2012年12月07日
復興イチゴを収穫=宮城〔地域〕
復興イチゴを収穫=宮城〔地域〕
東日本大震災の津波により沿岸部の農地が浸水した宮城県で、特産の「仙台いちご」が収穫期を迎えている。
主産地の県南部ではイチゴ農地の9割超が被災したが、栃木県などから苗の提供を受けて作付けを再開。ケーキ需要が増えるクリスマスシーズンを前に、復活を果たした。
仙台いちごは今年、特許庁の地域団体商標に登録され、県や農協がブランドの確立を急いでいる。JAみやぎ亘理の村山裕一代表理事は「大きな打撃を受けたが、やる気と技術は流されなかった。今年が復興元年だ」とPR。
若生正博副知事も「香りが高く、甘味と酸味のバランスが良い」と、農業復興のシンボルに太鼓判を押した。
JAみやぎ亘理管内では、復興に向け、50ヘクタールの大規模ハウス団地の建設が進んでいる。栽培方法を土壌栽培から養液栽培に変えることで、収穫時に腰をかがめる身体的な負担を軽減。
農業未経験者にも作業ができるようにし、雇用拡大につなげる。来年には震災前の8割までの生産回復を見込む。
時事通信 12月7日(金)11時0分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 14:34│Comments(0)
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