2009年04月21日
議 会 答 弁
平成21年第1回(3月)町議会定例議会で、尾田孝人議員が行った一般質問と答弁、再、再々質問要旨と答弁の要旨です。
質問・尾田孝人議員
福祉・健康のまちづくり施策の一層の充実を
① 高齢者の健康予防対策の一層の充実のために、肺炎球菌の予防接種やインフルエンザ予防接種への自己負担分への助成と、高齢者以外も含めた町民の、A型肝炎及びB型肝炎検診への支援施策を図ってはいかがか。
② 定期予防接種以外の、みずぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ等の任意予防接種で、小中高生が接種する費用を支援すべきでありますがいかがか。
答弁・工藤町長
今後の検討課題としたい
新年度からは乳幼児医療費の対象を高校生まで拡充することや、妊婦一般健康診査の全額助成とそれに伴う交通費の助成などにより、少しずつではありますが、少子化への対策を進めているところです。
ご質問の子どもから高齢者までの、幅広い予防接種や検診への支援については
直ちに行う考えはありせんが、町民の健康づくり対策のため、今後の検討課題として捉えていきたい。
再質問・尾田孝人議員
医療費を抑制させる部分が町民の一人一人の生活が楽になる。健康で長生きしてもらう。予防の支援対策を取り、町民の健康を守っていく産業なんだという位置づけをするべきであります。その点でいかがか。
答弁・矢代住民課参事
日頃から、若いうちから高齢になってもどうしたら病気にならないか、そういう健康教育を進めていかなければならないと考えています。確かに今防接種、検診等についてはやったにはこしたことはありませんけども、現時点ではなかなか現実的ではないのかなと考えていますが、質問の内容についてはよく承知しているつもりでいます。
再々質問・尾田孝人議員
全ての任意の検診料は無料化にできなくても、ある程度選定しつつ、段階的にでも予防接種の支援対策の検討を是非していただきたいと思います、その点いかがか。
答弁・矢代住民課参事
この中についてできるものと、これからの検討課題として考えさせていただきたい。
質問・尾田孝人議員
第5次発展計画策定の基本戦略は
① 第5次上ノ国町総合発展計画策定は、審議会にゆだねられるものですが、審議会にどの様な審議案を諮問をなされるのか。
② 自立プラン推進の四年間に自然減数も含め、わが町の人口減少はそれぞれの階層・業種等においてどのように推移してきたのか。
③ わが町の各産業別粗生産額及び一世帯当たりの所得と、勤労世帯の所得はどの様に推移なされてきたか。
④ 社会情勢の変化に迅速柔軟に対応可能な組織にするため、継続して組織機構の改善に努めるとされていますが、どの様な改善が必要とされているのか。
⑤ 施設課各グループの組織体制はどの様に組織改革の効果を生み出してきたのか。また、各課におけるグループ組織の弊害等が生じていないのかどうか。
答弁・工藤町長
「安全・安心」等の3つのテーマを定め
① 第5次上ノ国町総合計画の全ての分野におけるまちづくりの基本理念として、「安全・安心」、「自立・自律」、「参画・協働」の3つのテーマを定めています。
② 平成17年4月末の住民基本台帳人口は6844人で、平成21年2月末の人口は6200人と、644人の減となっています。
また、業種別人口は平成17年の農業者数は785人、漁業者数は117人で、平成20年はそれぞれ682人、105人となり、農業者数が103百三人の減、漁業者数が12人の減となっています。
③ 各産業別粗生産額及び一世帯当り所得額は、平成17年の農作物販売額は約5億7千万円、漁業水揚額は約5億6千9百万円、また平成20年はそれぞれ約5億3千5百万円、約5億3千万円となり、それぞれ約3千5百万円の減、3千9百万円の減となっています。
また、勤労世帯の所得については、平成17年給与所得が約48億3千5百万円で、1人当り264万円、平成19年給与所得が45億6千3百万円で、1人当り248万円となっています。
