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2009年08月22日

元「刺客」に逆風・1

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   小泉なきチルドレン、元「刺客」に逆風・1
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 「自民党は今、大変な逆風。私たち若手は党内を立て直そうと戦っています」

 20日午後、東京都世田谷区の駒沢大学前。佐藤ゆかりがかれた声を張り上げた。

 応援の参院議員・山本一太から「小泉チルドレンの中でピカイチ」と持ち上げられたが、自身の演説では小泉改革には触れなかった。

 「小泉改革をやり玉にあげる民主のペースに乗せられたくないから」。陣営幹部は理由をそう話す。

 4年前の郵政選挙で消費者相・野田聖子への「刺客」として岐阜1区に出馬した佐藤は比例復活で初当選。昨年2月、東京5区への「国替え」が決まった。

 「5区で私は新人」。佐藤のその言葉を陣営幹部も痛感する出来事が17日の決起大会であった。

 佐藤が「師」と仰ぐ元首相の小泉が応援に駆けつけ、その演説に聴衆が沸いた後。多くの人が佐藤に対し、珍しそうにケータイのカメラを向けた。「初めてじかに佐藤を見た、という人も多かったようだ」と陣営幹部。

 佐藤は翌日、演説や集会中心だった活動を、狭い路地まで入り込む「どぶ板」に切り替えた。
 「(格差という)ひずみが生じたのは改革を途中でやめたから」。取材にそう語る佐藤だが、演説ではそれを封印し、どぶ板を踏む。

 民主の手塚仁雄は駅立ちで攻める。19日は世田谷区の等々力駅前でひたすらビラを配り、頭を下げた。

 手塚は18日の演説で「(敗れた)前回衆院選は小泉元首相と戦っている気がした」と語った。

 しかし、他の民主候補が指摘する「小泉改革による格差拡大」に演説で触れることはない。「今更、自民の過去の政治を批判しても仕方ない。

 民主が与党になり何をするのかを知ってもらうことに意味がある」。4年前とは立場がすっかり逆転している。

(敬称略)(8月22日(土)読売新聞)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 22:30│Comments(0)
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