2010年04月13日
永久追放だけじゃない!
亀田父永久追放だけじゃない!会場観戦もNGのワケ
もう息子たちの試合の観戦さえできなくなる?亀田史郎氏 息子の試合は、もう一生観戦できない? プロボクサー亀田3兄弟の父、史郎氏(44)がボクシング界から永久追放されることが確実となった。
3月27日に行われたWBC世界フライ級王座統一戦で興毅が敗れ、王座から陥落した試合後、史郎氏は判定結果に不満を爆発。JBC(日本ボクシングコミッション)の安河内剛事務局長に対し、「オレを怒らしたらどうなるか覚えとけよ。おまえのクビとったるぞ」と暴言を吐き、試合に不正工作があったかのような主張をした。これに対し、東日本ボクシング協会は12日、日本ボクシングコミッション(JBC)は13日に、史郎氏に対する処分を発表するが、除名、追放の厳罰は免れない。
試合の裁定に直接関与するレフェリーやジャッジでもない安河内事務局長への暴言は腑に落ちない部分もある。ある関係者は「ライセンス停止を解除しなかったことへの逆恨みでは」と語る。
2007年10月の内藤大助vs亀田大毅のWBC世界フライ級タイトル戦での反則指示騒動でセコンドライセンスを無期限停止された史郎氏は、署名活動をするなど強く解除を求めていた。
これを受けた東日本協会は、3月15日にJBCに対して解除の要望書を提出。27日の試合までに復帰が間に合う可能性もあったのだが、これを跳ね返したのが安河内事務局長だった。
「再発防止の具体案に欠け、誰が保証するのかという点でも納得いくものではなかった」(安河内事務局長)
さらに試合の数日前、亀田の支援者とみられる人物から多数の関係者に大量のファクスが送付されたという。その内容は安河内事務局長を誹謗中傷する内容だった。つまり、試合前から亀田側の安河内事務局長への嫌悪感は見て取れていた。
もはや議論は興毅、大毅、和毅3兄弟の移籍を見据えた処遇に進んでいる。再発防止策として、今後は史郎氏のボクシング会場への出入りも禁止される方向。主催者とJBC、会場の3者が一致すれば、たとえチケット購入しても入場を制限することができるというもの。3兄弟が試合をしても史郎氏はセコンドどころか、観戦も不可能ということになる。
さらにはWBCとの協調で海外試合でも同様な措置を取る動きがある。亀田ジムに残された道は、3兄弟を他のジムに預けるか、IBF(国際ボクシング連盟)など日本で認可されていない団体の王座を目指して海外活動するかに限られる。
史郎氏は12日にメキシコでWBCの事情聴取を受ける予定だが、永久追放を回避することは困難な状況。前代未聞のトラブルメーカーが、ボクシング界から姿を消す。
(2010年04月12日 / 提供:ZAKZAK 夕刊フジ)
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Posted by おだっちの菜の花油 at 09:41│Comments(0)
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