④ 平成21年度は自立プランの最終年であることから、これまでの課の統廃合やグループ制を今一度検証したうえ見直しも含めて、現況に即した新たな組織体制を構築することを検討しています。
⑤ 施設課のみならず各課全てにおいて、グループ制の効果は職員数が減少していく中で行政事務を滞りなく行われていること等からも効果はあったものと考えています。
また、グループ制の弊害については特に感じてはいませんが、課題としては職員が幅広く事務を把握することが求められていることから、事務処理が効率的に行なわれるよう適正な人事配置などに努めていきたい。
再質問・尾田議員
所得状況について、勤労世帯等については248万円。上ノ国町職員の給与所得として平均にすれば560万円と、倍以上の給料になっています。どれだけ効果的に行政の事務が遂行して町政が遂行されているのか。当然第5次に反映させていくわけであります、そういう方向づけについてどうのようにお考えなのか。
答弁・疋田政策室長
今後第5次の計画の中で、今あるものをいかに生かしていけるか、それが大事だと考えています。もっともっと産業が充実できるようなかたちをとっていけるのか、検討していかなければならないと思っています。できるだけ町民が豊かになるように、今後も総合計画だけではなくて、多方面にわたって町としても頑張っていきたい。
質問・尾田議員
各種税の徴収問題は
① 国保税は、収納率が40%余りより納税されていません。年度内期日が迫っているところですが、収納対策はどの様に講じているのか。
② 町内には相当数の空き家が目立っております。固定資産税の収納率もよくない現況の中で、どの様に収納を進めていくのか。
答弁・工藤町長
毎月の督促状や年度末の一斉催告状
各種税の収納対策としては毎月の督促状や、年度末は一斉催告状での納入をお願いしているところです。
なお、年末から出納閉鎖期間までの間、現年度分について特別徴収を実施します。さらに、長期滞納者については、分納分の増額をお願いするなど早期完納に向けて努力したい。
再質問・尾田議員
固定資産税の徴収率の中で不在、空き家になっている住宅等々、固定資産税の収納状況、また納税状況は、どのように推移しいるのか。
答弁・笹浪徴収対策室長
現在、町外の人と町内の人と空き家については、個別的に分けていません。ただ課税状況は、その納税義務者に対して納付書等発行していますので、その方に対しては収納をしていただいています。
再々質問・尾田議員
住宅等空き家にせざるをえなく、町外にいかなければならないと言う方々が納期内、年度内に固定資産税が納入していただいているのか。固定資産税は何パーセント占めているのか、その点でいかがか。
答弁・笹浪徴収対策室長
滞納金額としては600万円ほどの滞納があるという状況になっています。
質問・尾田議員
未納住宅使用料対策について
平成19年度決算において、公営住宅の使用料の約216万円を不納欠損とし、さらに使用料の未収額が2435万円にも及んでいました。
① 住宅使用料未収金の回収はどの様に解決されてきているのか。
② 町民納税者の公平性を確保するためにも、特別の事情がある入居者以外の方々については、3ヶ月以上滞納したときには、住宅の明け渡し請求ができることになっていますので、その旨を通知し明け渡しを求めるべきでありますが、町長の見解を求めます。
答弁・工藤町長
戸別訪問の強化や分納納付
戸別訪問の強化や分納納付の約束のほか、生活保護受給者に対しては桧山保健福祉事務所に代理納付をお願いするなど、回収対策の強化を図っているところです。
今後更に、未収金を極力減少するため、現在の回収方法について検討を加え、収納強化を図っていきたいと考えています。
又、滞納者への住宅明け渡しの請求につきましては、明け渡しについての啓発を行っていきたいと考えていますので、ご理解いただきたい。
平成20年度、過年度分の収入額が243万5430円、現年度分、5384万1310円。全体で5627万5740円となっています。
