議会準備

おだっちの菜の花油

2007年08月19日 22:26



 第3セクターの上ノ国観光振興公社を指定管理者とし、
 3カ年管理委託契約をしている「日本海情報交流館」の
 今年度の委託費は1,728万3,000円となっています。

 施設は、海の図書室、研修室等がありますが、
 図書室は休室の状態にあり、
 研修室等の利用率もかなり低い状況にあります。

 観光振興公社は、
 2階のレストランの経営をしていますが、
 この8月に板長がやめ、
 ここ数年間、
 毎年板長が1年以内にやめている状況にあます。

 観光公社経営での最大の問題点は、
 資本金4,000万円の内、
 町が3,050万円(75%以上)を出資していること。

 町長が代表取締役社長であり、
 未処理損失金が約10年間一向に改善されず、
 平成18年度末で、
 4,431万円の赤字経営であることです。

 経済の低迷が長く続く過疎地の町、
 観光客の流入は、
 ゴールデン・ウイークとお盆の期間だけ、
 漫然としたレストラン経営では、
 大きな利益を上げることは、
 現状のままでは夢物語です。

 3年間で、
 約4,700万円の一般財源を支出し、
 広く町民への経済効果と、
 利益配分があるならまだしも、
 現状のままでは何十年経っても、
 未処理損失金の、
 4,400万円を0にすることは、
 不可能な状態です。

 今後のセクター運営のあり方等について、
 9月議会開会中に設置され審議する、
 決算審査特別委員会で、
 政策を対峙させ、
 議論をすすめていきたいと考えています。

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