への人工透析通院者を対象としての助成のことと思いますが、現時点での通院者においては各種制度が適用されておりますので、あえて町独自の助成制度は考えておりませんので御理解願います。

質問7・尾田議員
 風力発電風車建設貸付用地区域内の環境整備について

           
 電源開発株式会社が道立自然公園内の町営八幡牧場内に建設する風力発電風車建設が施工されております。平成25年度中に12基が、すべて完成することになっております。

 建設用地の貸し付けは道立自然公園指定区域でもあり、風車建設用地内の自然環境の一環として、同社に、上ノ国町の町花でもあるエゾヤマツツジ等、植栽を要請すべきと考えます。

また、町有地の貸し付け契約に当たり、このような要請をなされているのかどうかについてもお伺いします。

答弁▼町長
 町有地内の建設予定地については、事業者の株式会社ジェイウインドから、総面積8万1,290.42平方メートルの行政財産及び普通財産について貸し付け等の申請がありましたことから、条例及び規則に基づき有償にて貸し付けしております。
 また、周辺施設への植栽は、施設の維持管理上、支障を来すおそれがあることなどから、要請する考えはございません。

再質問・尾田議員
 ジェイウインド、電源開発が、最初に我が町に、上ノ国町に風力発電を設置したいと言ってきたときに、同社の説明では、全国に12カ所、大規模な風力発電を建設しています。 特に岩手県の雫石地区においては、風力発電所の建設した場所、区域に、さらに自然環境等も保全させて、風車だけでなく、より多くの観光客の皆さんが来町できるような、訪れてくれるような対策を講じたと伺っています。

 それは風車の周りに菜の花を植えて、またトイレ等も建設して、その観光客の誘致に、町に一翼を支援したということで、年間12万人から16万人の観光客が風力発電を眺めながら、雫石の観光に訪れたということを述べていったわけです。

 私は今回、初めて、今、課長の答弁で、約8.1ヘクタールの用地の無償貸し付けがなされたということがありましたけれども、この無償貸し付けが、じゃ、そういう点ではどういうことに、どのくらいの額で貸し付けなされているのか。

 その点については、本来からいきますと、この建設の用地の実態も、施工実態もあわせて、全く議会には報告なされていないわけですね。工事施工はこういう形で行うよということについては。それまでは、何回も議員協議会の中で町長から説明を受けました。

 当然、有償貸し付けについても、こういう実態で契約を結びましたというようなこと等々については、やはり議員協議会に町長から説明あってしかるべき事案だったと思うんです。ですから、初めて、今日はそういう形で有償貸し付けの面積が出ましたんで、行政財産、普通財産含めて、どのような有償貸し付けの形になっていたのか、その点についてお伺いさせていただきます。

答弁▼総務課長
 まず、株式会社ジェイウインドから7月12日に行政財産の使用許可及び普通財産の貸し付け申請がありまして、7月27日に、8月1日からの使用許可及び貸し付けで契約を結んでおります。

 普通財産の総面積が4万1,991平米、年額2万4,160円、筆数については15筆になっております。それから行政財産の部分については、6筆、面積が3万9,299.42平米、年額2万2,660円の使用許可という形になっております。

 ただし、平成24年度については8月1日からなものですから、普通財産については1万6,106円、行政財産については1万5,106円、合計、年間、平成24年度については3万1,212円。平成25年度以降については4万6,820円となっております。

 契約状況については以上のとおりですが、これまで、このような内容、また施工状況など、これについては全員協議会の方で報告していなかったのは、計画については報告しておりましたけれども、実際の施工状況については報告しておりませんので、今後、事業者の株式会社ジェイウインドと協議をした上、改めて全員協議会で報告したいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:34Comments(0)議員活動

2013年01月27日

第6回かみのくに食遊祭に1500人舌包み











第6回かみのくに食遊祭に1500人舌包み




  上ノ国町観光協会が主催して、
  第6回「かみのくに食遊祭」が町民体育館内を会場に、
  町内から20店と、江差町4店、乙部町1店、函館市2店が、
  出店して盛大に開催されました。





