2014年06月21日
被ばく牛連れ、国に抗議 福島・浪江の畜産農家
被ばく牛連れ、国に抗議 福島・浪江の畜産農家
福島第1原発事故で被ばくした牛をトラックから下ろそうとして、
警察官に制止される吉沢正巳さん(右から2人目)
=20日午後、東京・霞が関の農水省前
東京電力福島第1原発から半径20キロ圏の旧警戒区域内で被ばくした牛を飼育している福島県浪江町の畜産農家吉沢正巳さん(60)が20日、牛を連れて東京・霞が関に現れ、殺処分を指示した国に抗議した。
吉沢さんは午後1時半ごろ、支援者らも集まった農水省前に、牛1頭を載せたトラックとともに到着。拡声器を使って「40年間、福島県は東京のために電気を送ったのに、おれたちは今捨てられるんだ」と怒りをぶつけた。
この後、農水省担当者に牛の調査やえさの確保を求めて要請書を手渡したほか、石原伸晃環境相が「最後は金目でしょ」と発言した問題で、環境省前でも抗議の声を上げた。
Posted by おだっちの菜の花油 at 12:38│Comments(0)
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