2013年08月16日
送り火と施餓鬼会
盂蘭盆の16日、送り火を焚きお墓参りをしました。
菩提寺で施餓鬼法要が行われ壇信徒の方々がお参りしました。
浄土宗・施餓鬼会(せがきえ)
「おせがき」は、「 施餓鬼会 (せがきえ) 」「 施食会 (せじきえ) 」などといわれ、
各宗派を通じて行われる仏教行事の一つです。
その由来は、『 救抜焔口餓鬼陀羅尼経 (くばつえんくがきだらにきょう) 』という
お経によるといわれています。
それによると、釈尊の十大弟子の一人である 、
阿難尊者 (あなんそんじゃ) が、ひとりで瞑想している時、
口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼があらわれ、
「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。」と言いました。
恐れおののいた阿難尊者が、
どうしたらそれを免れることができるかを釈尊に尋ねたところ、
釈尊は、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。
また無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した 功徳 (くどく) により、
餓鬼も救われ、その功徳によってお前も救われるだろう。」と答え、姿を消しました。
施餓鬼会 (せがきえ) は、釈尊に教えを請い、
寿命を延ばすことのできた 阿難 (あなん) の
説話にもとづく行事であり、
その求めに応じて釈尊が示された修法が
施餓鬼会のはじまりとされています。
そして餓鬼だけでなく、
先祖代々や広く無縁の 諸精霊 (しょしょうれい) を供養し、
また同時にみなさん自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願うわけです。
ぜひこの施餓鬼会の機会に、心からお念仏を 称 (とな) え、
自他ともに救われる 功徳 (くどく) を積んでいただきたいものです。
本来、施餓鬼会の期日は定められていませんが、
お寺の年中行事のひとつとして、お盆の頃におこなわれることが多く、
施餓鬼棚に「三界万霊牌」や初盆の戒名を記した位牌を置き、
浄水や食物を供え、五如来の「施餓鬼幡」を立てて法要を営むのが習わしです。
施餓鬼会は、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、
無縁仏や餓鬼に施しをする法要でありますが、
さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、
自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、
救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことであります。
今日ではお盆の前後に行われることが多く、
先祖追福のために、また一切の生物の霊を慰め、
あわせて自分自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願う法要です。
(浄土宗ホ-ムペ-ジより)
2013年08月16日
2013.08.15 成人式・誓いの言葉
盂蘭盆で多くが帰省する15日、
平成25年上ノ国町成人式が執り行われました。
政府主催の68回目全国戦没者追悼式の終戦記念日に、
安倍首相が戦没者追悼式で、
戦争枝の課外と反省を述べませんでした。
20才担った40人のみなさんが、
成人になった思いや将来の夢などを述べ、
祝酒献杯と町から記念品が贈呈されました。
Posted by おだっちの菜の花油 at
07:51
│Comments(0)