檜山支庁の関心事に

おだっちの菜の花油

2008年12月21日 12:15

 
               12月18日現在の菜の花 

 函館市内の異業種の方からの情報が
 上ノ国町の農業者に伝えられ
 新たな地域農業の振興と地域産業興し
 過疎のまちの活性化に発展できればとの思いで
 6月から8月の短期日に道内外を
 調査のために足を運びました。

 その調査活動行う中で
 町行政や檜山支庁・檜山農業改良普及センタ-にも
 同行調査の支援をいただいた。
 9月には町と農家がそれぞれ菜種の試験栽培を
 実施できるところまで
 一気に取り組むことができました。

 私達グル-プは
 地域資源循環型農業100%を目指す
 地域振興が目標です。

 その主役の作物として
 上ノ国町で初めて作付けする菜の花(菜種)を
 主に耕作放棄地や有休農地に栽培していくことです。
 そのため
 「天の川・菜の花テクノロジ-プロジェクト」構想を策定し
 新年早々に「天の川菜の花プロジェクト協議会」を
 設立する運びとなっています。
 この協議会には栽培農業者や異業種の皆さん
 将来作付けしたい農業者も含め
 町内外の皆さんが参加する予定です。

 また、菜の花を栽培する農業者が
 農業生産法人「ファ-ムイン天の川」(仮称)を
 設立することになっています。

 
        正面が渡辺産業振興部長、右側が黒崎農務課長

 私達のこれまでの取り組みと行動に
 檜山支庁が大きな関心を示していただき
 19日午後から
 檜山支庁産業振興部長・渡辺修氏
 同産業振興部農務課長・黒崎嘉方氏が
 時間を取っていただき
 懇談と情報交換をすることになりました。

 私達からはこれまでの取り組みについてや
 「天の川・菜の花テクノロジ-プロジェクト」構想について報告。
 また、上ノ国町も菜の花の試験栽培に取り組みに
 町広報誌「かみのくに」の1月号に特集記事を掲載することなど
 全面的な支援策を講じていく計画などを
 報告させていただきました。

 道内外の調査活動に同行と指導援助をいただいている
 檜山支庁・檜山農業改良普及センタ-の
 高橋次長と清田係長にも同席をいただきました。

 

 渡辺産業振興部長からは
 新たな産業興しの手段を
 異業種の皆さんが農業分野に参加することと
 農業者といっしょに取り組むという動きは
 道(檜山支庁)としても喜ばしいことです。
 異業種参入での支援対策等がないのかどうか
 調査したいと語っていただきました。

 また黒崎農務課長は
 農業者が新たな挑戦で活きようとする気概を
 困難な時代でも求められている。
 挑戦していくことで道が開けていきます。
 菜の花が満開に咲き乱れることで
 第一歩の大きな成功になるでしょうと
 菜種栽培に期待していることを述べられ
 私達関係者にとって大きな力と支援の言葉をいただきました。

 

 

 道の支庁制度改革問題について
 檜山各町の行政が自ら檜山をどうするのかを
 積極的に政策立案しその具現化を
 道に提案していくことが重要であるとの
 私はブログで発言してきました。

 そのことは
 檜山管内で暮らす一人一人の住民においてもです。
 自分たちの住んでいる町で積極的に声を出して
 議論していくことが自分たちの町としての
 政策を具体化することになります。

 私達が踏み出した小さな一歩を
 上級機関が関心を示して懇談いただいたことはできた意義は
 そういう意味で大きな出来事でありました。

 



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