2014年05月22日
【平和行進】福島県いわき市から東京に避難している11歳児童の訴え
【平和行進】福島県いわき市から東京に避難している11歳児童の訴え
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5月6日に東京都江東区夢の島の第五福竜丸展示館前でおこなわれた2014年原水爆禁止国民平和大行進<東京−広島コース>出発集会の中で、福島県いわき市から東京に避難している11歳児童の訴えが参加者の胸を打ちました。全文を紹介します。
ぼくは、原発事故の次の日に、福島を離れてから、一度も自分の家を見ていません。
2年生の3月に、急にぼくは東京の子になりました。家も学校も友達も、楽しかった事が急にみんな消えて、ひなん所から知らない学校へ行く生活が始まりました。
弟も、ぼくも、泣いたり吐いたりしながら、ただ、しなければならないことをがんばりました。
ぼくたちは、くいきがいひなん だから、ばいしょう金がほとんどもらえないので、みんなたいがい貧乏です。
そして、ほとんどの子が、お父さんと離れ離れの生活をしています。
お父さん達が福島で働かないと、ぼくたちは避難を続けられないからです。原発事故さえなければ、ぼくらはみんな、自分の家で、家族そろって普通に暮らせたはずです。
ぼくも、1年半はお父さんと離れ離れでした。たまにお父さんに会える日はすごく嬉しかったけど、お父さんが帰るたびに、弟が布団にもぐって泣くので、すごくつらかったです。ぼくも弟と同じ気持ちだったから。
ぼくのお父さんは、一人で福島の家に残ってがんばったけど、心と体が壊れて、仕事を辞めて東京へ来ました。やっと一緒に暮らせるようになったけど、今でもいろいろ大変なことがあります。
広島や長崎の原爆のことは、話には聞いたけれど、まさか69年もたって、自分の家の上にも同じ様なものが降ってくるなんて、そして、その見えない毒が、ぼくたちの生活をめちゃくちゃにしてしまうなんて、夢にも思わなかったです。
ぼくたちは、原発事故でたくさんのものを失いました。自分の家や家族の笑顔や、たくさんの楽しい事が、みんな消えてしまいました。
こんなことを二度と繰り返してほしくないから、どうかぼく達が政治を動かせる日まで、この国を守っていてください。そしてぼくたちに、原爆も原発も無い、安全な未来を渡してください。ぼくたちは、それを引き継げるように、一生懸命勉強してついていきます。
よろしくお願いします。
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5月 7th, 2014 | Category: 03 平和行進
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Posted by おだっちの菜の花油 at
21:01
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2014年05月22日
福島原発事故、公式にチェルノブイリ超え認定!米政府機関が発表!
【重要】福島原発事故、公式にチェルノブイリ超え認定!米政府機関が発表!福島はチェルノブイリノの1.8倍もセシウムを放出していた! 真実を探すブログよりシェアしました。
アメリカの政府機関が福島第一原発に関する重要な調査結果を発表しました。海外メディアの報道記事によると、カリフォルニア州にある政府機関が福島原発事故で発生したセシウム放出量を計算してみたところ、最大でチェルノブイリ原発事故の1.8倍に匹敵する値だったことが判明したとのことです。
また、アメリカ政府機関は「北太平洋の汚染は少ない」としながらも、「太平洋全体が福島原発事故で発生した放射能に汚染された」とも指摘しました。この値は人類が今まで爆発させた原爆や水爆を全て足した数よりも桁違いに多く、アメリカの調査機関は「人間を含めた地球上の生物に悪影響を与えるかもしれない」と報告しています。
当ブログでは前から欧州の福島原発事故測定値やオーストラリアの予測値を紹介していましたが、やっぱり、福島原発事故はチェルノブイリ事故を遥かに凌駕していました。アメリカの発表はセシウムだけの値なので、これにストロンチウム等の核種も含めれば、更に途方も無いほどの値になります。
東日本というよりも、太平洋全域に関わるような大問題であり、私達は今以上に福島原発事故の脅威と真剣に向き合う必要があると言えるでしょう。少なくとも、「食べて応援」とか言っている場合じゃあないです。




Posted by おだっちの菜の花油 at
20:28
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