   あわびご飯、ほっけのすり身汁、ニジマスの唐揚げ、
   かに汁、きのこそば、かたこもちや豆もちなど、
   地元ならではの自慢の品々が来場者の皆さんの
   舌包みを打たせました。

















  ○出店一覧
  ・古館漁業部 「かに汁」
  ・ヌスビト園 「きのこそば」「ニジマス唐揚げ」
  ・さくら会 「焼き鳥」
  ・ささなみ精肉店「特製もつ鍋
  ・たんぽぽ会 「かたこもち」「豆もち」
  ・うめ津 「くじら汁」
  ・居酒屋でん 「とりたたき鍋」「たこ飯」
  ・ばっけの会 「大福]「かたこもち」「切り餅」
  ・定食と居酒屋の店ふくはら 「きりたんぽ鍋」
  「たこ焼き」「コーヒー」
  ・幸村屋 「ホッケのすり身汁」
  ・グルメブティックもんじゅ 「雲子豆腐鍋」
  ・庄山商店 「コーンクリームスープ」
  「フライドチキン」「揚げ餃子」ほか
  ・よしどり 「ごっこ汁」「鮭飯寿し」「ふぐ飯寿し」ほか
  ・焼肉れすとらん楽園 「朝鮮風鍋」
  ・料理宿 宮寿司 「雪国鍋」
  ・JA新函館上ノ国支店女性部 「おしる粉」
  ・イタメシ屋チャオ 「ミネストローネのスープスパ」
  ・チャイニーズレストラン 美華 「つくね鍋」
  ・ささなみ 「あわびご飯」「あわび串フライ」
  「フルーツポークコロッケ」ほか
  ・手づくりサークル りんか 「かたこもち」
  「手づくり味噌」
  ・居酒屋 美里 「牛筋の黒胡椒煮込み」
  ・六田商店 「たこ焼き」(屋外出店)


































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Posted by おだっちの菜の花油 at 14:21Comments(0)

2013年01月25日

平成26年度末湯ノ岱小、早川小の統合計画(案)が示される


   教育委員会から上ノ国町立小学校適正計t画(案)の概要を説明

  平成26年度末で極小規模校となる
  湯ノ岱小学校と早川小学校の統合計画(案)が示されました。





 教育委員会から示された「上ノ国町立小学校適正計t画(案)」の概要説明で、

 1、教育課題については、
 学校教育は、集団が持つ教育力をどう生かしていくかが重要となりますが、
 各小学校においては、予想を超える速度で少子化が進んでいる。
 今後もさらに児童数あの減少が避けられない見込みであり、
 この集団の持つ教育力を生かすための適正な見直しを図っていくことが必要です。

 2、適正配置については、
 教育委員会では、こうした背景から町内小学校の
 適正配置のあり方について検討を重ねてきましたが、
 より集団の中で生きる力を身につけていくという
 「子どもの最善の利益を優先」に考え、
 統合問題にできるだけ早く対処することが望ましいとの結論
に達し、
 今後、保護者及び地域の皆様方の意見を聞くためのたたき台として、
 「小学校適正配置計画(案)」の概要を示すものである。

 「具体的事例」
 3、小規模な小学校のメリット・デミリット
(1)教育効果・学習環境のメリット
① 教師が一人ひとりの特性を把握しやすく、きめ細かな指導ができる。
② 学校生活への参加意欲が高くなり、お互いに教えあう機会が増える。
③ 児童数に比べて、施設・設備が恵まれている。

 教育効果・学習環境のデミリット
① 子ども同士で高め合おう、学び合おうとする気持ちが薄れやすい。
② 集団活動の機会が少なく、社会性の醸成を図りにくい。
③ 行事等では、役割分担が多くなり負担が大きい。
④ 各自の位置付けが固定化されやすく、学習意欲や競争心に問題が生じやすい。

