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2014年03月11日

安倍政権への怒りを語る吉永小百合の本気度~今日のゲンダイより




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安倍政権への怒りを語る吉永小百合の本気度~今日のゲンダイより




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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:16Comments(0)

2014年03月11日

いくら使った? 被災地元紙を沈黙させた「政府広報」の威力



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いくら使った? 被災地元紙を沈黙させた「政府広報」の威力
2014年3月11日  日刊ゲンダイ掲載

<復興公営住宅約5000戸の多くについて、一日も早く用地確保にメドをつけます。内閣総理大臣 安倍晋三>

 安倍首相が被災地視察のために福島県入りしたまさにその日(8日)、地元紙の「福島民報」「福島民友」の朝刊に“福島県の皆さまへ”と題する政府広報がデカデカと掲載された。

 内閣府によると、この政府広報は「内容こそ若干違うが、被災3県(岩手、宮城、福島)のすべての地元紙に出稿した」という。予算については「担当者不在」との理由で聞けなかったが、相当な金額だと予想できる。

 すると、いつもは復興に批判的な記事が目立つ福島の2紙が、この日はさすがに沈黙してしまった。相馬郡新地町に“30戸だけ”完成した復興公営住宅を紹介した“広告絡み”の記事も掲載し、「隣の物音が聞こえる仮設住宅に比べれば、ここは静かでいい」「仮設より落ち着いて暮らせる」という高齢入居者の喜びの声を伝えているのだ。

 まるで「偉大なる首領さまのおかげで」と米の配給を喜ぶどこかの国のようだ。
 もちろん、福島にいた安倍首相も読んでいるはずで、さぞかし気持ちよかったとみえ、「復興が前に進み始めたなと実感することができた」と自画自賛だ。

 だが、福島県内の災害復興住宅4890戸のうち、2月半ばの時点で着工できたのは453戸にすぎない。3年経ってもこのざまだから、ローンで持ち家を建てる世帯は増えているのだ。

■追悼式は東京開催

 安倍首相がもうひとつ、被災地を怒らせていることがある。11日、国立劇場で開催される「東日本大震災3周年追悼式」である。広島・長崎の原爆平和記念式典を東京で行うなど聞いたことはない。現地開催が当たり前だが、内閣府の追悼式準備室は「被害が広範に及び、開催候補地の選定が難しい。海外からの外交団もおりますし、警備上の問題もある」と東京開催を正当化する。

 理屈は分かるが、南三陸町の被災者支援担当者はこう言った。

「被害の記憶を風化させないためには、被災地で行うのが望ましいとの声はあります…」

 ちなみに、南三陸町の佐藤仁町長や南相馬市の桜井勝延市長は、東京の式典には出席せず、地元の追悼式に参加する。

デカデカ掲載された「政府広報」/(C)日刊ゲンダイ

東日本大震災これは当時の大洗港



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Posted by おだっちの菜の花油 at 19:21Comments(0)

2014年03月11日

尾田孝人議員の一般質問に対して、工藤町長と矢代教育長の第一回目の答弁です。



 今日開会された平成26年第一回定例町議会の一般質問に登壇した尾田孝人議員の一般質問に対して、工藤町長と矢代教育長の第一回目の答弁です。
 再質問、再々質問と答弁については、会議録が校正され次第報告します。




質問・尾田議員
1、函館市の大間原発差し止め訴訟への動きに賛同し共に行動を


 安倍首相は東京五輪招致演説で、状況はコントロ-ルされていると世界に大見得を切った福島第一原発では先日、汚染水のタンクから1リットル当たり2億4千万ベクレルというきわめて高い濃度の汚染水が約100トンも漏れただけでなく、時々刻々と生み出され捨て所のない核の汚染水を湛えた巨大タンクが1千基を超えています。
 このような状況が続いているのにもかかわらず、安倍首相は原発再稼働への姿勢を変えようとしていません。

 工藤函館市長は「政府は原発を捨てるつもりはないと強く感じ、福島原発事故を踏まえると、これ以上原発を増やすのはいかがかという思いと、事故を起こしたわれわれの世代が原発を造るべきでない」と述べ、一自治体として国と電源開発を相手に建設差し止めの訴訟を3月中に行うとされています。

 この間、大間原発の建設凍結の要望を4度も行い、渡島管内2市9町全ての首長、議会、農漁業、商工団体、観光団体等々が一丸となって要望しています。
檜山管内では、今金・北檜山農協が要望者となっていますが、非常に残念でありますが、檜山管内の首長及び議会、各団体等が行動を共にしていないことであります。

 上ノ国町はヤマセ風が吹くと、津軽海峡から一気に稲穂峠を越えて天の川沿いを吹き抜けてくる地形にあり、大間原発がこのまま建設された中で、万が一事故が起きたときには取り返しの出来ない事態になることを想定しなければなりません。

 工藤函館市長・市民の大間原発差し止め訴訟の行動にを我がこととして町長も賛同して共に行動すべきと考えますが町長の所見をお伺います。

 また、檜山町村会としても賛同行動を推し進めるよう提案していくべきと考えますがいかが町長の所見をお伺いします。

答弁・工藤町長
十番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

一点目、「大間原発差し止め訴訟へ共に行動を」のご質問であります。

私は、以前にも原子力発電所に関するご質問を受けた際に申し述べましたが、将来的には安全安心なエネルギーの供給体制を望むものの、代替エネルギーの供給体制等やエネルギー源切替えによる電気料金の値上げなどを勘案した場合、原子力発電所の再稼働は、現時点ではやむを得ないものと思っております。

また、福島原子力発電所の事故などを顧みますと新たな原子力発電所の建設については疑問を持つところもありますが、MOX燃料を使用する大間原子力発電所は、今後の国のエネルギー政策において重要な位置づけになるものと思われますことから、この建設の可否については私自身今のところ判断できる状況にはありません。
この件に関しましては、函館市が訴訟を起こし今後は司法判断に委ねられますことから、本町といたしましては今後とも静観して参りたいと存じます。

