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2009年08月01日

麻生首相が対抗意識むき出し

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   麻生首相が民主党批判 対抗意識むき出し
         (7月31日配信 産経新聞)
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 「8月を日本を考える1カ月にしてほしい」-。31日夕、衆院選マニフェストを自ら発表した麻生太郎首相は自信たっぷりにこう語った。民主党のスローガン「政権交代」に対抗して打ち出したのは「政策選択」。首相の気概は、自民党への逆風を跳ね返すことができるのか。

 「さあ、いよいよ明日から遊説に出るぞ!」
 記者会見後、首相官邸の執務室に戻った首相は周囲にこう息巻いた。よほど手応えを感じたのだろう。
 記者会見は、周到な準備をうかがわせた。首相はプロンプター(原稿映写機)を使ってテレビカメラの先の有権者に語りかけるように演説し、決して感情的になることはなかった。

 「景気回復後、消費税率の引き上げを含む抜本的な税制改革をお願いする。必要なら国民に耳の痛いことも言うのが政治の責任だ」
 首相は消費税の「税率引き上げ」に言及し、返す刀で民主党を切り捨てた。

 「民主党は子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円…。けた違いのバラマキ政策だ。まったくの夢物語に見える」

 これに対し、民主党の鳩山由紀夫は「夢は大事だ。『夢物語』を現実にするのが民主党政権だ」と反論したが、消費税論議を4年間封印した張本人だけに歯切れは悪い。
 首相は民主党の安全保障政策の「危うさ」も盛んに指摘。「安全保障の根幹がフラフラしている政党に日本の安全を守ることはできない」と断じた。

 今後1カ月の選挙戦で「責任政党」vs「無責任政党」のイメージを浸透させる。そんな首相の戦略が透けて見える。
 だが、首相はかつてのように自身と鳩山由紀夫民主党代表のどちらが政権のトップにふさわしいかを訴えることはなかった。逆風の原因の多くを自ら作り出したことへの「自責の念」の表れともいえよう。

 一方、首相は集団的自衛権行使に関する憲法解釈変更を明記する意向を示していたが、最終的に「弾道ミサイル防衛で連携する米国艦船の防護などが可能となるよう必要な安全保障上の手当てを行う」という中途半端な表記になった。「党是」である憲法改正の項目もずいぶん後段に追いやられた。

 首相は「われわれは保守政党だ」と重ねて表明したが、そう胸を張れる自民党議員がどれほどいるのだろうか。旧来の自民党支持勢力の「自民離れ」が加速しているのは、この辺りに理由があるのではないか。(榊原智)



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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:00│Comments(0)
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