(2)人間関係や生活環境のメリット
① 学校が家庭的な雰囲気である。
② 子ども達も個々の特性を理解しやすく、人間関係が深まりやすい。

 人間関係や生活環境のデメリット
① 人間関係が固定化されやすい。
② 少人数のため、表現力やコミュ-ニケ-ション能力の育成が難しくなる。
③ 教師に依存する傾向が強くなりやすく自立心や社会性が育ちにくい。

(3)学校経営や運営のメリット
① 教職員が子供の個性や課題について共通理解を図りながら学校運営ができる。
② 地域の中心的な施設であることから、学校・地域が連携した活動が行いやすい。

(学校経営や運営のデメリット
① 教職員数が限られるため、効果的・弾力的な学校経営が難しい。
②複式学級の場合、担任は2学年分の教材研究が必要などの負担が大きい。
③ 教職員一人あたりの校務分掌の負担が大きくなる。
④ 運営費、人件費等の経費が非効率的である。

4、基本方針と具体的方策について

(1) 上ノ国町立小学校適正化の基本方針
① 町内の中心校以外については、
  過小規模・極小規模化が避けられない見通しであり、
  かつ中・長期的に統廃合を検討する。
② 通学時間に要する精神的面や体力面を考慮し、
  町内を東部地区(山方面)、中央地区、西部地区(海方面)の3つに大きく分け、
  当面、それぞれの地区に1校を配置する。

※ 統廃合にあたっては、各学校の学習活動、集団活動、
 教職員定数の観点等総合的な見地から判断するとともに、
 通学距離が長くなることについても、
 通学の安全性と通学手段の確保について十分に配慮する。
 また、閉校後の学校施設の活用方法も含め、
 地域の皆様と十分協議し、その意向を尊重しながら進める。

(2)推進計画の骨子
① 短期的
 飛び学級を有する学校及び児童数10人以下の学校、
 湯ノ岱、早川、小砂子小学校について統廃合に着手する。

※ 統合時期については、
 平成26年度末をもって閉校し、平成27年4月1日より新統合校の開設を目指す。

② 中・長期的
 複式学級で構成される他の学校、河北、滝沢小学校については、
 地域の出生数等を勘案しながら統合の必要性について検討する。

 金子教育長から、教育委員会において
 以上の「上ノ国町立小学校適正計t画(案)」の骨子の
 結論に至った旨について報告されました。

 同事案については、
 昨年の3月議会、9月議会の一般質問で、尾田孝人議員が下記のように質していました。

平成24年3月議会一般質問
質問・尾田議員
休校する小砂子、児童の激減する湯ノ岱、早川小学校経営問題について


 今月17日に小砂子小学校は休校式をとり行い、平成25年度は2名の新入生がいると予想されております。また、湯ノ岱小学校及び早川小学校においても、この数年間に児童数が激減し、飛び級学級での複式学級が生じてくることが先般総務常任委員会の所管事務調査で明らかにされました。

 これらの小学校においてこのような教育環境の状況では、子供たちにとっても好ましい環境であると思われるものではありません。教育委員会では子供たちへの好ましい学校教育と教育環境を確保していく体制づくりに向けて、父母の皆さんと教育委員会、学校と協議を進め、地域も含めて子供の教育環境をどうするべきかの場づくりを進めていくべきと考えますが、教育長の所見を伺います。

答弁▼教育長
 町内小学校のうち極小規模校の教育環境については、以前より重要な問題として認識し、各学校の日常のありようにも心を配ってきたところでありますが、1月17日と2月28日の両日、教育委員会会議において正式に小学校の再編問題について協議を行ったところであります。

 その結果、当面は授業参観や学校訪問等を通して飛び複式学級の実態把握に努めるとともに、極小規模校卒中学生の極小規模校出身ゆえの課題などを明らかにするなど、極小規模校における教育上の問題点や課題などの把握に努めることにしましたが、同時に児童数の将来予測などに基づき、現在の小学校6校のあるべき姿についてあらゆる角度から協議を行い、今後の方針を固めるべく取り組んでまいりたいと考えております。


