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2008年07月29日

支庁存続管内動員

 支庁存続管内動員

檜山支庁存続の地域住民集会が開催されましたが、同制度改革案が提示されて以来今日まで、檜山支庁管内で住民が一同に交いすることはありませんでした。支庁所在地の江差町だけが存続存続の声と運動をしているので、私はこれまでも述べてきましたが、江差町以外の各町住民は、檜山支庁は地域住民にどれだけ必要な官庁なのか?。支庁が無くなれば困るのは江差なのだろうと、他人の出来事の思いで過ごしていたのではないか。またそうさせてきた一因は、江差町民ではなかったのではないかと思われてならない。

 さらに、このことも述べてきたが、江差町を除く管内各首長及び議会も、檜山支庁廃止とは何事であるのかについて、地域住民に訴えてきた経緯は見られない。そのことは、住民から行政の運営を負託されている首長や議会が、本気で檜山支庁存続なら「支庁廃止反対」の看板一枚でも立てていたのではないかと思うが、一枚も立っていないのが現実である。
 住民集会では、高橋はるみ知事の地方切り捨て道政が明らかにされ、道政機構改革の矛盾も指摘した。

 しかし、自治体も住民も自らの責任でマチの未来を描いていかなければならない時代である。住民集会の場では、檜山管内の未来を自分達でどの様に描き出していくのか(管内広域連携も含めた)についても、一言あって然るべきではなかったか。
そうでなければ、住民は、明日の自分より考えれない、今日の時代になっているからなおさらである。

 尚、管内の保守系の首長や議長はこれまで主に自民党を支持している事実があり、国会で民主党や他の野党が過半数を占めている参議院で、支庁制度改革制度に関係する公職選挙法の改正が否決されたとしたら、年内若しくは1月衆議院解散が現実のものと成りうる政治情勢にあるが、自民道候補を支持せず、今度は民主党候補や野党候補を支持するのであろうか、この目で確かめなければならない。

以下は住民集会の様子です。
 江差町町民会議が主催して、「檜山支庁存続」を訴える住民集会が 、28日午後6時より江差町文化センターで開催されました。管内の全首長と議長も参加し、また、谷川弘一郎・浦河町長(日高支庁)、石垣雅敏・根室市副市長(根室支庁)、支庁制度改革の条例案に反対した自民道・道民会議の根室市選出の松浦宗信道議、留萌市選出の石塚正寛道議も駆けつけました。檜山管内選出の福原賢孝道議も出席。
 会場には、江差町住民や管内各町からの住民・自治体職員ら700人以上が参加し、文化センターを埋め尽くしました。

 支庁存続管内動員

 浜谷冶一・江差町長はあいつさで、平成12年神原勝(北大教授)委員長が、道政改革委員会で支庁問題を取り上げて以来、今日まで道庁内で公に議論されてこなかったではないか。高橋はるみ知事は道庁機構の改革を十分に行わず、支庁制度改革の名の下に地方を切り捨てるものである。支庁再編は国政の場で公選法改正が行われ無ければ来年4月からは実現できない。各地域が希望を捨てずに声を上げていきたいと述べました。

 支庁存続管内動員

 道町村会長の寺島光一郎・乙部町長は、知事が見返りとして約束している地域振興策は、地方の衰退することを認めていることになり、これまでの知事の発言と矛盾するものであり、理念のない改革であり許すことができない。道内の各町村が結束して支えていくとし、知事の姿勢に断固戦っていくことご協力のほどよろしくお願いいたします強めました。

 支庁存続管内動員

 支庁存続管内動員

 主催者を代表して打越東亜夫・江差町議会議長が「集会決議」文を読み上げ、「北海道総合振興局設置条例」いわゆる支庁再編条例が地域の声を無視し、また地方4団体の意見に耳を貸さず、去る6月28日午前4時過ぎ、第2回定例道議会において与党会派などの賛成多数で可決されてしまいました。
 私たちの願いは届かず、地域振興条例や交付金制度など与党会派との取引材料とし、強行に採決されてしまったところであり、私たちは採決の瞬間を議場で目の当りにし、無念さと憤りが込み上げ、涙を抑えることがやっとでした。

 北海道を切り拓き、礎を築いて来た江差はもとより檜山管内の各地域、そして全道180市町村の反対をよそに、これからの北海道はどこへ向かうのでしょうか。地方分権の名の下に、今後、小規模町村が生き残るすべはあるのでしょうか。地域を守るために、私たちは諦める訳にはいきません。
しかし、かすかに生きるすべは残されています。それは、公職選挙法が改正されない限り支庁再編条例の施行はできず、それまでの間、14支庁は継続されることになります。

 「地域や道民への説明不足をはじめ、様々な問題が何ら解決されず、道民不在の中で支庁再編条例は可決されたものであるとの認識に立ち、この条例を施行させないために公職選挙法の改正を否決すべきであると主張しているのです。」
よって、非常に厳しい情勢ではありますが、支庁再編条例に関係する公職選挙法改正の国会審議が、北海道民の願いが必ずや反映されることを本日の集会を持って全町民並びに意を同じくする方々をもって確認し、国会の良識ある審議に向けて最後の最後まで訴え続けることを決議する。とし、会場の全参加者総立ちで、「頑張ろう」の掛け声で拳を突き上げて、檜山支庁存続の行動を続けていくことを誓いました。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:33│Comments(0)
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