開いた口が締まらない
2050年には日本は2.5人に1人が65歳以上という
超高齢社会になっていくとの推計がなされています。
麻生首相
またまた失言ではすまされないことを口走った。
日本青年会議所主催の会合で
「元気な高齢者をいかに使うか。
この人たちは皆さんと違って、
働くことしか才能がないと思ってください。」
「働くことに、絶対の能力がある。
80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。
働ける才能をもっと使い、その人たちが働けば、
その人たちは納税者になる」と述べたことが
報道された。
さて、主催者の日本青年会議所はいかに・・・
である。
国政を司ってきた麻生首相
大多数の高齢者の皆さんが
どんな苦しみに喘いでいるのかを
知るすべも知らない一国の総理大臣なのか。
「ただただあきれて、
あいた口も締まらない」と言った
政界を引退した元首相もいたではなかったか---
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野党、首相発言を一斉批判=
「高齢者侮辱」「生活見てない」
(7月25日17時52分配信 時事通信)
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野党幹部は25日、麻生太郎首相が高齢者に関し「働くことしか才能がない。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い」などと発言したことを一斉に批判した。
民主党の鳩山由紀夫代表は25日午後、大阪府柏原市での街頭演説で「私の母は、85(歳)を過ぎてから韓流スターに会いたいとハングルを勉強し始めた。人生はまさにいろいろある。働くしか才能がないという言い方はどう考えてもおかしい」と非難。
その上で、高齢者の生活を保障するためにも年金記録漏れ問題の解決に努める考えを強調した。
共産党の志位和夫委員長は党本部でのインタビューで「(高齢者を)侮辱するような発言だ。国民の苦しみや願い、痛みに対してあまりにも鈍感で、そういうものに心を寄せる姿勢がない」と述べた。
社民党の福島瑞穂党首は、取材に対し「首相は、いろんな人がいるのに十把一からげにして人々の生活を見ていない。自民、公明両党に政権を担当する資格はない」と断じた。
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<麻生首相>高齢者
「働くことしか才能がない」…会合で発言
(7月25日11時39分配信 毎日新聞)
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麻生太郎首相は25日、横浜市内で開催された日本青年会議所(JC)主催の会合であいさつし、「元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くことに、絶対の能力がある。80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。働ける才能をもっと使い、その人たちが働けば、その人たちは納税者になる」と述べた。
高齢者にも働いてもらい活力ある長寿社会を作ろうとの持論を述べたとみられるが、誤解を受ける表現に批判も出そうだ。
首相はまた、09年度補正予算で建設費が計上された国立メディア芸術総合センター(アニメの殿堂)については、「そういう援助をしようとしたら、国営マンガ喫茶にするんだと民主党や新聞は言った。この人たちの想像力はこの程度かと残念だったよ」と述べ、次期衆院選をにらんで民主党を批判した。【影山哲也】
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