2010年10月30日
露大統領、11月1日に北方領土上陸か
露大統領、11月1日に北方領土上陸か
【モスクワ=遠藤良介】
ロシアのメドベージェフ大統領が日本の北方領土訪問を計画している問題で、大統領府関係者らが北方四島を事実上管轄するサハリン(樺太)州で受け入れ準備に入ったことが29日、現地消息筋の話で分かった。
大統領が31日までのベトナム訪問からの帰途、11月1日にも国後島に上陸する可能性が出ている。北方領土訪問を敢行すれば旧ソ連・ロシアの国家指導者として初めてとなり、日露関係の極度の冷却化は必至だ。
消息筋によると、大統領が訪問を決断した場合、サハリン州の州都ユジノサハリンスクを経由して国後島に向かい、インフラ(社会基盤)の整備状況を視察するとみられる。ただ、この時期の島嶼(とうしょ)部は気象状況がたいへん不安定で、計画が実行されるかは流動的だ。
大統領は9月下旬に訪問を計画したものの悪天候で断念、「近く必ず行く」と言明した。前原誠司外相は「日露関係に重大な支障が生じる」として訪問中止を求めている。大統領は11月中旬に横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加する予定となっており、この訪日の前後に北方領土を訪れるとの観測もある。
(産経新聞 10月30日(土)8時36分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 14:57│Comments(0)
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