平成19年度と比較すると全体的には今の時点で収納率は、同程度です。現年度については約、4パーセントから5パーセント収納率があがっています。
平成19年度は5月の出納閉鎖の決算額で収納率をあげています関係上、それから、平成20年度の分についても、もう少し収納率が伸びると推計しています
再質問・尾田議員
町広報紙で条例や規則等も周知して、町民の理解をえるという手段はとっていくべきです。問題のある案件について、その点でいかがか。
答弁・北島施設課長
住宅の空け渡しの関係は、新年度4月1日以降に新年度の納付通知書を発布します。それに規定などを書いたチラシを入れながら、その周知をしていきたい。広報紙などでも徹底させていきたいと思っています。
質問・尾田議員
栽培漁業振興のあり方は
町は改めて栽培漁業総合センターや海洋牧場の活用による、更なる増養殖技術の発展と生産性の向上を図っていくとされていますが、次のことについて伺います。
① 新年度のあわび養殖種苗売払い収入を約400万円計上していますが、売払い予定先はどの様に計画されているのか。
② 海洋牧場内でアワビ養殖をしている漁業生産組合は、新年度のアワビ養殖事業をどの様に展開させていく事業計画なのか。
③ 中国でなまこの消費が大幅に落ち込み、価格低迷だけでなく、海外からの買い入れも激減している状況の中で、養殖技術の確立も含めた放流事業を、どの様に確立させていくのか。
④ 配合餌料を与えず、15年以上前からコンブ養殖をして、ほぼ天然に近いアワビ養殖をしている漁業者もいます。海洋牧場内で365日、14年間凪の海を使ってもアワビを育てれない漁業者には、陸に上がってもらうべきです。
町は他の漁業者間との公平な施策執行を推進していくべきですがいかがか。
答弁・工藤町長
関係機関や漁業者とともに取り組む
① 平成21年度のアワビ種苗供給先でありますが、ひやま漁業協同組合江差支所磯廻り団体に2万個、町内の二漁業者に合わせて5千個の予定となっています。
② 漁業生産組合の平成21年度アワビ養殖事業計画については、きめ細かな管理を確実に実施し、生残率を高め、高品質なアワビを供給していく方針であると伺っております。また、漁業生産組合では、これまでの経過を踏まえ、経営状況の情報公開、担い手漁業者の加入、町内への供給体制、販路拡大、管理方法などの課題に前向きに取り組んで行くことを決定した旨、伺っています。
③ ナマコ養殖技術の確立を含めた放流事業の確立についてですが、ナマコの生態が明らかになっていないことから引き続き実証事業を継続し技術確立に努めなければならいないと考えています。
しかしながら、「作り育てる漁業」を推進するうえで、ナマコは有望魚種の一つでありますので、関係機関の協力を得ながら、技術確立を目指し、漁業者の経験による知識と知恵もお借りし、挑戦していきたいと考えています。
① 漁業生産組合を除く他の漁業者皆さんに対し、これまで前浜に対するアワビの放流や漁港におけるホッケ養殖などの各種施策を積極的に推進する中で支援してきたところであり、引き続き漁業者間の公平な施策執行に努めていきたいと考えていますので、ご理解をいただきたい。
質問・尾田議員
農業者がこだわりと生産の誇りを醸成させる施策を
特産品となっているキヌサヤエンドウなど、農業者が誇り持てる物とするために、町内の各種団体や事業等と連携して、消費者等が現地に足を運んでもらうなどの施策を検討していくべきと考えますがいかがか。
答弁・工藤町長
他産地との差別化や安心・安全の取り組み
キヌサヤエンドウは、道内でも有力な産地でありながら、認知度が低い傾向にあり、他産地との差別化や安心・安全の取り組みはもちろんのこと、消費者を呼び込める地域づくりのための施策について検討したい。
質問・尾田議員
名誉町民としての栄誉を
町民の命を守る医療行政の先頭にち、50数年に渡り上ノ国町民の福祉増進のために寄与され、高齢になった今でも町民の命と健康について気遣いなされている事に対し謝意を表すために、「名誉町民」の栄誉を付与すべきと考えますがいかがか。
