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2006年12月31日

穏やかな年の暮れ

今年は年始めから大変な年で始まった。三年前の町議会選挙で不徳の致すところで期待に応えれなかったが、議員当時同士として共に活動していた先輩議員か突然の死去により、首長選挙の年だったため議員の補欠選挙も行われることになっていたため、落選組の2人で補欠選挙を戦うことになった。首長は無投票で再選された。
住民の声を下に議会で多く発言する議員を、「町政を攻撃している。町政の足を引っ張っている。」との口コミが、行政の中にも住民の中にも根深く浸透させられていることを、恐ろしいほど肌身に感じての補欠選挙であった。

選挙の結果は、その様な思いの住民が喜ぶ結果となった。しかし、数日後天地騒動の事変が起き、私が繰り上げ当選となってしまった。
私は、3年間各地域をまわり地域住民の声なき声を聞き歩いた。これら住民のみなさんは、声を出して自分たちの思いを常日頃から行政に届けれないもどかしさに苛立っていた。町をただようこの様な空気は何故漂うのだろうか。金のある者とない者、力のある者とない者、権力のある者とない者、
財政的に町が厳しくなればなるほど、ある者とない者との格差が歴然として正面化してくる。

少なくとも議会議員たる公職を司る者は、この様な出来事を議会の場で質していかなければならない。この当然であるべき行動は、時には波風が立つものである。しかし、今日の状況は選挙となれば親子親戚は下より何代も前まで遡って票として獲得できる町である。
波風立てることは言わず、体制に従順であってしかるべしが(議員に当選する最大の戦略)名誉を獲得する最大の武器である町である。

私も保身のためには、そうあってしかるべきであるだろうが、生まれ持った性分は何歳になってもなかなか変えることができない弱い人間である。また、自分自身正すべき事は素直に正して行かなければならない。

穏やかな年の瀬の大晦日を迎えつつ、来年はまた我が人生にとって激動の年となる。私の生まれた上ノ国、共に暮している住民のみなさんが、家族がいっしょに暮していける町にできるよう、思いを一つにして築き上げていきたいものである。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:30│Comments(0)
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