質問・尾田議員
2、ふるさと納税・寄附金を更なる町経済の活性化に活用を


 わが町への「ふるさと寄附金」が、年度当初の見込みより更に増える見通しから、1月の臨時議会で寄附金への謝礼のため、190万円の補正予算を組み今年度総額490万円とし、寄付者も1640人と見込みましたが、今現在の寄付者総数と寄付金額、大口寄付者、指定寄付などの内訳はどのようになっていますか伺います。

 24年度の寄付者563人のうち、重複回答もふくめ54%の方々が特典が魅力的だからと回答されております。この回答は全国的な流れとなっており、そのため全国の自治体は特典の品々のカラ-写真を掲載するなど創意工夫をなされています。

 わが町では13セット品を基本的に通年発送できる旨周知なされていますが、どのような方法により記念品の選定を行ってきたのか。今後更に、記念品を増やすことや機敏な情報発信をするインタ-ネットの充実を図って行くべきでありますがいかがか。

 現在1万円から3万円未満の寄附金者に対して5000円分の記念品、3万円以上には5000円分を2品贈ることにされています。
 今後、ふるさと納税・寄附金事業を上ノ国町の更なる経済活性化を図る事業と位置付けし、寄附金額に対する記念品特典額を引き上げて、多くの寄付者に一層喜んでご寄付をされていただく手段を講ずるべきでありますがどうか、

 特に大口寄付金者の方には、上ノ国町に招聘しておもてなしをする制度も創設すべきと考えますが町長の所見をお伺いします。

 また、財政課が寄附金及び記念品の送付についても所管しているところですが、寄附金の受付管理事務は財政課の所管とし、記念品等の取り扱い事務は、商工水産課等に所管させるべきと考えますがいかがかお伺います。

記念品贈答額の引き上げについて検討すると佐藤副町長・再質問への答弁
答弁・工藤町長
 次に、二点目「ふるさと納税・寄附金を更なる町経済の活性化に活用を」のご質問であります。

まず、平成二十五年度の寄附者総数は、二月末時点で 一千三百六十二人、寄附金額は一千五百二十七万四千円になっております。また、大口寄附者、指定寄附などにつきましては現在のところございません。
次に、記念品の選定につきましては、平成二十年当初は町の特産品としてホームページに掲載されている商品が少なかったため、町内の生産、加工業者へ打診して了承された商品から選定し、ホームページ「ふるさと納税の特産品一覧」に掲載いたしました。

ホームページ「観光パンフレット」では随時商品の掲載を募集しており、掲載された商品につきましては、通年で提供頂ける旨を確認のうえ特産品として追加しております。また、情報発信をするインターネットの充実につきましては、今後検討して参ります。

次に、「寄附金額に対する記念品特典額を引上げ」につきましては、平成二十五年度より三万円以上二品としたところ三万円以上五万円以内が前年七件であったが七十二件と増加傾向にあることから今後検討して参りますが、大口寄附金者の招聘につきましては、現在のところ考えておりませんのでご理解願います。

また、寄附金及び記念品送付の所管につきましては、寄附者に対しスムーズな対応をという趣旨で双方の事務を一連の流れで管理している現状に有ることから、所管課は一課と考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

質問・尾田議員
3、住宅リホォ-ム助成金事業の創設で快適な住環境の整備促進と、関連産業の振興を


 町長は、農漁業関係・商工業関係等の振興策として、各種の支援対策事業を展開していますが、これらの事業対象外の多くの町民の皆さんにおいては、これらの支援事業がわたしたちにどんな恩恵をもたらすのかとの声がでております。
 また、町内各地域においては、空き家が増加し、高齢者の夫婦世帯や独居老人世帯も含め、特に海岸方面では、塩害等による住宅の傷みが農村地域より激しい住環境にあります。

 町民皆さんの持ち家住宅の安全性や耐久性、居住性の向上を図るために「住宅リフォ-ム助成金制度(仮称)」を創設して、安心して快適な暮らしができる居住環境の整備促進を図ると共に、町内住宅関連産業の振興と雇用を促進し、地域経済の活性化を図るべきですが、町長の所見をお伺いします。

住宅リフォームに要する費用の一部を助成することについて、検討して参りたい
答弁・工藤町長
 次に三点目、「住宅リフォーム助成金事業の創設で快適な住環境の整備促進と、関連産業の振興を」のご質問であります。

本町における民間住宅の半数は、築年数が三十年以上経過して老朽化が進行しているものと推定されます。このため、住宅の安全性や耐久性及び居住性の向上に係る需要は強くあるものと認識しております。

また、電気料金や灯油価格の高騰の対策、低炭素社会の実現に対応するための省エネルギー化の推進、生活様式の変化に対応した機能の改善と快適な暮らしなどを実現する住宅リフォームは、安全安心なまちづくりの実現に対しても、とても有効な方策であると考えており、さらに、町内住宅関連産業の振興及び雇用を促進して、地域経済の活性化の推進に寄与する効果があることを認識しております。

このことから、今後、住宅リフォームに要する費用の一部を助成することについて、検討して参りたいと考えております。

質問・尾田議員
4、保育料無料化を実現し若い世代が安して子育てできる上ノ国町を


 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表しました将来の人口推計では、2040年の上ノ国町の人口は2410人と推計され、産業構造の脆弱化と少子高齢化による町の衰退が深刻になると見込まれています。
 
 町長は、乳幼児から高校生までの医療費の無料化や妊産婦の検診料の助成など、各種の子育て支援対策を管内他町にさきがけて積極的に実現させています。 

私は更に一層、わが町を背負っていく若い世代が安心して子育てできるように、町立保育所入所児全員の保育料を無料化にする、大胆な施策実現を図っていくべきと考えますが、町長の所見をお伺いいたします。

