自分の顔を曝すこと

おだっちの菜の花油

2007年08月21日 21:10



 町は「農業で喰える町」を目指し、
 本気で農家が上ノ国産の農畜産物だと、
 消費者に食べて下さいと自信を持って、
 生産と販売ができる経営を望んでいますが、
 現状はまだそこに行っていないところに、
 行政のジレンマが見て取れる状況にあります。

 経営規模が小さく、
 高齢農業者の多いわが町の農業振興は、
 高齢者の体力と労働力に見合う、
 他品目少量生産で、
 消費者がいま一番求めている、
 安全・安心の農畜産物の生産を図り、
 他産地との差別化を図っていくことだと考えます。

 消費者の皆さんに生産現場の田畑や、
 生産者が自分の顔を見せてこそ、
 物作りへの誇りと自信が生まれてくるものです。

 長年多くの農業者は、
 国や町の補助金や支援をうけて、
 甘い汁の中で農業を営んできた体質が、
 自分が食糧を生産する、
 会社の経営者であるという
 自覚がなかったと言われるゆえんでもあります。

 いま行政は、
 新たな自覚と思いを持っている農業者を組織し、
 意識変革ができないでいる農業者に、
 持つ者と持てないでいる者との格差が、
 経営に生じてくることの実例を、
 実証させいくことが求められています。

 今日わが家では、
 無農薬のトマトをジュースに加工しました。

 23日
 全道町村議会広報研修会が札幌市で開催されますので、
 明日午後から札幌に、
 議会広報編集委員4人全員で出発します。

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