2009年12月23日
コメ定額補償1万5000円
コメ定額補償1万5000円
農林水産省は22日、平成22年度から実施するコメ農家への戸別所得補償制度について、コメの販売価格にかかわらず一律で支払われる経営支援の定額補償額を10アール当たり1万5000円とすることを決めた。
制度実施の関連予算5618億円が農水省の概算要求通り来年度予算案に満額計上されることが決まり、補償額など制度の詳細を正式決定した。
所得補償制度は、政府が定めたコメの生産数量目標に参加するすべての農家が対象。米価の下落で、コメの販売価格と生産費の差額を定額補償分で補いきれない場合は、その赤字も変動補償分として支払う。
また、所得補償とセットで実施する麦や大豆などコメの転作作物への助成事業では、作物によって現行の「産地確立交付金制度」の助成水準を下回らないように、総額310億円の激変緩和措置を講じて、作物ごとに設定した助成額を地域の判断で上積みできるようにした。
一方、藤井裕久財務相と赤松広隆農水相は同日、所得補償の財源手当てとして、土地改良事業費の概算要求額4889億円を、民主党の重点要望通り半減することで合意した。
(2009年12月23日(水)産経新聞)
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農林水産省は22日、平成22年度から実施するコメ農家への戸別所得補償制度について、コメの販売価格にかかわらず一律で支払われる経営支援の定額補償額を10アール当たり1万5000円とすることを決めた。
制度実施の関連予算5618億円が農水省の概算要求通り来年度予算案に満額計上されることが決まり、補償額など制度の詳細を正式決定した。
所得補償制度は、政府が定めたコメの生産数量目標に参加するすべての農家が対象。米価の下落で、コメの販売価格と生産費の差額を定額補償分で補いきれない場合は、その赤字も変動補償分として支払う。
また、所得補償とセットで実施する麦や大豆などコメの転作作物への助成事業では、作物によって現行の「産地確立交付金制度」の助成水準を下回らないように、総額310億円の激変緩和措置を講じて、作物ごとに設定した助成額を地域の判断で上積みできるようにした。
一方、藤井裕久財務相と赤松広隆農水相は同日、所得補償の財源手当てとして、土地改良事業費の概算要求額4889億円を、民主党の重点要望通り半減することで合意した。
(2009年12月23日(水)産経新聞)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 15:24│Comments(0)
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