2008年05月19日
ゼンマイ干し
町内湯ノ岱地区でスダレに干されるゼンマイ
今年は2週間以上も春が早く訪れたため
町内湯ノ岱地区の山間部に生えている
ゼンマイも4月下旬から採取されていました。
40年~50年前から平成のはじめ頃まで
新潟県地方や秋田県地方から
湯ノ岱地区に山小屋を建ててゼンマイ取りをし
乾燥させて持ち帰っていました。
当時のお金でシーズン中の約一月余りで
数百万円と一年間の生活費以上の分を
稼いで帰っていたとのこと。
当時から上ノ国産のゼンマイが
新潟産や秋田産で販売されていました。
今は主に湯ノ岱地区のみなさんが
自家用に採取していますが
天然産で最も安全安心な山菜です。
町面積547.58平方キロの92%が
山林面積で山菜の宝庫でもある上ノ国町です。
豊かな自然を守り安全安心な山菜採取を
町内外からの山菜採取者や愛好者の皆さんが
山菜資源保護のモラル意識を向上させながら
山菜文化と産業の一つに位置付けたいものです。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 17:23│Comments(0)
│まちの風景
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