2010年11月30日
=6国立医療センターが緊急要望
交付金削減「任務果たせず」
=6国立医療センターが緊急要望
来年度以降の予算確保を求め、六つの国立高度専門医療研究センターの理事長が30日、緊急の要望書を厚生労働相宛てに提出した。記者会見した理事長らは「予算削減で研究が停滞し、国立センターの任務を果たせなくなる」と危機感を訴えた。
来年度予算の概算要求では、運営費交付金の10%以上の削減方針が示されている。
国立精神・神経医療研究センターの樋口輝彦理事長は「運営費交付金は難治性疾患の解明など将来に向けた研究のためのもの。研究の力をそぐことになり、10年20年先の医療のレベルを落としてしまうことを危惧する」と述べた。
国立国際医療研究センターの桐野高明理事長は「収益を取れない所を削れと言っているようなもので本末転倒。何のために六つのセンターがあるのか」と訴えた。
(時事通信 11月30日(火)19時53分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:34│Comments(0)
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