山本太郎氏、参院選は東京選挙区から出馬…

おだっちの菜の花油

2022年05月21日 20:39



山本太郎氏、参院選は東京選挙区から出馬…
れいわはすでに依田花蓮氏擁立を発表していたのに急きょ転換
報知新聞社


 れいわ新選組の山本太郎代表(47)が20日、東京・千代田区で記者会見を行い、今夏の参院選で東京選挙区(改選6)から出馬することを表明した。19日に無所属で同選挙区に挑むことを正式発表した作家の乙武洋匡氏(46)もこの日、新豊洲Brilliaランニングスタジアム(東京・江東区)で行われた記者会見で改めて決意を表明。6議席をめぐる「東京夏の陣」は激しさを増してきた。(瀬戸 花音)

会見を行ったれいわ新選組の山本太郎代表
© スポーツ報知/報知新聞社



 激戦の地に“空気を読まない男”が割り込んできた。山本氏は会見の冒頭、「選挙区どこになるかということですが、東京です。東京から出ます」と何食わぬ顔で宣言した。

 同選挙区にはすでに同党から依田花蓮(よだ・かれん)氏を擁立すると発表していたが、依田氏は比例での出馬に回ることになった。山本氏は「頭の中では当然(私が)東京という選択肢はあった」といい、候補者の差し替えは計画的だったことを明かした。

 昨年10月の衆院選で当選したが、4月15日に突然議員を辞職し、参院選への出馬を表明。神奈川や地元の兵庫などでの出馬も模索していたが、「今回の選挙では一か八かという戦いをする状況ではない」とし、情勢調査を実施。その結果、「(東京で)間違いなく当選のラインに絡んでこれる状況であろう」と手応えを得た。2013年の参院選でも無所属で立候補し、初当選した東京選挙区は、山本氏のいわば原点。「さまざまなリサーチをしたが、やはり東京だろうという結果に落ち着いた。東京は私の政治的人生の足元だ」と、首都での出馬を決めた。

 参院選の獲得議席目標は「最大で8、最小でも3」と掲げた。参院選が終われば、当面選挙はないと分析。「すでに暴走している者たち(自民党)が空白期間で暴走しないはずがない。党勢を拡大して、ガチで言論でしばきに行きますよ」と選挙に挑む理由を強調した。

 同党からは18日にお笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士(59)が出馬を表明しているが、選挙区は未定。来週話し合いの場が持たれるという。

 東京選挙区は、自民党から元おニャン子クラブの生稲晃子氏(54)、立民から蓮舫氏(54)、都民ファーストの会の代表・荒木千陽氏(40)らが出馬を表明。大混戦が予想される。山本氏は「コロナ禍でみんなが積もり積もったものを発散できるような選挙にしていきたい」と波乱の選挙戦を予告した。


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