2010年12月30日
露へ資金提供、「漁のための手数料」
露へ資金提供、「漁のための手数料」と説明
北海道などの漁業会社4社が、ロシア国境警備局係官らに計約5億円を提供したとされる問題で、4社の一部関係者が水産庁の聞き取り調査に対し、提供した資金の性格について「漁をするための手数料だった」と説明していたことが、同庁幹部への取材でわかった。
同庁は、日露漁業交渉に基づく枠を超えて漁獲が行われた可能性があるとみて、4社に対し、漁獲量の実態を把握するため操業日誌などの提出を求めた。年明けに聞き取り調査を再開し、来月中にも調査結果をまとめる方針。
聞き取り調査を受けたのは、ロシアの排他的経済水域(EEZ)内の千島列島沖などでスケトウダラ漁を行う、「稚内海洋」(北海道稚内市)、「金井漁業」(釧路市)、「開洋漁業」(青森県八戸市)、「佐藤漁業」(宮城県塩釜市)。
同庁幹部によると、一部の関係者は28日、漁業を行うための「手数料」として資金を支払っていたと説明し、「賄賂という認識はない」などと話したという。
(読売新聞 12月30日(木)3時4分配信)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:12│Comments(0)
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