答弁・工藤町長
内規の見直しを協議
名誉町民の決定にあたりましては、条例で規定しております資格要件のほか、条例の制定時に、議会提案時において満70才以上の方で、上ノ国町長として連続10年以上在職、又は旭日中綬章及び瑞宝中綬章以上の叙勲受賞者を基準とする旨、議員皆様とのご協議を以て、内規として定めているところでありますのでご理解願いたい。
再質問・尾田議員
内規の見直しも含めて、名誉町民とすべき方がある場合には事前に議会等とも協議を進め、町民から喜ばれるような体制をつくっていくべきだと考えますがその点でいかがか。
答弁・宮津副町長
議員皆さんにも十分協議したうえで内規の見直し、対象者がおられるとすれば、どう扱うのかについて、皆さんに協議をしていきたい。
質問・尾田議員
上ノ国高等学校の存続問題は
新年度の上ノ国高校の入学希望者が25名となり、将来的に高校存続が厳しい状況になってきたと認識せざるを得ない所です。
道教委の高校統廃合への残された時間の中で、上ノ国高等学校存続への推移は、どの様に展開なされていく見通しをもてるのか。
答弁・金子教育長
客観的に厳しい局面に入ったと認識
今後は、地域キャンパス校化という事態がとうぜん想定され、地域キャンパス校になった場合、入学者が20人を切った段階で遅からず統廃合というのが道教委から得ている感触です。
当町における中学校卒業者の今後の推移を見ていきますと、客観的な情勢として誠に厳しい局面に入ったものと認識せざるをえないところであります。
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質問・尾田孝人議員
福祉・健康のまちづくり施策の一層の充実を
① 高齢者の健康予防対策の一層の充実のために、肺炎球菌の予防接種やインフルエンザ予防接種への自己負担分への助成と、高齢者以外も含めた町民の、A型肝炎及びB型肝炎検診への支援施策を図ってはいかがか。
② 定期予防接種以外の、みずぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ等の任意予防接種で、小中高生が接種する費用を支援すべきでありますがいかがか。
答弁・工藤町長
今後の検討課題としたい
新年度からは乳幼児医療費の対象を高校生まで拡充することや、妊婦一般健康診査の全額助成とそれに伴う交通費の助成などにより、少しずつではありますが、少子化への対策を進めているところです。
ご質問の子どもから高齢者までの、幅広い予防接種や検診への支援については
直ちに行う考えはありせんが、町民の健康づくり対策のため、今後の検討課題として捉えていきたい。
再質問・尾田孝人議員
医療費を抑制させる部分が町民の一人一人の生活が楽になる。健康で長生きしてもらう。予防の支援対策を取り、町民の健康を守っていく産業なんだという位置づけをするべきであります。その点でいかがか。
答弁・矢代住民課参事
日頃から、若いうちから高齢になってもどうしたら病気にならないか、そういう健康教育を進めていかなければならないと考えています。確かに今防接種、検診等についてはやったにはこしたことはありませんけども、現時点ではなかなか現実的ではないのかなと考えていますが、質問の内容についてはよく承知しているつもりでいます。
再々質問・尾田孝人議員
全ての任意の検診料は無料化にできなくても、ある程度選定しつつ、段階的にでも予防接種の支援対策の検討を是非していただきたいと思います、その点いかがか。
答弁・矢代住民課参事
この中についてできるものと、これからの検討課題として考えさせていただきたい。
質問・尾田孝人議員
第5次発展計画策定の基本戦略は
① 第5次上ノ国町総合発展計画策定は、審議会にゆだねられるものですが、審議会にどの様な審議案を諮問をなされるのか。
② 自立プラン推進の四年間に自然減数も含め、わが町の人口減少はそれぞれの階層・業種等においてどのように推移してきたのか。