せたな町で実施している保育料への支援対策より、より大胆な支援を実施していく・再質問への答弁で
答弁・工藤町長
 次に四点目、「保育料無料化を実現し、若い世代が安心して子育てできる上ノ国町を」のご質問であります。

これまで、安心して子どもを出生できるよう、少子化対策の一環として助成して参りました。
さらに、少子化対策を進めるため、出生した後の経済的な面を軽減することにより安心して、子どもを生める環境ができると考えております。

このことから、経済的に厳しい若い世代が安心して子どもを育てることができ、働く環境を安定させるためにも、保育料につきましては、保護者の負担を軽減するため、大胆な支援をして参ります。
(尾田議員の再質問に工藤町長は、せたな町で実施している保育料への支援対策より、より大胆な支援を実施していくと答弁しました。)

質問・尾田議員
5、子どもの一人一人の尊厳を大切にし、相互に尊重しあう社会の実現のため全町民の下で「子どもいじめ防止に関する条例」の制定を


 いじめが社会問題化する中で、昨年9月に施行された「いじめ防止対策推進法」に沿って、北海道議会も今開会中の定例道議会で仮称「北海道子どもいじめ防止に関する条例」(案)を制定する予定になっています。 渡島管内知内町では昨年6月に道内で初めて同条例を制定しています。

 全ての子どもは、かけがえのない存在であり、一人一人の心と体は大切にされなければなりません。子どもの心と体に深刻な被害をもたらすいじめは、子どもの尊厳を脅かし、基本的人権を侵害するものです。

 しかしながら、いじめはいつでもどこにおいても起こり得ると同時に、どの子どももいじめの対象として被害者にも加害者にもなり得ることがあります。このようないじめを防止し、次代を担う子どもが健やかに成長し、安心して学ぶことができる環境を整えることは、全ての市民・町民の役割であり責務であります。

 一人一人の尊厳を大切にし、相互に尊重しあう社会の実現のため、いじめを許さない文化と風土を社会全体でつくり、いじめの根絶に取り組まなければなりませんが、わが町においてもいじめの防止についての基本理念を明らかにして、いじめの防止のための施策を推進し、その対策を具現化するため全町民が共通の認識の下に「子どもいじめ防止に関する条例」の制定を検討すべきと考えますが、教育長の所見をお伺いいたします。

「(仮称)上ノ国町いじめ防止基本方針」を定め、学校・保護者・地域・関係機関が一体となった、いじめ撲滅に取り組む体制を確立して参りたい
答弁・矢代教育長
十番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

五点目、子ども一人一人の尊厳を大切にし、相互に尊重し合う社会の実現のため、全町民の下で「子どもいじめ防止に関する条例」の制定を、とのご質問であります
が、
いじめを防ぐためには、全ての学校の教職員及び保護者が連携し、取り組むことが必要であると思いますが、より実効性のあるいじめ防止対策を進めるためには、いじめ撲滅に向けた社会全体の機運を高めるとともに、学校・家庭・地域・行政がそれぞれの役割を果たすことも重要であると考えております。

昨年九月に施行された「いじめ防止対策推進法」においては、国・地方・学校の責務が規定されておりますので、町独自の条例の制定は考えておりませんが、この法律の規定に基づき「(仮称)上ノ国町いじめ防止基本方針」を定め、学校・保護者・地域・関係機関が一体となった、いじめ撲滅に取り組む体制を確立して参りたいと考えております。

質問・尾田議員
6、全町民を対象とした「文化財・遺跡めぐりツア-」等を実施し、町を誇り語るおもてなしを


 花沢館跡、洲崎館跡、夷王山墳墓群や比石館跡、重要文化財の上国寺本堂や勝山館遺物など、北海道内の他の市町村に優る歴史的文化遺産があります。
 旧笹浪家住宅や勝山館ガイダンス施設が開設以来、参観者の推移が千数百人に止り、これらの貴重な財産を大多数の町民の皆さんが足を運んで参観していない実態にあります。
 他の市町村にない優れた文化財があっても、一人一人の町民の皆さんがこれらの歴史的遺産を見聞して、誇りに思わなければ価値のないものとなっていきます。

 教育委員会が製作したDVDの「管江真澄と上ノ国・勝山館とその時代」を町民の希望者に配布なども行っていますが、この映像を全世界にインタ-ネット配信するなど有効活用しておりません。
 上ノ国町の誇れる歴史的文化遺産を積極的に情報発信していく気があるのかないのか教育長の所見をお伺いいたします。

 また、各教育委員の皆さんが先頭に立って、各町内会長さん、女性会、老人クラブの皆さんなどの協力を得るなど、創意工夫をし知恵を出し合って、全町民を対象とした「文化財・遺跡めくりツア-」を実施し、町民の皆さんが町を誇りに思い、町を語っておもてなしができるようにすべきですが、教育長の所見をお伺いいたします。

全町民を対象とした町内の文化財・遺跡めぐりツアーを企画実施して参りたい
答弁・矢代教育長
次に六点目、全町民を対象とした「文化財・遺跡めぐりツアー」等を実施し、町を誇り、語る、おもてなしをとのご質問でございますが、

旧笹浪家住宅や勝山館跡はいずれも重要な文化財として国の指定を受けており、教育委員会では地域の皆様は基より、北海道内外からの来町者が本町の歴史遺産を間近に見、先人の営みに触れ、感じることは、地域の歴史との関わり合いを一人一人が実感出来る大切な機会と捉え、気軽にご利用いただけるように取り組
ますが、議員ご指摘のとおり、旧笹浪家住宅及び勝山館跡ガイダンス施設が公開されてから十年が経過しており、来館者数についても徐々に減少してきているところであります。

