2010年03月30日
新潟農済連の不適切運用
<農水省>再報告を求める 新潟農済連の不適切運用で
新潟県農業共済組合連合会が不適切な資産運用を行っていた問題で、農林水産省は30日、同連合会の報告が不十分として、再報告を求める方針を固めた。再回答の内容次第では業務改善命令も出す。
農水省によると、同連合会は01~06年度に値上がり益を狙って計202回にわたる国債の短期売買を重ね、約29億円の損失を出した。
同省は2月に関係者の処分などの報告命令を出したが、同連合会は「損失は市場価格の変動によるもので違法行為はない」として、10年度の常務理事の報酬を15%減額するなど軽い処分にとどめた。同省は「農業災害補償法が定める役員の職務忠実義務に反する」としている。
一方、法令に違反して海外債券を18億円保有していた愛知県農業共済組合連合会は違法運用の責任を認め、常務理事の退任などを報告。
同連合会会長の大村秀章自民党衆院議員も会長退任の意向を示している。農水省は報告を了承する方向。
農業共済は、災害などに備えて農家が加入する公的保険。【行友弥】
(3月30日 配信 毎日新聞)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 21:14│Comments(0)
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