安倍元首相、自民総裁選に出馬へ=町村派は分裂選挙に

おだっちの菜の花油

2012年09月09日 20:13



    安倍元首相、自民総裁選に出馬へ=町村派は分裂選挙に
    ―石原・石破氏、10日に表明


 自民党の安倍晋三元首相は9日、総裁選(14日告示、26日投開票)に出馬する意向を固めた。11日にも表明する。安倍氏が所属する町村派会長の町村信孝元官房長官も既に記者会見で、立候補の意向を明らかにしており、同派は分裂選挙に突入することが確定した。一方、石原伸晃幹事長と石破茂前政調会長は10日に出馬表明する。

 安倍氏周辺は9日、「週前半に出馬を表明する」と明言。安倍氏は同日のフジテレビの番組で、町村氏から自重を求められていることに関し「派閥で(候補を)一本に絞る時代があったが、これからは切磋琢磨(せっさたくま)していく新しい時代に入る」と述べ、応じられない考えを示した。

安倍陣営は10日に主要メンバーが集まり、今後の段取りや総裁選で掲げる政策などについて詰める。

 町村氏も10日、党所属国会議員へのあいさつ回りを開始し、選挙準備を加速させる。石破氏は同日、自らを支持する中堅・若手らから出馬要請を受けた後、記者会見し正式表明する予定。

 石原氏も同日、側近議員らと告示に向けた対応を調整した上で表明する。出馬に意欲を示す林芳正政調会長代理は、立候補に必要な20人の推薦人確保に全力を挙げている。 

時事通信 9月9日(日)16時2分配信






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