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2013年02月26日

上ノ国町が「漁民大会」を初めて開催


              上ノ国町が「漁民大会」を初めて開催。

上ノ国町は今年度3カ年計画で、2億2400万円の予算を投入た漁業振興対策を講ずる計画を明らかにして、漁業者が一丸となって漁業振興に取り組む姿勢と、気概を求めるために25日午後2時より、上ノ国町総合福祉センタ-でを会場に町内の漁業者(漁協組合員50人)と女性部20人を集まりました。
 また、漁協、檜山振興局長、檜山南部地区水産技術普及指導所など100人余りが参集して、上ノ国町として初めての「漁民大会」を開催しました。




























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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:46Comments(0)議員活動

2013年02月26日

漁業振興3カ年で町単独で2億2400万円投入



                漁業振興で3カ年(H25-27)で町単独で2億2400万円投入


         「漁民大会」で、今後の漁業振興策を示す工藤町長

 上ノ国町は今年度3カ年計画で、2億2400万円の予算を投入た漁業振興対策を講ずる計画を明らかにして、漁業者が一丸となって漁業振興に取り組む姿勢と、気概を求めるために25日午後2時より、上ノ国町総合福祉センタ-でを会場に町内の漁業者(漁協組合員50人)と女性部20人を集まりました。
 また、漁協、檜山振興局長、檜山南部地区水産技術普及指導所など100人余りが参集して、上ノ国町として初めての「漁民大会」を開催しました。




 「農業、漁業で喰える町」を基本政策として町政を担ってきていますが、厳しい経済情勢や、近年にない異常な自然環境の中で、町内で漁獲されているスルメイカや、サケ、ホッケ、スケソウダラ等の回遊魚が漁獲量の極端な減少により、漁家経営が一層厳しくなってきています。

 この間数十年、アワビの自然放流事業や養殖事業、なまこの放流実験事業等を実施していますが、漁船漁業を主体に漁業経営をしてきた漁業者は、栽培養殖漁業の漁獲で何ヶ月か分の収益を得ようとする真剣な取り組みと気概が見えていませんでした。




 農家の場合は、骨を惜しんで種を蒔かなければ、即収入を得ることができなくなり、生活が出来なくなります。これは即自業自得で誰のせいにもできません。

 町は、基幹産業として位置付けしている漁業が、現状のままでは衰退し基幹産業の崩壊になりかねない実態から、前浜で漁をして生きていこうとする漁業者を中核に据えながら、漁業振興施策を重点的に推進することにしています。




      3カ年(H25-27)で町単独で2億2400万円投入計画

 町の計画では、
ナマコ種苗購入放流事業(50万個)78,750千円
ウニ移植放流事業(種苗購入、身入不良ウニ移植放流)14,850千円
アワビ放流事業(9万個)42,525千円
漁網・漁具整備支援事業(補助率50%)90,000千円
漁場調査推進事業6,300千円
漁業後継者育成対策事業5,700千円
地場水産物加工流通施設整備事業16,500千円
子砂子地区荷捌き施設整備事業12,000千円
などの漁業振興対策事業を計画しています。




   漁民大会では、山崎峰男檜山振興局長が
 「意識改革で漁業改革」-豊かな浜を目指して、と題して基調講演をしました。


 檜山南部地区水産技術普及指導所下山信克つ主査が、上ノ国町で実施してきた、アワビ、ナマコの放流事業での追跡調査について報告しました。

 わが町政史上初めて開催された「漁民大会」の案内書は、当町は、各関係機関と連携しながら各種漁業振興事業を実施してきた。近年漁獲量は減少の一途をたどっている状況にあることから、平成25年度から各補助事業の拡大を図り漁業振興に邁進することにした。
こけまでの経過等も含め町内漁業者の参集し、一体となった漁業振興の見識を深め、漁獲増大の目的達成に向けた漁民大会を開催したい。(要約)とのことでした。




 町は、今年度から3カ年で2億2400万円もの町独自の予算を投入した、漁業振興対策事業を実施するものであり、上ノ国町が実施するこれらの各事業にひやま漁協として、それぞれの事業に支援策を講ずることになっているのであれば、上ノ国町と共催の「漁民大会」であることが理解できるものでありますが、漁民大会で明らかにされた財政負担も含めた漁業振興対策からは、ひやま漁協が主体となるものは一件もありません。
 むしろ、ひやま漁協は主催者の立場でなく、上ノ国町に敬意を示すべき立場でなかったのかと、疑問を感じ得ない大会の運営だったと思われました。

        主催者は上ノ国町ではなかったのか・・・・???

 厳しい見方であるが、町行政のこのような位置付けと姿勢が、漁民との意見交換も行われましたが、集まった漁業経営者の皆さんからは、自分たちの生活と漁業経営をなんとしても築き上げていこうとする気概と、会場内から強い空気の流れを感じ得ず、受け身の雰囲気が感じ取られました。










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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:27Comments(0)議員活動