平成24年9月議会一般質問
質問・尾田議員
 飛び級複式校の湯ノ岱、早川小学校の今後について地区と協議していく時期は


 湯ノ岱小学校は来年度児童数は4名、早川小学校は7名となっていく状況の中で、教育委員会の中でも地域の皆さんと一緒に考えて、その方向性を探ってまいりたいとの話は既に出ており、早い段階で地区の皆さんと協議をしながらその方向性を探ってまいりたいとしておりますが、児童数、学級編成の状況から、いつの時期に各地域に教育委員会として足を運ぶことにするのか、教育長の所見を求めます。

答弁▼教育長
 湯ノ岱、早川小学校の極小規模校が抱える教育環境については、重要な問題としてたびたび答弁させていただいておりますが、両校については今後さらに児童数が減少し、飛び複式学級の常態化が避けられない見通しであります。

 教育委員会においては、この1月から本格的な再編問題を議論しておりますが、現在までの経緯については、まず、既存小学校の平成30年までの在籍児童数及び学級数の推移に基づき、極小規模校はもちろんのこと、すべての小学校と中学校を訪問し、校長をはじめ教職員も交えながら、極小規模校や各校が抱える子供たちに対する学習面と内面的な指導についてや各校それぞれ異なる地域の教育環境などの課題と要因、そしてその解消に向けて工夫した指導例など、教員と委員が意見を交換し、検討を要する事項をメリット・デメリットに振り分け、さらに精査を行いながら問題点など明らかにし、次の段階に向けた議論と準備を早急に行っているところであります。

再質問・尾田議員
 特に飛び級学級の湯ノ岱、早川小学校の実態については、教育長が第1回目で答弁したように飛び級の学級編成が恒常的に続いて、最後になったらもう児童数が本当に2名、3名の実態になっていく現状にあるわけであります。
 答弁では、1月から教育委員会の中で平成30年度までの児童数、学級数の状況などに基づいてこの委員会で議論し協議を進めてきているとのことでありますが、24年度新年度の教育委員会の学校訪問等行っており、教育委員の皆さんが学校訪問をする中で、これらの諸課題について、小学校の学級の再編も含めた今後の飛び級学級のある早川小学校、湯ノ岱小学校のあり方も含めて、学校訪問の時点で校長等教職員との懇談の中で、この話題の提供や教育委員会の方向性をある程度示していく懇談を進めてきたのかどうか、その点についてお伺いいたします。

答弁▼教育長
 7月9日から教育委員会の学校訪問を始めまして、先ほども答弁したように小学校全校、それから中学校も含めて訪問をしてまいりました。その中で、教職員等の懇談、それから当然授業参観なども行ってきているわけでありますが、特に小学校5校のうち4校が完全複式ということでもありますので、その今後の適正配置という観点から、現状における課題など、そういったものを含めて幅広く意見交換をしてきたところであります。

 学校訪問を終えた後、極小規模2校ということではなく、今申し上げましたように適正配置という観点から各学校におけるそういう現状などを踏まえての協議を行ってまいりましたけれども、児童数の減少から統廃合は避けられないということでは委員一致した意見を持っているところであります。

 ただ、先ほど総務文教常任委員会の所管事務調査の中でもありましたように、極小規模校、それから複式校それぞれに先生方が工夫されて諸課題の課題に努めているわけでもありますし、そして校下住民の皆さん、多大な協力いただきながら学校を運営しているわけでありますけれども、ただ、小学校のあるべき姿、早急に教育委員会として一定の判断を示しながら地区住民の皆さんとも懇談をしていかなければならない、ここまでの推移で今のところきております。

 ただ、来週早々にもまたこの件で集中的に議論を深めることになっておりますけれども、まずそういう重点事項とされるようなデメリット・メリット、さらに検証し、まずは保護者との懇談、先に伺いながらそれらも含めて、そういう意見も含めまして校下住民の皆さんとまた議論を深めて、一定方向、早い時期に出していかなければならないのかなと、そういうふうに考えてございます。