③ わが町の各産業別粗生産額及び一世帯当たりの所得と、勤労世帯の所得はどの様に推移なされてきたか。
④ 社会情勢の変化に迅速柔軟に対応可能な組織にするため、継続して組織機構の改善に努めるとされていますが、どの様な改善が必要とされているのか。
⑤ 施設課各グループの組織体制はどの様に組織改革の効果を生み出してきたのか。また、各課におけるグループ組織の弊害等が生じていないのかどうか。
答弁・工藤町長
「安全・安心」等の3つのテーマを定め
① 第5次上ノ国町総合計画の全ての分野におけるまちづくりの基本理念として、「安全・安心」、「自立・自律」、「参画・協働」の3つのテーマを定めています。
② 平成17年4月末の住民基本台帳人口は6844人で、平成21年2月末の人口は6200人と、644人の減となっています。
また、業種別人口は平成17年の農業者数は785人、漁業者数は117人で、平成20年はそれぞれ682人、105人となり、農業者数が103百三人の減、漁業者数が12人の減となっています。
③ 各産業別粗生産額及び一世帯当り所得額は、平成17年の農作物販売額は約5億7千万円、漁業水揚額は約5億6千9百万円、また平成20年はそれぞれ約5億3千5百万円、約5億3千万円となり、それぞれ約3千5百万円の減、3千9百万円の減となっています。
また、勤労世帯の所得については、平成17年給与所得が約48億3千5百万円で、1人当り264万円、平成19年給与所得が45億6千3百万円で、1人当り248万円となっています。
④ 平成21年度は自立プランの最終年であることから、これまでの課の統廃合やグループ制を今一度検証したうえ見直しも含めて、現況に即した新たな組織体制を構築することを検討しています。
⑤ 施設課のみならず各課全てにおいて、グループ制の効果は職員数が減少していく中で行政事務を滞りなく行われていること等からも効果はあったものと考えています。
また、グループ制の弊害については特に感じてはいませんが、課題としては職員が幅広く事務を把握することが求められていることから、事務処理が効率的に行なわれるよう適正な人事配置などに努めていきたい。
再質問・尾田議員
所得状況について、勤労世帯等については248万円。上ノ国町職員の給与所得として平均にすれば560万円と、倍以上の給料になっています。どれだけ効果的に行政の事務が遂行して町政が遂行されているのか。当然第5次に反映させていくわけであります、そういう方向づけについてどうのようにお考えなのか。
答弁・疋田政策室長
今後第5次の計画の中で、今あるものをいかに生かしていけるか、それが大事だと考えています。もっともっと産業が充実できるようなかたちをとっていけるのか、検討していかなければならないと思っています。できるだけ町民が豊かになるように、今後も総合計画だけではなくて、多方面にわたって町としても頑張っていきたい。
質問・尾田議員
各種税の徴収問題は
① 国保税は、収納率が40%余りより納税されていません。年度内期日が迫っているところですが、収納対策はどの様に講じているのか。
② 町内には相当数の空き家が目立っております。固定資産税の収納率もよくない現況の中で、どの様に収納を進めていくのか。
答弁・工藤町長
毎月の督促状や年度末の一斉催告状
各種税の収納対策としては毎月の督促状や、年度末は一斉催告状での納入をお願いしているところです。
なお、年末から出納閉鎖期間までの間、現年度分について特別徴収を実施します。さらに、長期滞納者については、分納分の増額をお願いするなど早期完納に向けて努力したい。
再質問・尾田議員
固定資産税の徴収率の中で不在、空き家になっている住宅等々、固定資産税の収納状況、また納税状況は、どのように推移しいるのか。
答弁・笹浪徴収対策室長
現在、町外の人と町内の人と空き家については、個別的に分けていません。ただ課税状況は、その納税義務者に対して納付書等発行していますので、その方に対しては収納をしていただいています。
再々質問・尾田議員
