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2009年08月29日

自民8派“溶解”も

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   自民8派“溶解”も 領袖ピンチ、再編へ
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 衆院選で自民党の獲得議席の激減が予想される中、各派閥の領袖(派閥会長)たちも軒並み苦戦を強いられている。

 衆院選で、各派は人数を減らした上、司令塔も失うようなことがあれば結束の維持は難しく、従来の派閥が溶けて消える可能性がある。「派閥溶解」により自民党内の構図は大きく変わることになりそうだ。(大谷次郎)

                   ◇

 「もう派閥とか言っている場合じゃない。党が結束していかないと大変なことになる」

 世論調査に基づく「自民党大苦戦」報道に接し、伊吹派幹部はこう語った。

 今回の衆院選は、自民党の派閥にとって、過去に経験したことのない逆風下の選挙だ。

 自民党の8派閥の領袖のうち、選挙区で安定した戦いを進めているのは麻生太郎首相(麻生派、衆院解散時21人)と高村正彦前外相(高村派、同16人)の2人くらいしかいない。

 最大派閥の会長、町村信孝前官房長官(町村派、同89人)や山崎拓元副総裁(山崎派、同40人)、伊吹文明元幹事長(伊吹派、同28人)の各領袖も、民主党候補相手に厳しい戦いを展開中だ。

 津島派(解散時68人)にいたっては、会長の津島雄二元厚相が衆院選前に突如引退を表明し、混乱の中で選挙戦に突入。「選挙に勝てそうにないので引退した」(自民党議員)とまで言われている。

 古賀誠選対本部長代理(古賀派、同60人)、二階俊博経産相(二階派、同16人)も、うかうかとしていられない情勢だ。

 自民党が大敗すれば、領袖だけでなく、派閥所属議員の大幅減も免れない。

 自民党総裁選への出馬には議員20人の推薦が必要だが、山崎派や伊吹派、麻生派、高村派、二階派などは20人を下回りかねず、総裁候補の擁立が困難になる。もはや派閥とは呼べず、「いくつかの派はなくなり、ただのグループになる」(党幹部)とも言われる。

 推薦人確保が困難になるだけではない。多くのベテラン・中堅議員が落選すれば、9月に予定される党総裁選では、いくつかの派閥で、総裁にふさわしい有力議員そのものが派内に見当たらないという現象も起きかねない。

 このため、自民党内では「派閥単位で総裁候補を推そうとしてもまとまらないだろう」(参院議員)との声もあり、現在の派閥の垣根を越えて、新派閥やグループ結成につながるとの見方も出ている。
(8月29日配信 産経新聞)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:30│Comments(0)
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