再々質問・尾田議員
 7月9日より教育委員会が学校訪問なされています。学校サイドとしてはやはり委員会が本当に上ノ国の教育のあり方、その方向性、さらに本当に小学校、中学校のあり方、方向性、それらの諸課題を委員会として方向性を持って示して協議をしていくことが、やはりより学校側としてもより深く今後のあり方について、自分たちの複式学級や極小も含め本当に子供たちの特性を生かした教育実践をしているわけですから、それを十分理解をしながら、教育長が答弁したように統合せざるを得ない状況に進んでいくだろうということは委員全員の認識であります。

 今後、学校訪問する段階では学校現場にそういう方向性を示して十分な協議を進めていくという教育委員会の体制を確立していくべきだと思うわけでありますけれども、その点ではいかがか、お伺いいたします。

答弁▼教育長
 まさにそのとおりだと、委員長はじめ教育委員の中でもそのような議論で進めておるところでございます。
 ただ、先ほども申しましたように一般的なデメリット・メリット、これらについても各学校やっぱり同じような意見を持っているということもはっきりしましたし、それから、子供たちの持っている特性、これらのものもまた、やはり個人差があるということ、いろんな条件が絡み合っての中での進めということになります。

 ただ、一番懸念されている学力の問題、それから人間関係の様々な問題、これらがやっぱり一番危惧されるところでありますので、こういったものも含めて、今御指摘ありましたように教育委員会としても一定方向を示しながら学校訪問をし、また保護者等、そういった中でも意見交換、十分進めてまいりたいと考えております。






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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:12Comments(0)議員活動

2013年01月25日

平成25年第一回農業委員会総会が開催されました。


  今日午後より、委員6人が出席(2人欠席)して、
  平成25年第一回農業委員会総会が開催されました。

  今総会の審議案件は
  議案第1号・農用地利用集積計画案の作成について。
  畑地交換1件
  賃貸借2件5筆24,066平方メ-トル(10a当たり10,000円)

  議案第2号・加減面積の設定について。
  農地の遊休化が強く懸念されていることから、
  新規就農者等(受け手)の参入促進を図り、
  耕作放棄地の発生防止につなげる必要があるため、
  農地法施行規則第17条第2項を適用し、
  町内全域における下限面積をこれまてのとおり、
  30aの変更は行わないこととする。

  議案第3号・農業委員会委員選挙有資格者の資格審査について。
  審査の結果、世帯数233(前年比-10)
  有資格者・男273人、女296人計569人(前年比-20)

  以上の案件を全員賛成で決定しました。

  また、委員協議会で次回の総会を
  2月25日(月)午後1時30分より開催することに決定しました。






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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:11Comments(0)

2013年01月23日

穏やかな日本海、洲根子岬より





             穏やかな日本海、洲根子岬より




   昨夜は晴れ上がって今朝は厳しい寒さですが、

   穏やかな朝になっています。


   洲根子岬から望む大安在の海辺は

   太陽の光で輝き日本海は穏やか。


   釣り船が数隻沖に出ています。
































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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:33Comments(0)まちの風景

2013年01月20日

容器持参で量り売りもいたします。



  (天の川・菜の花油工房だより)




    工房では、容器を持参していただく方には

    量り売りもいたします。


    当面の販売時間と販売美は、

    午前10時より午後8時、 月・木・土曜日となります。



    100g当たり300円です。













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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:35Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月19日