ご質問の「菅江真澄と上ノ国」につきましては、旧笹浪家住宅の米・文庫倉、「勝山館とその時代」につきましては、勝山館跡ガイダンス施設にて映し出される映像となっておりますが、当初これらの映像については、インターネットなどの環境で配信する事を想定して作製しておりませんでしたが、今後インターネットなど様々な情報ツールを利活用しながら、情報発信をしたいと考えております。

また「全町民を対象とした文化財・遺跡めぐりツアー」の実施についてのご質問でありますが、これまで教育委員会では、平成十九年に「ふるさと歴史探訪」、平成二十年には「ゆっくり文化財めぐり~エゾが島の中世を旅する~」と銘打って、上ノ国町内に点在する遺跡を始め、歴史的建造物などの文化財ツアーを企画実施し、さらに平成二十一年には「上之国と下之国」バスツアーとして、厚沢部町の「館城跡」、北斗市の「茂別館跡」、函館市の「四陵郭」へ、平成二十三年には中空土偶見学バスツアー、平成二十四年には知内町砂金堀体験など、様々な文化財普及啓発事業の取り組みを行ってきているところでありますが、

今後においても町民の皆様がわが町を誇りに思い自慢できるよう、全町民を対象とした町内の文化財・遺跡めぐりツアーを企画実施して参りたいと考えておりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 16:58Comments(0)議員活動

2014年03月11日

Facebook友達  日高 のぼるさん



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 きょうは3月11日。大震災から3年目です。あの日、夕方歩いて帰る「決意」をし、御茶ノ水から埼玉・上尾まで歩いて帰りました。途中少し迷いながらも、東京から埼玉へむかう人波に合流し歩きつづけ、7時間後にようやくJR上尾駅前までたどりつきました。地図で見ると40キロ以上歩いていました。やっとタクシーをつかまえ帰宅。午前2時30分、部屋の中は本棚の本が落ちていて足の踏み場はなく女房も疲れたのか、そのうえに蒲団をかけて寝ていました。

 写真は2012年9月に友人の車でいった福島の相馬市、南相馬との境界線近くです。震災を忘れまいと書いた詩「鳥の影」を掲載し、自然エネルギーを生かし―原発ゼロへの道をすすんでいきたいと思います。



  鳥の影

安全 安全と
オウム返しにくりかえしていた「安全」が
神話となって

巨大な始祖鳥の残影が
無人と化した瓦礫の街を
覆っている
    *
2011年3月11日 金曜日 晴れ
降水確率30% 予想最高気温11度 最低気温2度
朝刊には「君が代処分取り消し 都教職員167人
逆転勝訴」の高裁判決記事が躍った
「沖縄県民はゆすりの名人」などと発言した
米国務省のメア日本部長は更迭
寒さは少しやわらぎ過ごしやすい日だった
午後2時45分までは―

週末のけだるい空気はその一分後に一変した
耐震構造のビル全体が大きく揺れ
いったん治まっても次つぎにくる余震
東京はもとより東日本全体の日常が変わった
宮城県沖 マグニチュード9・0の巨大地震
手の施しようのない揺れと津波

福島第一原発の崩壊 全炉心溶融―メルトダウン
破壊された「安全」を「想定外」と言い換え
あとだしジャンケンのような政府と東京電力の対応

日本列島 いのちが漂流している
    *
東日本大震災被災者への救援募金 駅前で訴えた
行き過ぎて戻り募金していく人
子どもたちから お坊さんやサラリーマンまで
小銭から千円札まで入れられる
思わず胸がつまり
ありがとうの言葉を飲み込んでいた

男の子がかけよってくる
握りしめていた手を募金箱のなかで開き
ありがとう と声をかけるとほっこりと笑い
またかけていく 5円玉が入っていた

居酒屋のカウンター
いつもの顔が座り 少し大きな声で話し始めた
 駅前のコンビニへ買物にいったら
 金髪で顔のあちこちにピアスをしている
 いま風の男の子 ATMで金を下ろし
 備え付けの募金箱へ札をねじ込み
 そのまま出て行った
 店員が調べたら5万円
 いまどきの子も格好だけじゃわからないなぁ

みんな静かにグラスを傾けていた
    *
津波に飲み込まれ
流されていく家や車

流される車のクラクションを鳴らし続けていた人
手をふる人もいました★

生の最後の一瞬を
確かに生きてきた証を
伝えたかったのだ
なにか言いたかったのだろう その声も
波の間に消えた

かけがえのない命を偲び
失われた街並みの上へ 
花を手向ける                 

 ★宮城県南三陸町 被災者の証言―テレビ映像から

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2014年03月11日

<東日本大震災>津波で決死の誘導、胸を張れ…長男へ



Facebook友達  かがみ 道子さん


健一。父ちゃんと母ちゃんは3年たっても時間が止まったまんまだ。つらいけど、ありがとう。【
<東日本大震災>津波で決死の誘導、胸を張れ…長男へ
毎日新聞 3月10日(月)21時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140310-00000075-mai-soci

 かけがえのない命と暮らしが奪われた東日本大震災から11日で3年を迎えた。増え続ける震災関連死を合わせ、犠牲者は2万1000人を超えた。地震・津波や東京電力福島第1原発事故で住まいを奪われた約26万人が、今も避難生活を強いられている。いとしい人への追慕、帰郷の誓い、支援者への感謝、風化の懸念。さまざまな思いが行き交う中、復興の道半ばの被災地に3度目の「3月11日」が巡り来る。
 ◇福島県相馬市…阿部新太郎さん(73)、妻洋子さん(67)


 長男の健一へ。
 高校を中退し、父ちゃんと同じ漁師になったお前の腕はピカイチだった。20年かけ「親子船」の借金3000万円を払い終えた直後に、嫁と娘2人を残して津波にのまれ、まだ39歳で無念だったろう。

