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2009年09月16日

官僚も対策始動

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   [新内閣]官僚も対策始動
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 鳩山内閣発足の16日、ようやく新閣僚の顔ぶれがはっきりし、各省庁は慌ただしく経歴を調べるなど「大臣対策」を練り始めた。想定していなかった議員の就任に戸惑う官僚の姿もあった。

 新大臣に民主党の川端達夫副代表が内定した文部科学省。「いったいどんな政策を掲げている人なのか」。ある課では職員が朝から一斉にパソコンで川端氏について検索した。

 幹部の一人は「阪神タイガースのファンと分かったくらいだ」と苦笑いし、「副大臣や政務官も含めた『チーム』の全容が見えてこないと何とも言えない」と語った。

 防衛相に内定したのは民主党参院議員の北沢俊美副代表。省内では参院外交防衛委員会の委員長として、防衛汚職問題などを取り仕切った議員として知られる。

 制服組幹部は「民主党としての安全保障の方針を明確に言われていないので、新大臣がどういう発言をされるのか聞いてみないと分からないが、待ったなしの仕事をしているので、止めないようにしてもらえばいいだけ」とさめた受け止め。ただ「『防衛大綱って何?』なんて言われたら大変なことになるので、まったくの素人でないのはよかった」とも付け加えた。

 同じく参院議員の千葉景子党総務委員長の起用が内定した法務省の幹部は「弁護士出身で法務委員会での付き合いも長い。法務行政の課題にも精通しているから、無理な注文はないだろう」とひと安心の表情。逆に「安定飛行ではマスコミに登場する機会は少ないかも」と苦笑した。

 高速道路無料化、八ッ場(やんば)ダム(群馬県)建設の中止など、自民党政権下の政策の大転換を迫られる国土交通省。新大臣に就任する前原誠司・民主党副代表についてある幹部は「衆院国土交通委員会で旧道路公団問題を質問されるなど国交省の所管分野に明るい」と持ち上げつつ、「ご指示は厳しいものになるかもしれない」とこぼした。

 年金記録問題追及の先頭に立ってきた長妻昭党政調会長代理は厚生労働相として入閣する。「本当ですか。対応はこれから考える。コメントはできないな」と、記録問題の処理に忙殺される社会保険庁幹部の一人は言葉少なだった。

 だが、別の省幹部は「先生は官僚の情報隠しや情報操作を批判してきたが、上司になれば何でも答える。子ども手当など民主党の政策は厚労省が本来やりたかったものにも近く、期待する部分も大きい」と話した。

 環境相には、小沢鋭仁(さきひと)党国民運動委員長が起用される。環境省幹部は「衆院環境委員長経験者で、鳩山代表に近いという話も聞く。新政権が、環境政策を重視していることの表れではないか」と話した。(2009年09月16日 / 提供:毎日新聞)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 18:36│Comments(0)
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