質問通告「遅い」とぼやき=菅首相
質問通告「遅い」とぼやき=菅首相
28日の参院本会議での代表質問をめぐり、菅直人首相が同日の閣議前に、みんなの党の川田龍平氏からの質問通告が遅いとぼやく場面があった。
首相は本会議の答弁で、質問内容を早めに伝えるよう川田氏に求めたが、民主党も野党時代は通告の遅さを指摘されていただけに、理解を得るのは容易ではなさそうだ。
閣議前の写真撮影時に、首相は「一番遅い人は(午前)8時35分に(質問の)全文がきた。今、一生懸命読んでいたところだ」と苦笑しながら各閣僚に語った。
その後の本会議では、「ちゃんと答弁の準備ができる時間に質問を出してもらいたい」と川田氏に協力を要請した。
首相は4日の年頭記者会見でも、国会質疑の24時間前までに質問要旨を政府側に示すべきだと強調。今国会では野党質問への答弁漏れが相次ぎ、陳謝を繰り返している。
(時事通信社2011年1月28日(金)16:03)
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