2010年11月22日
仙谷・馬淵両氏の問責、野党対応にズレ
<漁船衝突事件>仙谷・馬淵両氏の問責、野党対応にズレ
野党は菅直人首相の任命責任を追及する構えで、補正予算案が与党の目指す24日に成立するかはなお不透明だ。
自民党は中国漁船衝突事件の政府対応などを巡り仙谷官房長官や馬淵澄夫国土交通相への問責決議案も提出する方針で、補正予算案の採決前に提出するかどうかが今後の焦点となる。
自民党の石原伸晃幹事長は22日午前、柳田氏の辞任について「当然だ」と記者団に語ったうえで、仙谷、馬淵両氏の問責決議案については補正採決前の提出に前向きな考えを表明。
一方、公明党の井上義久幹事長は「補正予算案は補正予算案として審議し、結論を出すべきだ」と慎重姿勢を示し、野党間の足並みはそろっていない。
菅内閣の閣僚辞任は6月、郵政改革関連法案の通常国会での成立見送りに反発した亀井静香金融・郵政担当相(国民新党代表)に続き2人目。民主党政権では4人目だが、不祥事を理由とした辞任は初めて。
柳田氏は14日に「法相は(国会答弁で)二つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』『法と証拠に基づいて適切にやっている』。何回使ったことか」などと発言。野党から「国会軽視」と批判され、陳謝していた。【小山由宇、念佛明奈】
(毎日新聞 11月22日(月)13時16分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:37│Comments(0)
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