 今は仮設住宅で暮らす父ちゃんも母ちゃんも、壁に飾ったお前の消防団の法被を見上げては、悲しみをかみころしてる。原発事故でダメになった漁が将来再開されても、やり直す気力がわかねえ。でもな、父ちゃんと母ちゃんが震災後も生きてこられたのは、健一のおかげなんだ。

 消防団の副分団長として、お前は津波に襲われるまで避難を呼びかけ、多くの命を救った。「健ちゃんが『逃げろ』って怒鳴ったから逃げた」という人が大勢いる。震災直後は停電で、防災行政無線はうんともすんともいわねがったし、消防団が「命を救うとりで」だったんだ。父ちゃんたちは、お前が救った人たちに感謝され、支えられているぞ。

 健一は、生まれた日のこと、知らないべ。家の田んぼは水はけ悪くて、秋になっても泥沼でなあ。母ちゃんは「子が冷える」って心配しながらも懸命に稲刈りしてた。そのうち産気づいて、産婆がお前を取り上げでくれだ。「健やかに育って」。そんな願いを託して名付けたのは母ちゃんだ。

 母ちゃんが今思い出すのは、お前が小さいころのことだそうだ。「朝の暗いうちから夕方まで浜の仕事で、健一と遊んでやれなかった。ごめんな」って。毎日漁に出てた父ちゃんもそうだ。だから、「早ぐ漁師になりてえ」と高校2年で退学したとき、親を助けようと思ったんだって涙があふれた。

 暮らしていた地区で津波にのまれた消防団員は9人もいた。副分団長が代々受け継いできた法被姿で健一が見つかったのは、2週間後で8人目、最後は分団長だった。仲間が見つかるのを待ってたんかな。お前の顔は、きれいで、表情は誇りに満ちていた。人間は助け合って生きるもんだと、命を張って教えてくれたんだ。若い団員が「健一さんの遺志を語り継ぐため、辞めません」と言ってくれたぞ。

 お前の娘は高校生と中学生になった。震災後はふさぎ込んでいたが、今では勉強とバレーボールに熱中することで悲しみを乗り越えようとしている。嫁も気丈に振る舞ってる。父ちゃんたちの隣に住んで、母ちゃんも手助けしてっから、安心していてけろ。

 健一。父ちゃんと母ちゃんは3年たっても時間が止まったまんまだ。つらいけど、ありがとう。【聞き手・栗田慎一】
長男健一さんが避難誘導をした住宅街跡地に立ち、遺影と法被を掲げて語りかける阿部新太郎さん(右)と洋子さん=福島県相馬市で、栗田慎一撮影


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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:39Comments(0)

2014年03月11日

【福島原発事故 だれも責任を取っていない!】



【福島原発事故 だれも責任を取っていない!】
3月11日 東京新聞

 「原発ゼロ 国民の総意」 事故調トップ3人、再稼働の動き批判

東京電力福島第一原発事故から三年を迎えるのを前に十日、事故の原因や対応を検証した政府、国会、民間の各事故調査委員会の元委員長らを集めた討論会が東京都内で開かれた。国会事故調の黒川清元委員長は「あれだけの事故が起きても日本の社会が変わる気配がない。誰も責任を取らない」と指摘した。




 民間事故調の北沢宏一元委員長は稼働中の原発がゼロであることに触れ、「国民の総意としか言いようがない」と強調。再稼働後に事故が起きれば「(日本は)世界の笑い者」と述べ、慎重に判断する必要があるとの考えを示した。

 政府事故調の畑村洋太郎元委員長は「一番、学ばないといけないのは、どんなに考えても気が付かない領域があること」と指摘。それを踏まえた上で、国民全体で原発再稼働の是非を判断すべきだと訴えた。

 討論会には米原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ元委員長も参加し、「原子力は100%安全はあり得ない。社会としてメリットをどう考えるか、リスクがあっても受け入れられるかがポイント」と述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014031102000134.html


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2014年03月11日

Facebook友達  増山 麗奈さん



Facebook友達  増山 麗奈さん


某医療雑誌に 寄稿する原稿 の原案 ブラッシュアップして 文字量を減らします。
 私には12歳と8歳になる二人の娘がいます。10年前、娘を授かる1年前、私は戦火のイラクへ行きました。劣化ウラン弾による放射能被ばくの影響によって急増している白血病に苦しむ8歳のムスタファ君と出会いました。ムスタファ君は髪の毛が抜け、とても痩せ年齢よりもずっと幼く見えました。資金不足で満足な治療薬を用意できない病院で、我が子を心配そうに眺めるお母さんやお父さんたちの姿が胸に焼き付きました。

 イラクに行った事は私の人生を大きく変えました。記録の映像を撮影してくれていた男性と恋に落ち、新しい命を授かったのです。彼はイラクに7回通う戦場ジャーナリストでした。大きなお腹を抱えながら劣化ウラン弾について調べました。イラク国内で多くの新生児が先天性異常をもって生まれてくること、帰還米兵の尿からもウランが検出され、帰国後パートナーとの間に授かった胎児に異常が見つかったことを知りました。



  「私が授かった赤ちゃんは大丈夫かしら」不安を抱えながら次女を出産しました。分娩室でギロリと私を睨んだ赤ちゃんは、イラクで出会ったムスタファ君と同じ年齢に成長しました。

 「かきくけこ」の発音が苦手だったり、何度言っても時計の読み方を覚えられなかったり、身長が低いことを思うたび、考え過ぎかも知れませんが、脳裏に劣化ウラン弾のことがよぎりました。そのたびに彼女の生命力を信じ、愛を注ぎました。根気よく発音や勉強を教え、原発事故以降は放射線の少ない地域に移住し、安全な食材でお弁当を作り、よく笑いました。いつの間にか発音はなおり、自然が大好きな少女はすくすくと育っています(少々ずる賢いところがありますが)。
 
