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2008年12月18日

一般質問1回目答弁その2

 平成20年第4回定例町議会が17日開会され、3人の議員が登壇し、町長、教育長に町政課題等について一般質問を行いました。回目の答弁を記載します。尾田議員は再・再々質問まで行いましたが、会議録が公開される時点で掲載いたします。

10番 ・ 尾田孝人 議 員
3.すべての町民が参画できて作られる発展計画構想を

 第5次町総合発展計画構想の策定のための審議委員が年度内に選出され、構想策定作業に取りかかっていくことになりますが、委員公募もなされましたが数多くの住民の参加が無かったようであります。私は、第5次町総合発展計画構想の策定に当たっては、すべての町民が自分の住む町の将来計画に参加してもらうこと。 町民の誰でもが意見が述べられて作られることが、最も望ましい計画であると考えるものですが、審議委員以外の町民を、計画策定段階から参画させていく考えを位置付けているのかどうか。町長の見解を求めます。

 10番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

3点目、「すべての町民が参画できる発展計画構想を」とのご質問でありますが、
 総合計画の策定にあたりましては、前定例会の一般行政報告でもご報告申し上げましたとおり、町民アンケートを実施して約一千三百人の方から回答がありました。これらアンケート結果を取りまとめ、計画原案の策定段階から活用していくこととしておりますほか、基本計画案を取りまとめる段階では地域懇談会を開催し、町民皆様の意見を聞きながら、計画に反映させるよう努めて参る考えでありますのでご理解をいただきたいと存じます。

10番 ・ 尾田孝人 議 員
4.住民基本条例の制定を

 町長は、「自分で行えるものは自分で行う。自分で行えないものは、家族が行う。家族で行えないものは、地域が行う。地域で行えないものは行政が行う。」を基本として、自立の町づくりを町民に呼びかけ、町政の推進を図っているものと理解しているところでありますが、そのことが町政推進の中核をなす全職員が、日常不断にどの様に認識して、町政執行事務等に当たっていたのかが、最も重要な事柄であります。
 この点についてどの様に徹底させて、住民本位の町政推進を行わせてきたのか。
 また、町長の言う「自立のまちづくり」の基本姿勢を、一人一人の町民皆さんに実現実行していただくためには、住民参画を明確に保証する住民基本条例等の制定をして行くべきと考えますが如何か。

更に私は、町の政策立案に当たり、住民の皆さんが意見を述べる機会を保証することであります。
 町民が自ら意志決定することにより、まちづくりの一翼を担っているという、自覚と自負を生み出すための「政策意見提案制度」等を創設し、住民参画による行政と協働による一層の町政推進を図るべきでありますが如何か。町長の所見を求めます。

10番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

4点目、「住民基本条例の制定について」のご質問でありますが、
町民が自ら行なう町づくりとして「自治会の活性化」を推進するため、自治会総合交付金制度や職員地区担当制度を構築し、また職員には、事業を進めるにあたって出来る限り町民と対話をしながら進めるよう指示して参りました。
また、住民参画を明確にするための条例につきましては、平成十九年十月現在で道内二十四市町村において制定されておりますが、条例の目的からして住民の権利とともに義務等も発生することから、制定にあたっては町民皆様のご意見をいただいた上で検討して参りたいと存じます。
なお、「政策意見提案制度」につきましても、同条例と同様に対応して参りたいと存じます。

 10番 ・ 尾田孝人 議 員

 5.生き甲斐を生み出す高齢者対策を

 高齢者が元気に暮らしている生まれ故郷を、「限界集落」と呼ばなければならないことは、住んでいる者にとっては、屈辱的呼び方にも等しい限りであります。地域に住んでいる高齢者の皆さんが、生き甲斐と誇りを持って楽しく暮らせる町、地域づくりが求められています。
 高齢者の皆さんの声と、持っている英知を生かしてもらえる、「物づくり」などの施策実現を図るべきでありますが如何か。町長の所見を求めます。

10番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

5点目、「生きがいを生み出す高齢者対策を」のご質問でありますが、
本町においては、高齢者の方が「生きがいをもって健康で安心して暮らすことができるまち」を政策目標とした老人保健福祉計画において、各般に亘る施策を展開しているところでありますが、急速な高齢化と核家族化に伴う、一人暮らし老人世帯も増えてきていることから、地域全体で支えていく施策も求められていると考えており、今後とも本町老人保健福祉計画の「健康づくり」、「生きがいづくり」、「高齢者を支える環境づくり」の充実に向け、ご質問の趣旨を踏まえ高齢者皆さんのご意見をいただきながら、施策を展開して参りたいと考えております。

10番 ・ 尾田孝人 議 員
 6.重要文化財群を活かす駐車場の整備促進を

 私は、重要文化財が群をなす上ノ国地区内に、駐車場の整備促進について、繰り返し議会で求めて参りました。重要文化財上国寺本堂の保存整備事業も3カ年計画で事業が始まりました。
 基幹産業である農業漁業で喰える町は、町の基盤をなす重要な産業でありますが、わが町の歴史遺産は、全道の他市町村が絶対にまねることができない、誇れる大きな財産であります。この誇れる財産をまちの活性化に活かすためにも、上ノ国地区内に大型バス等がとまれる駐車場の整備が急がれるものでありますが如何か。教育長の所見を求めます。

 (教育長)
10番、尾田孝人議員のご質問にお答えいたします。

6点目は、重要文化財群を活かす大型バス等がとまれる駐車場を整備を早急にというご質問であります。
旧笹浪家住宅・上ノ國八幡宮本殿・上國寺本堂などの古い建造物が集積する地区は、国の史跡上ノ国館跡の指定地内にあって中世から松前藩政期を経て明治に至る歴史を体感できる、北海道でも他に類例のないエリアであります。
ご質問の当該エリア周辺への駐車場の整備については、文化財行政の懸案事項でもあり、事業化に向けてプランの精度を高めた結果、事業費は概算で一億円ほどとはじき出したところでありますが、その財源の捻出と確保に腐心してきたところであります。
昨今、財政の窮乏著しい地方自治体に対する政府の風向きも変わり、その財源の手当が可能かと思われるまで情勢が変化してきておりますので、それら国の動向を見極め機敏に対応し、念願であります駐車場の整備の具現化を図って参りたいと考えております。



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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:13│Comments(0)議員活動
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