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2009年09月23日

鳩山さん出席に高まるコール 

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   [16年夏季五輪]
   鳩山さん出席に高まるコール IOC総会

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 16年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が10月2日に迫っている。立候補している東京都は、デンマーク・コペンハーゲンで開かれる総会のプレゼンテーションに、鳩山由紀夫首相の出席が実現するか気をもんでいる。ライバル都市は国家首脳やスポーツ界の大物たちが出席すると発表。歓迎ムードで差をつけられることへの危機感が強まり、石原慎太郎知事から首相へのラブコールも熱を帯びている。

 「ぜひ、ぜひ、ぜひ、コペンハーゲンに来てもらいたい」。17日の記者会見で、石原知事は、首相出席への強い期待を表明した。

 都庁でこの日開かれたIOC総会への出陣式では、司会者が読み上げる鳩山首相のメッセージに、都幹部は神経をとがらせた。

 「私も招致の実現に力をつくしたい。共に頑張りましょう」。前向きな姿勢とも受け取れるが、都幹部は「可否がはっきりしない限り、やきもきした空気は収まらない」と首を横に振る。

 8月の衆院選で自民党候補を応援した街頭演説では、鳩山首相の「故人献金問題」を批判した石原知事。最近は一転、プラス評価にシフトしている。鳩山首相が温室効果ガスの大幅削減を表明した4日後の記者会見では「思い切った発言」とこれを支持。

 「そういうことを主唱した新総理が、コペンハーゲンに行ってもらえたら、非常に強い印象になる」と語った。「環境重視」は東京の五輪開催計画の柱の一つ。鳩山首相を「環境五輪」の顔にしようとの思惑がにじむ。

 IOC総会出席を鳩山首相に要請する狙いは、「国を挙げての歓迎」アピールにある。今回の招致競争は大差のない激戦とされ、招致の「看板」でライバル都市に差をつけられたくはない、というのが招致関係者の思いだ。

 ハードルは、まず多忙な日程。訪米中の鳩山首相が帰国するのは26日。総会当日はコペンハーゲン行きの障害になるような外遊予定はないが、都幹部は楽観していない。「多忙な日程をやりくりしてコペンハーゲンに来てもらえるかどうかは、結局のところ政権にとってプラスかマイナスかの政治判断だろう」

 石原知事は、皇太子ご夫妻の出席も政府に要請している。政府は都に回答をしていないが、皇太子さまは全国育樹祭などの行事で長崎県を10月3日に訪問する予定で、招致関係者は「総会への出席は不可能」とみている。【江畑佳明】
(2009年09月23日10時11分 / 提供:毎日新聞)


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Posted by おだっちの菜の花油 at 13:50│Comments(0)
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