 福島の原発事故によって放射能による健康被害や出産への不安が身近な問題となってしまいました。福島や東日本一帯、内部被曝をふくめたら日本中、海洋汚染を思えば世界中の人たちにとって他人事ではありません。もしこの原稿を読む医療関係者の皆さんや、読者の皆さんの回りで「ひょっとしたら」と思う被害が起きたら、どうか目を背けず、治療や、被ばく回避の対応を続け、相手に愛を注ぎ、細胞の再生を信じてあげてください。



 そして次世代への被ばくを少しでも減らすこと、核によるエネルギーも兵器も使わない社会を子ども達に届けることが、大人達の義務だと思うのです


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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:17Comments(0)

2014年03月11日

311から3年・・・・増山 麗奈さん



Facebook友達  増山 麗奈さん


311から3年
この瞬間を日本の稼働原発ゼロで出迎える事が出来ました。
全国で声を上げ 自然エネルギー推進を進めてくれている方々
原発立地体で原発マネーが途切れたのに必死で暮らし、働いてくれた方々のおかげです。
ありがとう。
電力会社の中でもおこっている変化の証でもあります。
この3年間 放射能の被害 原発の事 「子ども達を守れー」とありとあらゆる役所を訪ね
東電の関連の瓦礫処理会社に潜入取材し
7μシーベルト/hの飯舘村の除染現場の外でお弁当を食べ、タバコをすう労働者の方が 他に仕事がないからと安い日当で働かざるをえない被災者の方だと知り
ドイツまで出かけ 廃炉現場を訪ねたり
インドまで出かけ 児童労働を行ってきた子ども達と出会ったり
福島の少女が胸にたくさんの辛さを抱えている事を知ったり
東電の汚染水によって漁ができない漁師さんから
「息子の代までには 解決の筋道をつけたい」という思いを聞いたりしてきました。
不条理な現実に心がこんがらがったときは 
アートしかない、と気がつきました。
広島で被爆された銀林美恵子さんのご生前中になんとか絵本「げんばくとげんぱつ」を仕上げ、届ける事が出来ました。
毎日毎日お弁当を作ったり 
お弁当どころか食が心配すぎて 自分でお米を作ったり
日々 少しずつ 暮らしのいろんな所を見直して
なるべく手作りを心がけるお母さんになりました。

日々へっぽこな私を支えてくれる家族 大家さん お米仲間 友人 仲間たち 仕事仲間 先輩たくさんの方々に感謝しています。
原発事故をきっかけに
生きる事 自然に恵をいただいて生かさせてもらっている事
を教えてくれた事を考えると 
ある意味 東京電力にすら 感謝をしています
(きっちり責任は追求しますが!)
これから日本を襲う 放射線の被害は じわじわと 心や身体 社会を壊していくと思いますが
具体的に人びとを救済する仕組みを作りながら(移住、保養)
なるべく被ばくをしないように社会も個人も心がけ 
治る 育つ 生きる 伸びる 生命の可能性を信じながら
誰もが誰かを支え合い 病気や障がいをもった人であっても いきやすい社会を作っていきたいです。
そして自分の目が黒いうちに 世界中550基の原発を廃炉に
安全な片付けをする道筋をつくりたい。
やっぱり 愛 しかない と思う

3年目の 3.11
全ての子ども達が幸せに生きる世界を作りたい
3年間の葛藤と取材をカタチにしたドキュメンタリー映画
「ママの約束 〜原発ゼロで見つけた本当の豊かさ」(増山麗奈 監督 編集)上映会、是非見に来てくださいね。
3月21日は東京 水道橋 スペースたんぽぽ
https://www.facebook.com/events/1425331964374160/?ref_dashboard_filter=upcoming
3月30日は大阪 討論バーシチズン
https://www.facebook.com/events/420839184717112/?ref_dashboard_filter=upcoming

北海道や福島でも上映会が行われる予定です。
でも実は、まだギリギリまで編集しています。
これからの1年
少しずつ海外から安全な食を仕入れるルート作り
絵画アーティストとしての仕事
被災地で子ども達のアートによる癒し
続けていきたいです。
いろいろ至らない所は精進します。
愛を込めて
増山麗奈


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Posted by おだっちの菜の花油 at 08:07Comments(0)

2014年03月11日

「泊原発の廃炉をめざす会」講演会で高校生のアピール



Facebook友達  川原 茂雄さん


北海道札幌市 ·
土曜日に行われた「泊原発の廃炉をめざす会」講演会での高校生のアピール文を、本人の強い意思にもとづいて、中略・削除・添削なしで全文を掲載します。

 この文章は、全てとがりさん本人が考え書いたものであります。このアピールに対して、様々な違和感を抱いたり、様々なご心配をしている声があることは知っています。そのことから、この文章を公表することに配慮を求める声があることも知っています。その上で、やはり本人から強く公表を求める意思が伝えられました。

 これは、いま一人の高校生が、自分の出来る限りで知識と情報を得て、自分の出来る限りでせいいっぱい考えて、多くの人達に伝えようとした文章です。その文章の稚拙さや配慮の足りなさを指摘したり、批判したりすることは簡単でしょう。でも、その前に、この文章を通して、一人の高校生が、今回の原発事故を通して、なにを感じ、なにを考え、なにを訴えようとしてるのかに、私たちは耳を傾けるべきではないでしょうか。

 この文章に違和感を感じるのであれば、そのような違和感を感じるような状況を作ったのはいったい誰なのか、いったいどうしてなのかを考えるべきではないでしょうか。本当に、批判され、指弾され、攻撃されるべきなのは誰なのかを考えるべきなのではないでしょうか。もし、この文章に違和感を感じたのであれば、是非とも彼女に「手紙」を書いてあげてください。あなたが、いまのこの状況についてどう感じ考えているのかを、しっかりと彼女に伝えてあげてください。それが、この文章を読んだ、「大人」の責任ある態度だと、私は考えます。