住宅等空き家にせざるをえなく、町外にいかなければならないと言う方々が納期内、年度内に固定資産税が納入していただいているのか。固定資産税は何パーセント占めているのか、その点でいかがか。
答弁・笹浪徴収対策室長
滞納金額としては600万円ほどの滞納があるという状況になっています。
質問・尾田議員
未納住宅使用料対策について
平成19年度決算において、公営住宅の使用料の約216万円を不納欠損とし、さらに使用料の未収額が2435万円にも及んでいました。
① 住宅使用料未収金の回収はどの様に解決されてきているのか。
② 町民納税者の公平性を確保するためにも、特別の事情がある入居者以外の方々については、3ヶ月以上滞納したときには、住宅の明け渡し請求ができることになっていますので、その旨を通知し明け渡しを求めるべきでありますが、町長の見解を求めます。
答弁・工藤町長
戸別訪問の強化や分納納付
戸別訪問の強化や分納納付の約束のほか、生活保護受給者に対しては桧山保健福祉事務所に代理納付をお願いするなど、回収対策の強化を図っているところです。
今後更に、未収金を極力減少するため、現在の回収方法について検討を加え、収納強化を図っていきたいと考えています。
又、滞納者への住宅明け渡しの請求につきましては、明け渡しについての啓発を行っていきたいと考えていますので、ご理解いただきたい。
平成20年度、過年度分の収入額が243万5430円、現年度分、5384万1310円。全体で5627万5740円となっています。
平成19年度と比較すると全体的には今の時点で収納率は、同程度です。現年度については約、4パーセントから5パーセント収納率があがっています。
平成19年度は5月の出納閉鎖の決算額で収納率をあげています関係上、それから、平成20年度の分についても、もう少し収納率が伸びると推計しています
再質問・尾田議員
町広報紙で条例や規則等も周知して、町民の理解をえるという手段はとっていくべきです。問題のある案件について、その点でいかがか。
答弁・北島施設課長
住宅の空け渡しの関係は、新年度4月1日以降に新年度の納付通知書を発布します。それに規定などを書いたチラシを入れながら、その周知をしていきたい。広報紙などでも徹底させていきたいと思っています。
質問・尾田議員
栽培漁業振興のあり方は
町は改めて栽培漁業総合センターや海洋牧場の活用による、更なる増養殖技術の発展と生産性の向上を図っていくとされていますが、次のことについて伺います。
① 新年度のあわび養殖種苗売払い収入を約400万円計上していますが、売払い予定先はどの様に計画されているのか。
② 海洋牧場内でアワビ養殖をしている漁業生産組合は、新年度のアワビ養殖事業をどの様に展開させていく事業計画なのか。
③ 中国でなまこの消費が大幅に落ち込み、価格低迷だけでなく、海外からの買い入れも激減している状況の中で、養殖技術の確立も含めた放流事業を、どの様に確立させていくのか。
④ 配合餌料を与えず、15年以上前からコンブ養殖をして、ほぼ天然に近いアワビ養殖をしている漁業者もいます。海洋牧場内で365日、14年間凪の海を使ってもアワビを育てれない漁業者には、陸に上がってもらうべきです。
町は他の漁業者間との公平な施策執行を推進していくべきですがいかがか。
答弁・工藤町長
関係機関や漁業者とともに取り組む
① 平成21年度のアワビ種苗供給先でありますが、ひやま漁業協同組合江差支所磯廻り団体に2万個、町内の二漁業者に合わせて5千個の予定となっています。
② 漁業生産組合の平成21年度アワビ養殖事業計画については、きめ細かな管理を確実に実施し、生残率を高め、高品質なアワビを供給していく方針であると伺っております。また、漁業生産組合では、これまでの経過を踏まえ、経営状況の情報公開、担い手漁業者の加入、町内への供給体制、販路拡大、管理方法などの課題に前向きに取り組んで行くことを決定した旨、伺っています。
