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2009年02月21日

歴史を読み解く

 上ノ国町教育委員会主催の
 連続歴史講座「ふるさとの歴史を読み解く」が、
 今年で第10回目を迎え、
 今年度の第1回目が今日午後から
 町総合福祉センタ-を会場に開催されました。

 歴史を読み解く

 今日の講座は、
 久保泰松前城資料館・郷土資料館館長が
 「松前家重宝と銅雀台瓦硯(どうじゃくだいかわらすずり)
 ・ 夷酋列像(いしゆうれつぞう)」と題して講演しました。

 歴史を読み解く
 今日の講座には
 町内だけでなく江差町や松前町などから40数名が参加し、
 久保館長の講演を熱心に聴きいっていました。
 歴史を読み解く

 松前藩祖の武田信廣が福山(松前)に居を移してから
 函館戦争での榎本武揚の率いる官軍が福山城を攻め
 藩主や家来が館城に移ったが館城も戦火でで落城し、
 熊石から200石船に60人余りと津軽に走ったこと。

 福山城から館城に移るとき
 どれだけの家宝を持ち出したのか、
 また 熊石から船で逃れるために
 殆ど着の身着のままであったと思われ、
 宝物など持っていなかったのではないか。

 更に、福山城が火災で焼失したことなどで、
 松前家の家宝などはほとんど無くなったのではないかと語りました。

 歴史を読み解く

 久保館長は、銅雀台瓦硯(どうじゃくだいかわらすずり)について、
 武田信廣が勝山舘から松前に
 持ってきたのではないかとの洞察した私考を示し、
 武田信廣が勝山時代に都との交流・交易などを
 盛んに行われていたことの裏付けになるのではないかとも語りました。

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Posted by おだっちの菜の花油 at 20:30│Comments(0)
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