 こんなことを言ったら、まわりからどう思われるのだろうか。こんなことを書いたら、だれかから批判されるのではないだろうか。そんなふううに考えて、いったいどれだけの「大人」が沈黙しているのでしょうか。この一人の高校生の言葉は、そのような「大人」の沈黙を破るものであると考え、あえて本人の意思を尊重し、ここに公表させて頂きます。(かわ)

「泊原発の廃炉をめざす会」講演会で高校生のアピール文

 福島原発事故から3年の月日が経ち、日本の政治には原発以外にも非道な問題が浮上してきました。震災後の日本の行動は、どれを見ても異常です。人間としての理性を疑います。

 オリンピックの東京への誘致など、するべきではありません。他国の選手をわざわざ福島原発事故の放射能汚染の本場へ連れてくるということは、すなわち彼らに毒を盛るということです。他国の選手の健康を奪って自国が豊かになろうとは、なんと愚劣な考えなのでしょう。誘致の演説をする時の安倍総理の満面の営業スマイルは、思い出すだけで寒気がします。自分の国がしたことも省みず、世界を前に、よくunder controlなどと、嘘を並べ立てられるものです。

 「おもてなし」という言葉も大嫌いになりました。放射性物質たっぷりの食べ物と水と空気でもてなす、ということでしょうか。結局、日本の言うことは表なしの裏ばかり、利己心のかたまりです。
 東京オリンピックでは、一部の競技を福島で行おうとしているそうです。原発事故はまだ終息していないということを、国民や世界の人々が知らないとでも思っているのでしょうか。どこまで馬鹿にする気なのでしょう。
東京でオリンピックを開催することは人々の危機感を麻痺させ、国民をも騙します。

 2011年8月、全国高等学校総合文化祭が“ふくしま総文祭”という名で福島県で開催されました。学生にとって、部活動での全国大会への出場はとても喜ばしいものです。全国大会とは部活全体で志すもので、その開催地が危ない土地だと思っても、よほど強い意志を持っていなければとても参加を断れるものではありません。それを福島で開催するとは、卑怯です。

 それが目的なんだろうと思いますが、高校生が全国から集まり福島で青春の時を過ごした、ということが、安全アピールに利用されてしまいます。また、震災後から修学旅行先を東北にする学校も増えています。人生の大切な思い出である修学旅行への参加を断念することも、勇気のいることです。

 数々のアーティストや芸能人が福島でイベントを開く、ということも耳にします。避難せずに福島に残っている人はますます居心地が良くなり、福島から離れられなくなるでしょう。

人を大勢集める行事の開催地としてたびたび福島をはじめ東北を引き合いに出すことに、日本人の認識の甘さと国の陰謀が表れています。さらに、マスコミがこの風潮をますますあおっている、ということは言うまでもありません。震災後の報道内容は偏り、伝えるべき事実は表に出てきません。利害関係に流されて、事実を伝えるマスコミの使命を忘れたのでしょうか。

また、マスコミの報道のゆがみが秘密保護法によってさらにエスカレートすることを、私たちは恐れなくてはいけません。

事故直後から繰り返された 枝野官房長官の「直ちには影響はない」という
言葉は、国民の耳にタコを作りました。どれだけの人が、しなくて済む被曝をさせられたのでしょう。たくさんの人が考えることをやめてしまいました。

 今でも福島に人がいる、という状況は異常です。事故直後に避難するチャンスを逃したからといって、今も避難せずに残っているのもおかしいです。今からでも避難してください。一度避難したのにまた福島へ戻っていくのも、絶対に間違っています。福島にいたら、命が危ないのです。見えないし、感じないし、においもしませんが、確実に体が壊されていくのです。

 子どもがかわいそうです。子どもが将来病気になったら、親は辛いでしょう。でもいちばん辛いのは、病気になった子ども自身です。親がいくら「自分が代わってやれれば」と思っても、絶対に代わってやることはできません。今避難するかどうか、それが子どもの寿命を左右するのです。
 除染すれば戻れると思っている人もいるようですが、除染など、ただの儀式に過ぎません。一度原発事故を起こして放射性物質をばらまいたら、もう時間が経つのを待つしかありません。復興という言葉を口にするのは、100万年早いのです。

 そこにいる、ということは、大学教授たちの被曝実験用のモルモットにされるということです。できるだけ早く、できるだけ原発から遠く離れたところへ、避難してください。子どもだけでも、避難させてください。福島は、子育てをするところではありません。

「中国のPM2.5が風にのって来て危ない」と騒ぐくせに、自分たちが海に流し、風に乗せて地球全体へ届け続けている放射性物質を、なぜ問題視しないのでしょう。何万年かかっても償いきれないほどの迷惑を世界中にかけているのに、日本が世界へ向けて謝罪しているところを私は見た記憶がありません。いつ謝罪するんですか。

東電は放射性物質をばら撒いても罰せられなかったため、電力会社はこの期に及んでまで「安全な原発」という商品名をかかげ続け、安心して原発の再稼働に全力を注いでいるのです。これだけの被害を日本全国や全世界にもたらしているのに、どうして、東電は刑事責任を追及されないんですか。

 8月の平和式典で平和を願うことと9条を改正しようとすることとは、大きく矛盾しています。9条を無くして戦争できる国にしようと急いでいる安倍総理に、平和宣言する資格などありません。安倍総理がいくら平和について言葉を並べても、口先だけにしか聞こえません。

 いま異様なほどに戦争への道を急いでいる政治家のオジサンたちは、年齢からして戦力にならないし、政治家という立場上、戦地へ出向くことはないでしょう。自分が直接血のにおいを嗅ぐことはないのです。だから罪悪感もなく、いくらでもむごいことができるのです。彼らにとって戦争とは、お茶をすすりながら将棋を指すのと同じことなのでしょう。彼らは指先で駒を動かすだけです。

