2010年10月31日
ご機嫌伺いのドングリの森づくり事業???
わが町の首長が管内の首長で初めて
「日本海グリ-ンベルト構想」を掲げ、
檜山森づくりセンタ-などの技術指導を受けながら、
4年間町内の海岸線沿いの丘陵地帯に
どんぐりの実をポットに2,3粒入れ植えてきました。
この事業には民間企業のニトリが助成金支援で協賛し、
この間にひやま漁協や道の出先機関等も参加し、
町内の漁業者が主体となり
「上ノ国町日本海グリ-ンベルト構想推進協議会」も
設立されました。
檜山森づくりセンタ-の技術指導を受け
4年間ポット植えを進めてきましたが、
どんぐりの芽が数パ-セントより発芽しない
状況が続いていました。
昨年、中国やモンゴルなどアジア各国で
植樹用の「ポット苗づくり」と植樹に取り組んでいる、
宮脇昭横浜国大名誉教授の
「森づくり講演会」を上ノ国町で開催しました。
上ノ国町でこの4年間どんぐりの実を入れた
ポットを直接埋め込む方法は
発芽率が悪く苗木が育たないことが明らかになりました。
この4年間、檜山森づくりセンタ-が指導した
どぐりの植え方が問われたことにもなりました。
2年3年生の苗木を育てて植栽すると
活着率も高くどんぐりの森づくりも目に見えていたとことは
誰しも思うところでしたが、
実の入れたポットをそのまま植えた
この4年間の時間はグリ-ンベルト事業に
大きなロスをしたことになります。
町内の漁業者が主体となって組織された
上ノ国町日本海グリ-ンベルト構想推進協議会は、
今年度も含めこの5年間、
自分たちが組織的に活動の中心となって
どんぐりの実を拾ってのグリ-ンベルト運動ではありませんでした。。
首長が掲げた「日本海グリ-ンベルト構想」だったため、
町がこの5年間、
手を取り足を取りのドングリの森づくりで、
担当課が総出でどんぐり拾いです。
土曜日が休漁日です。
同構想推進協議会参加の漁業者のみなさんに
どんぐり拾いをしてもらう手立てを行政は取らない。
(一部の町民が拾ったどんぐりは届けられていますが)
同組織が主体的に自立させる体制も行政は取らない。
首長が言い出しっぺの思いから
端から見ると「ご機嫌伺いながらのどんぐりの森づくり」ではと
思ってしまうものです。
(北海道新聞報道転載)
北海道新聞の渡島檜山版に
10月22日町農業指導センタ-の畑に
宮脇昭横浜国大名誉教授を招き
どんぐりのポット植え苗づくりの指導が実施された報道がなされました。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 07:59│Comments(0)
│思 い
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