2012年12月28日
自民の派閥、息吹き返す…副大臣人事で存在感
自民の派閥、息吹き返す…副大臣人事で存在感
衆院選で圧勝した自民党の派閥が息を吹き返した。
各派が27日に開いた派閥総会には初当選議員もこぞって出席、いずれの派閥も人数が増えた。閣僚・党役員人事では派閥に主導権を渡さなかった安倍首相も、副大臣、政務官人事では各派の意向に配慮を見せた。
首相の出身派閥、町村派は27日昼、党本部で総会を開いた。慣例に従い首相は欠席したが、同派から入閣した下村文部科学相、森消費者相、稲田行政改革相はそろって出席。
入院中だった会長の町村信孝元官房長官も同日退院し元気な姿を見せたことで、総会は終始お祝いムードに包まれた。
衆院解散時に43人だった同派の所属議員はほぼ倍増し、現在80人。衆院初当選の新人(参院からのくら替え議員は除く)は22人が入会し、「10人程度」とみていた同派幹部にはうれしい誤算となった。入会はさらに増える可能性があるという。
麻生副総理が率いる麻生派も、12人から約30人へと2倍以上に増えた。麻生氏は同日の派閥会合で新たに加わる17人を紹介し、「これだけ当選する予定はなかった。広い部屋に移らないといけない」と語った。
読売新聞 12月28日(金)8時21分配信
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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:12│Comments(0)
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