 しかし、選挙権を持たない私たち日本の子どもにも、何よりも優先される「基本的人権」があります。安倍総理が何と言おうと、将棋の駒にならない、という選択ができるはずです。

 私たち子どもは戦争をしない国、戦う相手を作らない国に生まれてきました。
「戦争を、あの悲劇を繰り返さないように」との切実な訴えが、聞き慣れた決まり文句と化すようなことがあってはいけません。
私たちは、戦争はしません。

 昨年12月、私が通っている帯広柏葉高校に北海道大学の教授が原子力についての出張講義をしに来て、希望者約40名が参加しました。どんな人なのかと、その講義がある前にあらかじめインターネットで調べてみると、「放射性廃棄物処分の安全確保」に関する研究をしている、バリバリの原子力推進派だということが判明しました。私は参加した高校生が洗脳されるのを恐れて、教授が到着する前に自作の資料を全員に配り、参加している高校生に少しでも「おかしい」と気付いてもらえるよう、できるだけ質問をしました。

 彼は北大生を引き連れて何度も福島へ除染しに行っているということを得意げに語っていました。まだ若い大学生を福島へ連れていくというだけでも理性を疑うのに、飯舘村では「防護服を着ないでやってくれ」と言われたのでその通りにやってきた、といいます。つまり北大生も違和感なくそれに従った、ということです。させた教授も教授だし、学生も学生です。この教授は北海道大学でいったい何を教え、北大生は何を教わっているのでしょう。

 被曝という問題を抜きにして、原子力の何を学ぼうというのでしょうか。

 国は安全を強調するばかりで、子どもは原子力のことについて学ぶ機会を与えられていません。そんな中突然彼のような御用学者が投げ込まれると、純粋な子どもの考えは素直に推進派に傾いてしまいます。

 柏葉高校では今のところ配られていませんが、文部科学省は子どもに安全神話を刷り込むための副読本を教育現場に送りつけているようです。教育に携わる人々は特に、純粋な子どもがそのような嘘の知識に侵されないように目を光らせていなければなりません。言うまでもなく、自身が正しい知識、危機感を身につけていなければなりません。

 戦争も原発も、問題なのは、「今さえよければいい」という大人の利己心です。

 未来は大人のものではありません。私たち子どものものです。

 動物は必ず、自分の子どもに生きていく上での危険や生きるための術を教えます。
今の日本人は動物以下です。子どもは目隠しをされ、大人は危険から目をそむける方法を叩きこんでいます。

 数年後、子どもが日本を引っ張っていかなければならなくなったとき、まず、何人の子どもが健康でいるんでしょうか。そして今の大人に対して何を思うんでしょうか。
事実から遠ざけられて育った彼らは、自分たちの子にも事実を伝えることができないでしょう。

このままではいけません。失敗は繰り返してはいけません。

現状を、自分の問題として直視してください。

そして、子どもにもらさず教えてください。

子どもに未来を残すための行動を起こしてください。

私たち子どもは、自由に夢を持てる未来があると信じています。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 07:55Comments(0)

2014年03月11日

午前10時より定例議会開催


今日11日、午前10時より平成26年第一回定例町議会が
14日までの4日間の日程で開催されます。

今日は午前10時より本会議が開会され以下の議事日程になっています。

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 議会運営委員会報告
日程第 3 会期の決定
日程第 4 産業福祉常任委員会報告
日程第 5 諸般の報告
日程第 6 行政報告(町長・教育長)

日程第 7 一般質問

尾田孝人議員
・函館市の大間原発差し止め訴訟への動きに賛同し共に行動を
・ふるさと納税・寄附金を更なる町経済活性化に活用を
・住宅リフォ-ム助成金事業の創設で、快適な住環境の整備促進と関連産業の振興を
保育料無料化を実現し、若い世代が安心して子育てできる上ノ国町を
・子どもの一人ひとりの尊厳を大切にし、相互に尊重し合う社会実現のため、
・全町民の下で(仮称)「子どもいじめ奉仕に関する条例」の制定を
・全町民を対象にした「文化財・遺跡めぐりツア-」などを実施し語るおもてなしを

佐藤正平議員
・公共建築物及び橋梁の老朽化について

片石鉄彦議員
・国民温泉保養センタ-の方向性を問う

日程第 8 消費税率及び地方表皮税率の引き上げに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
日程第 9 上ノ国町社会教育委員の定数及び任期2関する条例の制定について
日程第10 上ノ国町道路占用料聴衆条例の一部を改正する条例の制定について
日程第11 平成25年度上ノ国町一般会計補正予算
日程第12 平成25年度上ノ国町簡易水道事業特別会計補正予算
日程第13 平成25年度上ノ国町国民健康保険特別会計補正予算
日程第14 平成25年度上ノ国町介護保険事業特別会計補正予算
日程第15 平成25年度上ノ国町後期高齢者医療事業特別会計補正予算
日程第16 平成25年度上ノ国町下水道事業特別会計補正予算
日程第17 平成25年度上ノ国町水道事業特別会計補正予算

日程18から24までは町長より提案され、
平成26年予算審査特別委員会に付託され、(本会議を休会し)
12日、13日の2日間の日程で審議されます。

日程第18 平成25年度上ノ国町一般会計予算
日程第19 平成26年度上ノ国町簡易水道事業特別会計予算
日程第20 平成26年度上ノ国町国民健康保険特別会計予算
日程第21 平成26年度上ノ国町介護保険事業特別会計予算
日程第22 平成26年度上ノ国町後期高齢者医療事業特別会計予算
日程第23 平成26年度上ノ国町下水道事業特別会計予算
日程第24 平成26年度上ノ国町水道事業特別会計予算

以上本日の議会日程になります。
となたでもお気軽に議会傍聴できます。。


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Posted by おだっちの菜の花油 at 07:16Comments(0)議員活動