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2009年08月29日

「負けたら腹を切る」…

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   「負けたら腹を切る」…和歌山3区
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 和歌山3区では、9選を目指す自民党の二階俊博・経済産業相(70)が民主党の新人・玉置公良氏(54)に大苦戦している。

 大型公共工事の実績を背景に「二階王国」を築いたが、西松建設による巨額献金事件や公共事業費の激減が直撃。「負ければ腹を切る」と背水の陣で臨む。

 26日に田辺市内で行われた個人演説会。日焼けした顔色とは裏腹に、二階氏の表情は悲壮感に満ちていた。

 「もし万一のことがあれば、みなさまの顔はどうなるんですか。言い訳はきかない。腹を切る以外に方法はありません」。1000人を超える支持者を前に、命がけの戦いを示した。

 これまでの選挙戦は、ほとんどを他候補の応援に費やし、本人不在でも圧勝してきたが、今回は勝手が違う。

 「地方に高速道路はいらないと言われ、黙ってていいのか? もう(和歌山を)陸の孤島とは呼ばせない」と訴えた18日の公示日以降、スニーカーを履いての街頭演説や練り歩きなど、どぶ板戦に徹している。

 西松建設による巨額献金事件が影を落としていることはもちろんだが、苦戦の大きな原因は、公共事業費の削減と相次ぐ建設業者の倒産だ。

 「不必要な工事が多かった。そろそろ国全体を考えないと」と、ある建設会社の社長は「二階離れ」を示唆した。

 もちろん保守派も根強い。「高速道路がなかったら、どこにも行けんし、産業も成り立たん。新人ではダメ」と女性支持者(66)は「二階バイパス」と呼ばれる那智勝浦道路の建設など、業績を手放しで称賛する。

 それだけに選対本部長を務める下川俊樹県議(65)は「今までが楽勝すぎた。今回は本当の選挙らしくなってきた」と勝利を信じる。

 一方、民主党新人で元県議の玉置氏は「変えなアカン!」をスローガンに、主に徒歩や自転車で訴えかけ、すでに選挙区内を5巡した。

 「相手候補(二階氏)は上から下に圧力をかける今の日本の縮図。日本の政治を変えるために、絶対勝たないと。ガタガタになった地場産業も立て直したい」と意気込む。

 “二階王国”の存続は、30日に結果が出る。
 ◆和歌山3区(御坊市、田辺市、新宮市など)(08月29日 / 提供:スポーツ報知)
▽立候補者
 湊 侑子(26)幸福新、玉置 公良(54)民主新、二階 俊博(70)自民前



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Posted by おだっちの菜の花油 at 10:38│Comments(0)
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