③ ナマコ養殖技術の確立を含めた放流事業の確立についてですが、ナマコの生態が明らかになっていないことから引き続き実証事業を継続し技術確立に努めなければならいないと考えています。
しかしながら、「作り育てる漁業」を推進するうえで、ナマコは有望魚種の一つでありますので、関係機関の協力を得ながら、技術確立を目指し、漁業者の経験による知識と知恵もお借りし、挑戦していきたいと考えています。
① 漁業生産組合を除く他の漁業者皆さんに対し、これまで前浜に対するアワビの放流や漁港におけるホッケ養殖などの各種施策を積極的に推進する中で支援してきたところであり、引き続き漁業者間の公平な施策執行に努めていきたいと考えていますので、ご理解をいただきたい。
質問・尾田議員
農業者がこだわりと生産の誇りを醸成させる施策を
特産品となっているキヌサヤエンドウなど、農業者が誇り持てる物とするために、町内の各種団体や事業等と連携して、消費者等が現地に足を運んでもらうなどの施策を検討していくべきと考えますがいかがか。
答弁・工藤町長
他産地との差別化や安心・安全の取り組み
キヌサヤエンドウは、道内でも有力な産地でありながら、認知度が低い傾向にあり、他産地との差別化や安心・安全の取り組みはもちろんのこと、消費者を呼び込める地域づくりのための施策について検討したい。
質問・尾田議員
名誉町民としての栄誉を
町民の命を守る医療行政の先頭にち、50数年に渡り上ノ国町民の福祉増進のために寄与され、高齢になった今でも町民の命と健康について気遣いなされている事に対し謝意を表すために、「名誉町民」の栄誉を付与すべきと考えますがいかがか。
答弁・工藤町長
内規の見直しを協議
名誉町民の決定にあたりましては、条例で規定しております資格要件のほか、条例の制定時に、議会提案時において満70才以上の方で、上ノ国町長として連続10年以上在職、又は旭日中綬章及び瑞宝中綬章以上の叙勲受賞者を基準とする旨、議員皆様とのご協議を以て、内規として定めているところでありますのでご理解願いたい。
再質問・尾田議員
内規の見直しも含めて、名誉町民とすべき方がある場合には事前に議会等とも協議を進め、町民から喜ばれるような体制をつくっていくべきだと考えますがその点でいかがか。
答弁・宮津副町長
議員皆さんにも十分協議したうえで内規の見直し、対象者がおられるとすれば、どう扱うのかについて、皆さんに協議をしていきたい。
質問・尾田議員
上ノ国高等学校の存続問題は
新年度の上ノ国高校の入学希望者が25名となり、将来的に高校存続が厳しい状況になってきたと認識せざるを得ない所です。
道教委の高校統廃合への残された時間の中で、上ノ国高等学校存続への推移は、どの様に展開なされていく見通しをもてるのか。
答弁・金子教育長
客観的に厳しい局面に入ったと認識
今後は、地域キャンパス校化という事態がとうぜん想定され、地域キャンパス校になった場合、入学者が20人を切った段階で遅からず統廃合というのが道教委から得ている感触です。
当町における中学校卒業者の今後の推移を見ていきますと、客観的な情勢として誠に厳しい局面に入ったものと認識せざるをえないところであります。
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週明けの今日遠く九州から電話
日本にいられない」小室圭さん〝NY就職〟の必然
小学校の入学式に出席します。
文化功労賞堀井巌氏ら平成26年度上ノ国町教育・文化・スポ-ツ表彰受賞
上ノ国町選挙公報の発行に関する条例
尾田孝人議員が届出した一般質問の質問事項です。
日本にいられない」小室圭さん〝NY就職〟の必然
小学校の入学式に出席します。
文化功労賞堀井巌氏ら平成26年度上ノ国町教育・文化・スポ-ツ表彰受賞
上ノ国町選挙公報の発行に関する条例
尾田孝人議員が届出した一般質問の質問事項です。
Posted by おだっちの菜の花油 at 19:49│Comments(0)
│議員活動
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