「なたね油搾り体験」をはじめました。



   無農薬で栽培し天日干しの菜種で
   「なたね油搾り体験」をはじめました。

   菜種1.5kgの菜種を搾油機で生搾りをします。
   360mlのペットボトルを持参していただきます。

   ペットボトルに注入した生油を持ち帰っていただき、
   一週間沈殿させます。

   その後、天ぷら油の濾過紙で荒濾過し、
   更にコ-ヒ-濾過紙で3回ほど濾過精製すると、
   琥珀色の菜の花オイルが約300ccができあがります。

   体験時間は約15分、体験料・1000円となります。

   体験希望の方は事前に
   体験希望日時を電話かFAX、メ-ルでの予約をお願いいたします。

   天の川・菜の花油工房(桧山郡上ノ国町字桂岡25)
   電話・0139-55-2923 FAX0139-55-2923
   携帯電話・09062648336 mel=koujin09@nifty.com















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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:15Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月17日

「食用油脂製造業」の営業許可

 

            「食用油脂製造業」の営業許可

   連休前の予定が休み明けの15日、
   江差保健所に「食用油脂製造業」の
   営業許可申請を行いました。

   16日、保健所の担当職員が施設の調査に訪れ、
   同日付けで営業許可証の交付をうけました。

   江差保健所管内では、
   初めての「食用油脂製造業」になります。




   早速今日から「天日干し」し、
   500日間熟成させたナタネの搾油を始めました。
   手間ひまかけて丁寧に、
   自然濾過して菜種独特の青臭さをおさえ、
   風味豊かなプレミアム菜種油に仕上げ
   瓶詰め作業も1本ずつ確認しながら
   手作業で仕上げることにしています。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 18:29Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月14日

しばらくぶりの夕日です。




                   洲根子崎からの夕日



    毎日厳しいシバレの日々が続いています。

    今日はしばらくぶりの夕日です。







































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Posted by おだっちの菜の花油 at 18:02Comments(0)まちの風景

2013年01月12日

まちの風景






































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Posted by おだっちの菜の花油 at 17:44Comments(0)まちの風景

2013年01月12日

寒 修 行




   今朝は風が弱まっていますが雪が降っています。


   菩提寺光明寺の壇信徒の方々が、

   各檀家や町内を和讃を唱えながら

   寒修行の托鉢を行っています。
















         







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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:43Comments(0)

2013年01月11日

2013年上ノ国町新春の集いが開催されました。








   2013年上ノ国町新春の集いが

   「町総合福祉センタ-はまる」を会場に、

   町民の皆さんや町、檜山振興局長など

   行政機関関係者ら130人が参集しました。


                新年の挨拶をする工藤町長




































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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:11Comments(0)議員活動

2013年01月11日

町立上ノ国診療所すべて電動ベットに



   10時より平成25年台階臨時議会が開催されました。


          スロ-プが設置される町立石崎診療所玄関


   町立上ノ国診療所すべて電動ベットに

   各診療所長医師からの要望等があり、
   診療所備品購入費23,019千円の補正がなされ、
   上ノ国診療所では、
   19床の全てを電動ベットに取り替えることや、
   内視鏡殺菌機、診療・処置用ベットなどのほか、
   町立石崎診療所には、
   ウオ-タ-マッサ-ジ器や低周波治療器など、
   また上ノ国歯科診療所の歯科診療台など
   各種医療機器の更新や新規導入が図られることになりました。


   歳入の内訳は、地方交付税6,819千円と
   道支出金として地域づくり総合交付金23,000千円です。
   以上の事業補正となりました。






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Posted by おだっちの菜の花油 at 11:45Comments(0)議員活動

2013年01月09日

明日、ナタネ油搾油施設営業許可申請事務相談に



       明日、ナタネ油搾油施設営業許可申請事務相談に


  100%資源循環型作物としての菜の花を
  上ノ国町で初めて導入し農作物として作付けして5年目。
  ようやく上ノ国町でナタネ油を搾り商品として加工する
  搾油施設を造るまでに漕ぎつけることができました。

  搾油施設は町の農業者への支援助成制度を
  活用させていただき設置することができました。

  施設内に各種備品等の設置もほぼ終了したため、
  明日10日江差保健所に
  ナタネ油搾油施設(食用油脂製造業)の
  営業許可申請事務の事前相談伺うことにしています。

