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2006年12月30日

町長に建議書を提出

12/22 平成19年度農業・農村活性化に関する建議書を町長に提出
◆ 町独自の市場・流通対策の強化を
◆ 農業指導センターで主要作物と新たな品種の栽培試験の取り組みを
◆ 担い手・認定農業者等への支援強化を

町長に建議書を提出

 12月22日第11回総会で、町の来年度の農業振興施策への政策提案として、「平成19年度農業・農村活性化に関する建議書」を議決し、同日総会閉会後出席委員全員で、工藤町長に手渡しました。また、工藤町長からは「上ノ国町農業振興計画」に係る諮問を農業委員会が受けました。
建議書は次の内容で行いました。

 本町農業の振興に関し多岐にわたる農業施策を展開されておりますことは、農業委員会としても意を強くするものです。
しかしながら、上ノ国町においては、農業者の高齢化と担い手の減少、市場原理による価格の低下や生産調整の強化など、農業経営に深刻な影響を受けている状況にあり、わが町農業の持続的発展を図るためには、担い手・認定農業者等の中核農業経営者と意欲ある農業者の経営を確立させるために、行政・関係機関・団体が一体となり、農業の活性化を図るべく、平成19年度町農業振興施策が実施されますよう「農業委員会等に関する法律第6条第3項」の規定に基づき建議いたします。

  平成18年12月22日

     上ノ国町長   工  藤    昇  様                            上 ノ 国 町 農 業 委 員 会
  
1、 町独自の市場・流通対策の強化

● 栽培技術と市場・流通対策の強化を望む意見は多くの農業者より寄せられており、 また、JA 新函館の集出荷体制や安定的流通市場確保の対応、コスト削減意識の稀薄 さが、生産者の一元出荷体制や生産意欲の減退に繋がりかねない状況が生じており、町が独自に市場・流通対策を講ずること。

2、農業指導センターでの主要作物の栽培試験の実施

● 町内で栽培されている主要農作物の栽培試験をはじめとした新たな作物の栽培試験、シリカブラックを活用した作物栽培実験、有機低農薬栽培の試験等を関係機関と連携して行うこと。

3、担い手(認定農業者等)への支援施策の強化

● 「所得安定対策等大綱」に基づく「品目横断的経営安定対策」が平成十九年度より導入され、認定農業者及び集落営農に施策の集  中化・重点化が図られていく農政に転換されることになるため、本町農業の中核となる担い手・認定農業者の一層の経 営安定とコスト削減のために、重点的に農地の利用集積を推し進める条件整備等の支援施策を講ずること。
● 国の農政施策から外れる農業経営者に対する町主導の農業施策を確立すること。
● 農業者への経営指導と組織化に向けた助長対策を、関係機関と連携して努めること。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:31│Comments(0)
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