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2010年01月26日

横審の総意“引退勧告”??

    朝青龍に横審の総意“引退勧告”/大相撲


 待ったなし!! 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が25日、東京・両国国技館で開かれ、初場所中に泥酔して知人に暴行する行為をはたらいた横綱朝青龍(29)について、「次にトラブルを起こしたら引退勧告をするべき」-とする“最後通告”が出された。

 出席した11人の委員のうち、この日の会合で5期10年の任期が切れる内館牧子委員(61)=脚本家=ら約10人が賛同。問題行動の多い横綱が、土俵際まで追い込まれた?! 
 ほころびを挙げたら、枚挙にいとまがない。巡業を休んで母国でサッカーに興じたり、まげをといてポニーテール姿で公然と歩いたり…。不祥事やトラブルを相次いで起こしている朝青龍に、横審が「伝家の宝刀」で斬り込む、決意をにじませた。

 初場所で25度目の優勝を飾った朝青龍はこの日、同場所6日目の深夜に泥酔して知人に暴行したと写真誌に報じられた件で、師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに日本相撲協会に呼び出され、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)に事実を認め、厳重注意を受けた。協会トップからの「厳重注意」はこれで5度目だ。

 横審の会合で口火を切ったのは、やっぱりこの人。横審初の女性委員として、かねてから朝青龍に対し、厳しい批判を繰り返す内館委員だった。同委員は今回の会合で5期10年の任期が切れ、勇退が決まっており、まさに「最後通告」だ。

 「何かあるごとに厳重注意。それで終わっていいわけ? サッカー騒動以降、協会が甘すぎるッ!」

 横審委員としての“結びの一番”で出した熱い提案。迫力を感じた別の委員から「散々同じことをやっている。次に何かやったら引退勧告すべき」と過激な意見が飛び出し、沢村田之助委員(歌舞伎俳優)は「国劇の歌舞伎なら即刻休演だ」と、場所中に処分を科さなかった協会の手ぬるさを厳しく糾弾。他の委員も賛同した。批判の嵐に、協会幹部は「師匠がきちんと指導している」と型通りの回答を繰り返すだけだった。

 過去、横審が総意にもとづく正式な「引退勧告」を出したことはない。平成15年12月にモンゴルに無断帰国して先代高砂親方(元小結富士錦)の葬儀をすっぽかした朝青龍に、翌年1月の横審けいこ総見で渡辺恒雄委員長(当時)が「あんまりひどいようなら引退勧告も考える」と示唆したこともある。

 平成19年7月のサッカー騒動のときも「引退勧告をすべき」という意見が出されたが、最終的には勧告は見送られた。だが、内館委員によれば、今回は「1、2人の穏やかな方を除いて」、出席した11人の多くが引退勧告を支持したという。

 10年の在任期間で、最後も朝青龍への“苦言”で締めくくった内館委員には、協会から感謝状が贈られた。「朝青龍は最後に優勝してわたしの花道を飾ってくださった。でも、残念ながらあなたの片思いよ。アスリートとしては150%認めるが、自分の職業をなめている。横綱として断固認めない」と皮肉たっぷりに切り捨てた。最後の“駄目押し”に横綱が後退する。

(2010年1月26日(火)配信サンケイスポーツ)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 16:08│Comments(0)
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