  書類の事前点検でOKがでますと
  直ちに本申請をすることにしています。

  申請書が受理されると
  保健所より施設の調査に入り審査後、
  問題がなければ許可が下りることになります。

  今月末までにナタネ油の商品ができるのではと
  思っています。










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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:12Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月08日

11日に平成25年第1回臨時町議会招集




  11日に平成25年第1回臨時町議会の招集が今日されました。

  今臨時会の案件は、
  平成24年度一般会計補正予算の1件で、
  歳入歳出それぞれ29,819千円を追加し、
  予算の総額は歳入歳出それぞれ4,079,755千円となります。

  歳入の内訳は、地方交付税6,819千円と
  道支出金として地域づくり総合交付金23,000千円です。

  歳出は診療所費として
  石崎診療所スロ-プ整備工事実施設計業務委託費500千円。
  石崎診療所スロ-プ整備工事工事請負費5,800千円。
  診療所備品購入費23,019千円。

  まちづくり対策費として
  ふるさと寄附金謝礼500千円。

  以上の事業補正となっています。

  11日は、同臨時会に関する議会運営についての
  議会運営委員会が9時30分に開かれ、
  議会運営委員会が終了後、
  議員協議会が開催されることになっています。


  ナタネ油搾油施設の工事のため
  HPの更新が4日なされなかったため、
  町を離れて生活をしている子ども達が
  何かあったのかと心配の電話。
  日々の更新見ることで親の安否確認のようです。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:43Comments(0)議員活動

2013年01月04日

悦丸、料理宿・宮寿司、食彩工房、幸村屋、丸井今井函館へ



          悦丸小林水産、料理宿・宮寿司、食彩工房、幸村屋、丸井今井函館へ出店

  明日5日(土)から9日(火)まで
  丸井今井函館で開催される
  第1回道南うまいもの大会に出店・実演販売をします。

 上ノ国町から悦丸小林水産
  天日干し真ほっけ開き(特大2枚)1,100円
  天日干し宗八開き(大4枚)1,100円
  生干しいか(3枚)1,100円




 料理宿・宮寿司
  濃厚なうにをおしげもなく、上ノ国のお米と一緒に炊きこみ、
  地元産のイクラをのせた弁当・うに飯(1折)1,050円
  他にがごめ帆立弁当(1折)945円

            がごめ帆立弁当(1折)945円



 食彩工房は、
  前浜で獲れた新鮮なするめに、
  昔ながらの製法にこだわり漬けこんだ
  するめ塩辛(100gあたり)368円、他出品。




 幸村屋は、
   上ノ国町前浜で水揚げされたホッケを食べやすくステイックにした
   ホッケステイック(150g)630円、他出品




 道南地方の各市町村から出店する「うまいもの大会」です。
 出店する皆さんが一層切磋琢磨して、
 道内外のバイヤ-さんから数多くの
 出店依頼がなされるよう期待するものです。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:28Comments(0)

2013年01月03日

菜の花茶






    昨年5月菜の花が咲き乱れた時期に

    花びらを摘んで塩漬けにしておきました。

    お正月にお湯に散らして

    花を楽しみながら味わいました。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:19Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月03日

内装工事で工房内完工へ



   今日は朝から吹雪模様で、

   時には目の前が見えなくなってしまうほどの吹雪です。



              2012年の出初式の様子


   明日10時より町民体育館内に上ノ国町消防団(9分団)が

   集結し2013年出初式が執り行われます。

   同式典には婦人防火クラブ(品田俊子会長・65人)も参加します。



   工房も明日内装工事に取りかかり最終仕上げとなり、

   内装が乾き次第搾油機や各種備品の設置に取りかかります。







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Posted by おだっちの菜の花油 at 18:48Comments(0)天の川・菜の花油工房

2013年01月01日

新年明けましておめでとうございます。



    新年明けましておめでとうございます。
     地域の鎮守の愛宕神社に夫婦で初詣しました。









        






       























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Posted by おだっちの菜の花油 at 00:39Comments(0)