2008年10月20日
生産疎かにする交付金
国の水田転作に係る産地づくり交付金は
北海道で大豆や麦、てん菜、
種子用馬鈴薯などを作付すると
10a当たり５０．０００円の
産地づくり交付金が交付されます。
上ノ国町水田農業推進協議会では、
さらに、認定農業者が１ha以上を耕作し
生産物の販売実績が証明されると
10a 当たりさらに１０．０００円が上乗せし
６０．０００万円の交付金が支払われます。
大豆などを耕作するとこの様な
高額の交付金のをもらうことができることから
収穫量を増やし高品質な大豆などを生産しなくとも
収益の確保ができていたのが
今日までの実態となっていると言っても過言でありません。
しかし、今日の農業情勢は
農業資材や肥料、農薬などすべてが高騰しており
国からの交付金だけをよりどころにして
農業経営をしているならば
自分の農業経営を自ら破たんに
追い込んでいることになります。
農業経営者として自覚を持てない者は
すべてを失いおのずと淘汰されていくでしょう。
その様な農業経営者を
わが町から一人も出ないことを願うものです。
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Posted by おだっちの菜の花油 at 16:54│Comments(0)
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